僕がやたらと勧めたので友人はムスタングの購入を真剣に検討しているようです。なんでも程度が良い70年代のお値打ち品を見つけたらしいんです♪ ただそのムスタングにはハードケースが付いていないようで、ボロのギグバッグが輸送用に付いているだけみたいです。「ハードケースなんか後で買えばイイじゃん!」って言ったんですが、、、 確かにムスタング専用ケースって市販品とかが出てないですからネ~ フェンダー純正で25,000円前後だったような、、、 ストラト用だと1万円も出せば普及品がありますから、ちょっと割高ですね! せっかくヴィンテージがお値打ちに買えてもHケースが高くちゃネ~ 僕は若い頃78年のムスタングを会社の後輩から安く譲ってもらったことがあって、純正のHケース付きだったから知ってるんですが、ムスタングのハードケースってストラトのケースよりスリムで可愛いんですよね♪ご存知のようにムスタングはショートスケールだからストラトよりネックが短いんですが、意外にブリッジからエンドピンまでの長さがあるから全体の寸法はストラトと差ほど違わないんです。しかしボディ幅がストラトよりスリムだからHケースも見た目スマートな感じなんです。
これ↑は僕のムスタング 77年モデル。
フェンダー・ジャパン Crafted、、のS0シリアルですからダイナ楽器製の固体(2006-2008年)ですネ♪ ジャパン製69年モデル(MG69)はボディ材がバスウッド、65年モデル(MG65)はポプラが使われているので比較的に軽い固体が多いんですが、僕のMG77(77年)はアッシュなので69や65と比べると重い固体が多いんです。僕のムスタングは3.2kgなので77年モデルとしてはかなり軽い方なんです。ビンテージの70年代モデルだと4.5kgなんて~ものもありますからネ~ ムスタングを買うならビンテージの65年をおススメしますが結構お値段しますから、、ネ♪ 僕は若い頃からムスタング好きなんですが特にビンテージへのコダワリは無いんです。それに好きなのは65年モデルじゃなくて77とか78なんです。なぜか? 普通は「ムスタング=チャーさん」だから65年!となりますよね~ 勿論、僕もチャーさんドンズバ世代なのでホワイトにべっ甲の65も大好きですよ~ でも、それ以上に若い頃のモト冬樹さんが大好きなんです。そう、あのビジー・フォーの冬樹さんネ! それも「いそがしバンド」時代からのファンなんです。
忙しい4人になるように、、って意味でビジー・フォーという名前になったんです♪ で、僕が高校生の頃、冬樹さんが愛用してたのが70年代のムスタング(ナチュラルにブラック・ピックガード)のヤツだったんです。お兄さんのエド山口さんも当時ナチュラルのムスタングでお笑い番組に出られてました♪ エドさんが63年のモズライトを番組内で使うようになったのは確か80年代に入ってからだったと思います。
少し話が脱線しましたが、実は僕のムスタングのハードケースはストラト用の型抜きタイプなんです。長方形の木製タイプはデカいし重いし、、、なのでSKBの樹脂製に入れてるんです。軽いんですよ~ 勿論、ストラト用の型抜きタイプなので、そのままだとムスタングは入らないんです。
やり方は超カンタン! バイク・シートのあんこ抜きと同じ要領ですよ~
ネックプレートが収まる部分のモフモフ(下側)にカッターで切れ込みを入れるんです。このSKBの落とし込み(型抜き)ケースは発砲スチロールで形を作ってあるので、指でカンタンにホジホジ出来ちゃうんです♪ 多分、3分もかからないと思います。で、ムスタングを問題なく収納出来るまでに「あんこ抜き」したら、切り口の裏地にアロンアルファ(瞬着)を塗り塗りして元の位置まで戻すだけ! 勿論、この作業後ストラトを入れてもボディがガタつくことはありません。つまり、ストラトとムスタングの両方が収納できるハードケースに生まれ変わるんです♪
僕の友人のようにもしHケースが購入のネックになっている方は一度お試しあれ! でも冷静に考えれば、Hケースの有無に関係なくギター本体が気に入ったんなら迷わず買った方が、、、って僕は思うんですが。。。 だってビンテージはホント一期一会の世界ですからネ~ 僕のジャパンMG77だって69や65より生産数が少ないから自分にとってのドンズバな「軽さと木目」の固体に出逢うまでにはかなりかかりましたからネ~♪
それにビンテージなら多分買った値段より安くなることは少ないと思いますから、「取り敢えず買い!」でもイイと思うんです。僕は今までビンテージを買ったり売ったりやって来ましたが、ビンテージギターで損したことは一度も無いですよ♪
★前回の記事↑ピックアップの位相について(フェイズ・サウンド)
★中古ギターのフレット減りのお話↓(2019年7月2日投稿記事)
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