ノーキーエドワーズ | 人生をモディファイ

| KORG PANDORA STOMP |
毎度お馴染みのパンドラ・ストンプ♪　BOSS（ボス）のSD-1と並べてみると少し小ぶりなんですが、実はパンドラの方が少し重いんです♪ SD-1 約400g / STOMP 約500g 、実際に持ってみてもストンプは手にズシッとくる感じです。この位のサイズで100g差があると結構違いが判りますね～
少し前にもSTOMPについてはお話しましたが、宅録や演奏動画撮影ではかなり重宝してます。★ギターアンプの手前につない普通のでエフェクターとして使う場合は。。。これに関しては賛否両論です♪　※個人的にはライン以外ではあまり使いませんが、Pignose（ピグノーズ）7-100R との相性はかなり良いと思います♪
そんなパンドラ・ストンプ、今日はお腹の中を少し覗いてみましょう！　裏蓋はBOSSのコンパクトと違ってプラスチックの板。上下のみにラバーが貼られています。せっかく全体的にしっかり作られているのに、隠れた部分は手抜き（コストダウン？）って感じがザンネンです。裏面の赤い部分、落として割れるなんてことはないとは思いますが、硬いものなんかに「ガツン！」と当たれば、おそらくパキッ！といくでしょう。
で、肝心の基板 ↓ ですが、やはりもろデジタルなのでSD-1のようなアナログ感はみじんもありません。しかし、何だかんだ言ってもさすがは一流メーカーですから丁寧な仕事がしてありますね～♪　でもボスならこの基板の上には必ず1枚載せるでしょうネ♪　まぁ～BOSSのような鉄板ではなくプラの蓋ですから絶縁の必要はありませんが。。。
裏面には少し目をつむったところで、いよいよトップパネル！　やっぱ好きですね～このルックス！　一般的にマルチエフェクターはスイッチだらけで。。。そのスイッチ類もいろんな役割が割り振られているので憶えるだけでも。。。　年と共に複雑な設定が必要な機材はホント嫌いになりましたね～　カンタンに言えばジジイになったということです♪
そんな僕でもこのパンドラに関してはマニュアルは一切必要ありませんでした。リズムマシンもRHYTHMボタンを押すだけ、右下のジョグダイヤルを回せばリズムパターンを変えられるんです。パッチ設定して登録したエフェクト内容も頻繁につかうヤツは A-Dの4つに登録しておけるので、必要な時にスイッチONするだけなんです。僕が普段Youtubeチャンネル内で演奏している音はこの4つの中のどれかなんです♪ リズムはほとんど 065番のSURFでTEMPは150です。ベンチャーズやる時はいつもコレです♪
電源はボスと同じで9V電池（006P）かACアダプターなんですが、このパンドラはUSBも使えるんです。勿論、このUSB端子は電源供給のためだけではなくPCを使って細かく設定することも出来るんです。っていうか、そっちがメインのUSBソケットですね～♪　試しにPCでやったこともあるんですが、僕は本体操作での設定で十分だと思いました。　ただ工場でプリセットされている200種類のサンプルは。。。個人的にはイマイチかな～と思いました。このパンドラ、プリセットが200でユーザー登録が200、つまり合わせて400種類のサウンドがストックできるんです。カンタンな設定方法は、自分の好みに近いプリセットサウンドを呼び出して、それEDIT（エディット）しユーザー登録すればOKなんです。それが200種類作れるということなんです。で、先ほどご説明したA～Dのスイッチに登録しておけば毎回ジョグダイヤルを回して探さなくても一発で呼び出せちゃうんです♪　つまりA-Dのスイッチは、人によって例えば Aがエディット No2、BがNo100、CがNo35、DがNo5 とかね。。。
それとAUX INもありますからMP3なんかの外部音源もつなげれるんです。UTILTY（ユーティリティー）設定でピッチ調整もカンタンに出来ますから超ベンリですよ！ 僕はマイク用プリアンプOUTをつないでボーカルエフェクターとしても使ってます。TVでよくやってる顔にモザイクを掛けて超低音・超高音でしゃべる証言VTRサウンドも簡単に作れちゃうんです♪
エフェクターとしてのOUT PUT 以外にHEADPHONE- OUTも搭載されているので、ヘッドフォンをつないで夜間練習なんかもコレひとつで出来るんです♪
ザンネンながらこのPANDORA STOMP も今ではPANDORA MINIと同じ様に入手困難になってしまいました。たぶん、生産終了だと思います。高値で売っているショップさんも多いです。2年前なら1万円以下で買えたんですが。。。