「寺内タケシのビートビートビート4レコーディング機材」タグアーカイブ

スクワイアー・ジャガー70年代仕様ブロックポジション★ミュート装置取付~Squier Jaguarオーバードライブ改造

先日Youtubeでお話した通り自分のモノとしてジャガーを手にしたのは約30年ぶり! 若い頃 モズライトのサブギターとして使っていたのはジャズマスターの方でしたが、、
ご存じのようにジャズマスターはストラトと同じ324のフルスケール、見た目は似ていますがジャガーは305のショートスケール、小ぶりなボディのムスタングと同じなんです。
そのジャガー、ボディサイズはストラトより大きいので重量もそれなりに重いんですよ~♪
ストラトで3.8kgというと結構重い個体になりますが、ジャガーでは標準的な重さなんです。ビンテージでは4kgオーバーなんていう個体も結構あるんです。ボディにバスウッドを使ったジャパンなら3.5kg前後の個体も結構ありますね。ジャガーのルックスは好きなんだけど音がジャキジャキし過ぎてどうも、、、という方にはボディ材にバスウッドを使ったジャパン製がイイかもしれませんネ♪ あとはボリュームポットをストラトと同じ250kΩに交換するのもありですね。
※ジャガー:1Mオーム / レスポール:500kΩ / ストラト:250kΩ
今回のジャガーには数字が刻印されたハットタイプを載せました。若い頃からこのタイプのノブが好きなんです。見た目のレトロ感も勿論なんですが小指を引っ掛けてバイオリン奏法がやり易いんですよ~♪ ポットは標準の1MΩと同じなんですが、コストを抑えるためかあまり良いパーツが使われていなかったので、堅牢なモノに交換しました。TONEのコンデンサーはそのまま使いました。※数十円で買えるようなマイラコンデンサーです。
ルックスが可愛いからオレンジドロップを好まれる方も多いと思いますが、オレンジドロップは結構ギターとの相性が重要なんですよね~ ピックアップによってはモコモコし過ぎちゃうんですよ~ オイルコンデンサーは個体によってはイイ感じのゴリゴリ感が出せるものもあるので好きですね♪
標準ではフロントPUP用コントロール↑になっていますが、中の配線とボリュームポットは全て取り外しました。
①フロント、フロント+リア で働くプリセットトーンON-OFF
※リアPUP単体では働きません。
②パッシブ(電池不要)オーバードライブON-OFF
※単純なクリッパー回路ですがダイオードの種類や組み合わせによってかなりオイシイ歪みが得られるんですよ~♪
③取り敢えずスイッチはつけてありますが、まだ何にするか検討中で配線はしてありません。
①と②の各PUPスイッチはそのままですが、中の配線は全て交換しました。
③はローカットスイッチなんですが回路は少し変更しました。
標準より少しキツめにかかるようにしてあります。
ほとんどハイパスと同じような効き方です。ブルースドライバーBD-2やOD-3を使うことが多いので普段はOFFで使うことになるでしょうね~ ボリュームを下げて歪みをコントロールする場合ローカットは邪魔になっちゃいますから♪
ライブなんかでギターの本数が多い場合、ボリュームを下げ気味にしてローカットONで裏方に回るなんていう使い方には向いているんですよ~ 他のギターにも同回路を載せているんですが結構重宝してます。基本的にはハイパス配線と同じようなものなんですが、抵抗の組み合わせ方次第でかなり使えるようになるんですよ~ ※コンデンサーに対してパラレルとシリースの組み合わせ
使わないんですが、レトロ感のあるルックスが好きで取り付けたミュート装置。ブリッジぎりぎりで弾くことも結構あるので、演奏中にチルトUPしないよう完全にネジで固定してあります。ミュート用のフェルトは演奏の邪魔になるので貼ってありません。黒いのは単なる薄いクロステープです。
若い頃からヘッドのスクワイアー(Squier)ロゴは大好きなんですが、今回も自分のオリジナルモデルに貼っているロゴに貼り替える予定です。いつもウォータースライドシール↓でやってます。
ウォータースライドシールはプラモデルのデカールに使われている水に浸して貼るヤツです。
ということで今回のジャガーはこんな感じです♪
僕の個体は4kg近くあるのでストラトと比べるとかなり重いんですが、ジャガーとかジャズマスターってボディがストラトより大きいのでストラップでぶら下げた時、意外に重く感じないんですよ~ ギターってやっぱバランスなんでしょうね~




BOSS IR-2 /ギターアンプ&キャビネットシミュレーター
・・・2023年12月12日投稿記事
※コイツもしばらくは入手困難になるでしょうね~