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ヤマハFG-110赤ラベルのペグ交換★グローバー・ロック式 GROVER502G

FG-110赤ラベル、細かく調整してきましたが、やはりペグは交換の必要ありと判断しました。レトロなオリジナルのルックスは大好きなんですが、やはり実戦ギターとして今後使っていきたいので、この110には「道具としてまだまだ頑張ってくれ!」という気持ちをこめて、、、グローバーに交換することにしました♪
同じようなルックスの新しいペグがないこともないんですが、今までの経験からやはりグローバーのロトマチックが一番信頼できるので、、 今回手持ちのギターから移植することにしました♪ 使うペグはグローバーの502G、このペグはスタンダードな102のロック式のヤツなんです。みなさんご存知かとは思いますがロック式はシャフトへの余巻きの必要がないので安定したチューニングが得られるんです♪ただちょっとだけ重いんですが、、
まずはペグをヘッドから外しブッシュをプレスで外します。ドライバーなんかを当ててハンマーでブッシュを外す方もおられますが、ビンテージギターはネック材もかなり乾燥していますので、強い衝撃でヘッドの付き板やペグ穴周辺が欠けることが多いのでプレスで抜くことをおすすめしますね~ 今回プレスでやったにもかかわらず一部欠けてしまいました。
こんな感じ↑でバッチリ外せました。【ワンポイント】新しいペグに交換する際、少しでもビンテージ感を残したいという気持ちは解るんですが、出来れば古いビスは使わない方がイイですよ~ 70年代の国産ギターに使ってある小さなビスは外す時問題なくても再締め込みで折れちゃうことが多いんです。ある程度締め込んでから折れるとホント厄介ですからご注意下さい!
いよいよグローバーの取り付けですが、勿論そのままではムリなのでペグ穴をリーマーで拡張します。電ドルを使えば早いんですが、今回は慎重に手回しでやりました♪ といっても5、6回してヤスリで軽く仕上げるだけですから大した時間はかかりませんでした。
こんな感じ↑になりました♪ 見た目は普通の102とほとんど同じなんですが丸い部分にギザがついていてコイツを右に回していくとシャフトの下からピンが出てきて弦を締め付けるという構造なんです。そんなにガッチリ回さなくても弦はしっかりロックされるのでホント便利ですよ~ 弦交換の時間がめちゃ短縮できるんです♪ ロック後は弦先をシャフトぎりぎりに切っても問題ないのでケガ対策にもなるんです。【ワンポイント】GOTOH(ゴトー)のマグナムロックも同じ弦をロックするシステムなんですが、マグナムロックは弦を張っていくと自動的にロックされるんです。外す場合はシャフトのスリットにドライバーなんか入れて緩めるんです。僕はどちらのタイプも使ったことがあるんですが、正直グローバーの手動締め込みの方がイイと思います。マグナムロックは巻き始めの時、弦をしっかり持っていないといけないことと、巻き始めで多少たわみが出ることがあるので結構気を遣うんです。※あくまでも個人的な意見です。
かなり精悍なルックスになりましたが、やはりビンテージ感が多少犠牲になっちゃいました♪ そこはやはり実戦ギターと割り切って、、、 交換後のサウンドについてはYoutubeチャンネルでご説明してますからよかったら覗いてみてネ♪ 


—– 1972 YAMAHA FG-110 —–

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ペグ交換:グローバーとクルーソン