僕は30年以上ギターいじりをやってますが、近年は有名メーカーのパーツもネットでかなりお値打ちに手に入るようになって来たのでホントありがたいですね~♪ そんなギターパーツ、安く手に入るものには単純に「コピー品」と「アウトレット品」がありますよネ。コピー・パーツといえばやっぱ「中華パーツ」がすぐに思い浮かぶんじゃないですか? 十数年前の中華パーツはホントひどいモノが多かったんですが、近年は本家を凌駕するレベルの作りのパーツも結構出回っているんです。しかしコピーはコピーでホンモノではありませんからネ。しかしアウトレット品の場合はいろんな理由があって安くなっているだけで「本物」ですから、細かいコトを気にしないならゼッタイ買い!ですよね。例えば「箱がちょっとつぶれてる」、「パッケージが無い」、「ちょいキズ品」とか、、、 アウトレットになる理由はいろいろありますよね。 そもそも「アウトレット」とは「出口」とか「はけ口」という意味で、何らかの理由があって正規品として店頭販売できない商品を「払い出す」 という意味なんです。つまりよく聞く「アウトレット・モール」って~のは、そんなアウトレット品を売っているお店がいっぱい集まっている場所のコトなんです。「そんなコトは知っとるわ!」って言われちゃいそうですが、たまに質問されることがあるんですよ~
ギター改造まではしない人でも、リプレイスメント・パーツといえば「ペグ」がアタマに浮かぶんじゃないですか? ペグ交換はギター・メンテナンスの中でも比較的簡単な作業ですよね~ しかしそれは、あくまでも最初に搭載されていたペグと全く同じモデルに交換する場合の話ですよ。例えば写真↑のグローバー102を同じ102に交換するとか。。。 厳密にはこの102にもいろんなモノがあるんですが今回は割愛します。
この102にもやはりコピー品が存在するんですが、勿論 GROVERの刻印は入ってないですよ。昔と違いグローバーもかなり安く買えるので出来るなら「本物」をおススメしますネ♪ コピー品の場合は裏側のヘッド固定ネジの「穴位置」が微妙にズレているモノが多いんです。そんなのは、ちょっとしたコトのように思われるかもしれませんが、この102系のペグはご存知の様にレスポール・タイプのギターに使われますよね!
つまり「マホガニー」で出来たネック/ヘッドのギターなんです。ストラトのように硬いメイプルで出来たネック(ヘッド)なら、もし穴位置がズレていた場合、材料の硬さが判っているわけですから、元穴を爪楊枝なんかで埋めて新たに穴を開け直すことをしますよね。しかしマホガニーの場合はメイプルよりかなり柔らかい材なので多少ネジが斜めになっても締め込めれる場合もあるんです。そう、コレが怖いんですよ~ ネジが斜めに入ると最後の方でパキッ!とマホガニーに亀裂が、、、 こんな感じの内容で今までに何本ものヘッドを修理してあげた経験があるんです。みなさん何とかイケそうだ!って強引にやっちゃうんですよね~ あと柔らかいといわれるマホガニーでも微妙に硬いものもあるのでネジを締める時には慎重にやってください。この場合、メイプルよりパキッ!とクラック(ヒビ)が入ることがありますから! 古くなった小ネジは緩める時は大丈夫でも再使用時(締め込み)に折れることが多いので、オリジナルにこだわらないなら出来ればネジは新しいペグに付属されている新しいモノを使った方が間違いないと思います。ヘッドで「ネジ折れ」を起こすと結構大変なんですよ~ ※この場合は折れたネジの周囲を大きく座ぐり、埋め木を施した後、改めてネジ用の下穴をあけることになるんです。※中華パーツに付属されている「小ネジ」はかなり弱いモノが多いので締め込みは丁寧にゆっくりやってください。下穴が微妙に小さい場合は要注意です♪
見た目も作りもしっかりしている↑グローバー・ペグ、お値段がそれなりにしますから中華パーツをチョイスされる方も少なくないんですが、探すと意外にアウトレットものもあるんですよ♪ パッケージの無いヤツとか、、 ※普通はブリスター・パック
近年はコピー・パーツの方が豪華な化粧箱に入ってますよね~ グローバー↑のようなロトマチック・タイプ・ペグはボタン側にトルク調整ネジがあるから好みの締め込み固さに調整できるのがイイんですよね~
ただグローバーは重いんです。つまりヘッドが重くなるんです。ヘッドの重さはダイレクトにサウンドに影響するんですが、「重い方が、、」「軽い方が、、」と人によって賛否あるようです。まぁ、好みってことですね~
僕はネックが太くて重いギターのサウンドが好きなんですが、ストラトのようにクルーソン・ペグが載った軽いギターのサウンドも大好きなんです。なので、ネック材とペグ選びはいつも慎重にやってますね~ ギター本体(ボディ)の重量は年齢と共に「軽い固体」をチョイスするようになって来ました。 肩に優しいヤツね♪
僕の愛用のストラト↑は3.3kg、結構軽い方ですネ♪
そしてコレも愛用の81年グレコ↑、こいつ3.8kgとレスポール・タイプとしては軽い方なんです。
ギターの100g違いって、ぶら下げた時の体感がまったく変わるんですよ~ なのでネットで気に入ったギターと出逢った時は必ずショップさんに本体重量を問い合わせるんです。ルックスはバッチリなんだけど重量が重過ぎて自分の中で却下しているギターがネット上に沢山あるんです。ちょくちょくチェックしてるんですが、やはり重い固体は足が遅いですね~
これ↑は僕のメインギター、1968年製アライ1702Tですが、重量は2.8kgと超軽量♪ ここまで軽くなくてもイイんですが、フェンダーのムスタングでこの重量なら即買うんですがネ~♪
ペグはギターをストラップでぶら下げた時、端っこになるわけですからネック材やボディ材と共に体感重量に大きく影響するんですよ~ 勿論、肝心の安定したチューニングが一番大事ですよ♪市販パーツなら中華パーツの価格とあまり変わらない「SCUD」が良いと思いますネ~ 僕もよく使うんですが、扱ってるペグはGOTOH(ゴトー)ですからシッカリしてますし。。 ただプラスチック・パーツに関しては本家パーツと比べてサイズやネジ穴位置が微妙にズレてることが多いですね! 安く上げるためにカンタンなことは自分でやってみる! 初心者さんでも慣れれば結構楽しいんですよ~ でも、もし木部の元穴が大きくズレている場合、大事なお気に入りギターだったらショップさんに持ち込んだ方が良いでしょうね~ 自分でやって失敗、ネジ折れなんかで座掘り修理なんかになったら間違いなく修理代「万円」ですからネ~
GROVER 502G↑(ロック式)
グローバーじゃなくても国産ペグにはイイやつも沢山ありますから、じっくり探してみるのが良いと思いますよ~
ただロゴ無しだと正直寂しい感じはしますネ~
昔は安物・三流品扱いされた「ゴトー」も今では世界的に認められる有名ブランド「GOTOH」ですからネ~ しかし、ピックアップは好きになれませんネ~ まぁ、これは好みですからネ♪ 全体的にクセが無いんですよ~ 正直無さ過ぎ!かな。。。前回の記事でも書きましたが、ピックアップに関しては廉価な中華ピックアップの性能がかなり良くなって来ているので、最低でも価格に見合ったサウンドで鳴ってほしいですよね~ ※あくまでも主観ですのでご理解ください。
●自分でカンタンにできる塗装のレリック加工
●プリンターがあれば簡単! ヘッドロゴの作り方
●グローバーのペグ穴にクルーソンを取り付ける方法
●ギブソンLPスタンダードやSGのヘッドをC.ショップっぽく!
●ヤマハ・バイオリンギターにグレコVBのコンパネを装着!
●STETSBAR/ステッツバー・トレモロを加工して取り付ける!
●ストラトのアームを自分好みに曲げるカンタンな方法。
●ストラトでいろんな音を出すための配線と隠し技♪
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