エレキ、アコギに関わらずある程度ギターを続けてくると中古やビンテージの存在が気になってきますよね~ 特に中古ギターは新品ならゼッタイ手が出せない予算外の高級ギターがお値打ちにゲットできる場合が多いので魅力ありますよネ♪ 同じ中古ギターと言ってもビンテージの場合は価格的な魅力は、、、ですがね。どこまでが中古?でどこからがビンテージ? 誰が決めてるんでしょうネ~ 微妙な表現にネオビンテージとかジャパンビンテージなんて~呼び方もありますが、あくまでもこれは売り手側が都合良くなるための表現ですから、この表示に惑わされて意味の無い散財を繰り返すことのないように注意してくださいネ♪
魅力的な中古やビンテージをネットで見つけた時、誰もが一番気にするのは「フレットの減り具合」じゃないですか? で、ほとんどの方に共通することは、もしそれが欲しいギターであってもフレットの減りが多い場合は見送るんですよね~ それもショップが勝手に判断した「フレットの残り〇割」という記載情報だけで! 一般的には販売に際してのトラブルを懸念して多少減りを多めに記載することが多いんです。中には逆のパターンで悪徳な商売をするショップもありますが、、、
これ↑は僕が18年愛用している1967年製ギブソンのLG-1。実はこのアコギは渋いルックスに惹かれて「写真」と「説明文」だけでネット購入したモノなんです。しかし送られて来た本体は、、、しっかり極悪ショップに騙されたんです。当時、ショップが表記していたフレットの減りは「通常演奏にはまったく問題なし」でした。しかし実際の減りは誰が見ても9割、つまり残り1割! そう、まともには弾けない状態でした。当時はまだアコギのフレット交換の経験が無かったので正直悩みましたよ~ 「返品不可」でしたから。。。 で、関東で有名なギターショップ「〇ッドマン」さんにリペアをお願いしたんです。当時はスモールギブソンのアコギブームだったこともあってラダーのLG-1としてはかなり高い値段で買ったんです。さらに+リペア費用ですから、最終的にはトータルでXブレーシングのB-25より高いギターになってしまいました。ここまでのお話だとかなり辛い思い出でしょ? 実はまったく逆で、フレット交換・指板調整・握り表面の塗装手直し等を施してもらった僕のLG-1は全くベツモノに変身していたんです。勿論、良い方への変身ネ! そう、ボロボロだった僕のLG-1は元々ポテンシャルの高い個体だったようです♪
これがその 1967年 Gibson LG-1 ↑
そんなわけで今では当時デタラメな商品説明を載せていたショップには感謝していますネ♪(笑)
当時フレット打ち直しとネック全体の調整にかかった金額は5万円ちょい。本体購入金額の約4分の1、この金額を高いととるのか安いととるのかは人それぞれだと思いますが、僕は当時本体が戻って来るまでは正直「5万は痛いな~」って感じでした。しかしあれから18年間このLG-1を使い続けていますし、手持ちアコギの中でメインギターになっているわけですから。。。 今までいろんなアコギを弾いて来ましたが、コイツほど弾き易いアコースティックに出逢ったことないですからネ~ 音量としてはラダーブレーシングですからB-25のXブレーシングのようなボトムは無いんですが、それがかえって「ちょうどいい!」って感じで、PAを使わないようなバーカウンターでの演奏では都合がいいんですよ~
そんなギターの演奏性に大きく影響する「フレット」ですから誰もが中古購入時気にするのは当然のコトですよね! 僕はエレキがメインなので比率でいうと「エレキ6:アコギ4」って感じなんです。現在はライブを頻繁にやっていた若い頃とは違いますから何とも言えないんですが、LG-1は当時フレットを打ち直してからその後交換はやってませんからコスパはかなりイイですね~ 現時点での残りは6割強って感じかな~ さすがに18年の間には押弦による凹みは出て来ましたから2、3度は擦り合わせしましたよ♪
フレットの擦り合わせは「磨きプレート↑」があれば短時間でカンタンに出来ますから1枚は持っておいた方がイイと思いますよ。コイツが無いとマスキングテープを貼ってやるしかないですし、磨きの途中でテープのフチがめくれてきちゃうから気を遣う作業になって時間がかかっちゃうんですよ~ おススメです♪
今日は何が言いたいのか!?
中古ギター探しで「フレットの減り」ばかり気にしていませんか?ってことなんです。フレットの残りが少ないということだけで「名器」かもしれない固体を逃してはいないか? もしあなたが「フレットさえしっかり残ってれば買うんだけどな~」っていう固体に出逢ったら、僕はゼッタイ買った方がいいと思いますよ~ そうフレットは打ち直せばいいだけですからネ♪ それにもしリペアもやっているショップなら「買うから安くリフレットして!」って頼んでみればいいじゃないですか~ 案外安くやってくれるかもしれませんよ! 以前、知り合いのショップ関係者から聞いたことがあるんですが、中古ギターの問い合わせで「フレットの減り」に関して訊いてくる人は多いんだけど「フレット交換したら、、、」と言ってくる人はほとんどいないようです。実にもったいない話ですね~ もしフレットを交換してもらう予算が無いなら、、、「自分でやればイイんですよ~」
フレット交換って意外に難しい作業じゃないんですよ♪ ただ面倒なだけ! 普通にプラモデルを作れる人なら大丈夫だと思いますネ~ 「暖めて引っこ抜く!」「優しく丁寧に打ち込む」「エッジカットとヤスリ磨き」、、まぁ~こんな感じです。僕はレザークラフト用のハンドプレス↓を使います。(ベルメックス)
ただ自分でフレット打ち直しする場合は多少のリスクもありますから自己責任になっちゃうんですが。。。 そう、ネックの状態にもよるんですがフレットを抜く(打ち込む)と同時にクラックが入る場合もあるんですよ~ だから僕は知り合いのギターであってもやらないんです。そこはやはりプロのリペアマンさんに頼んだ方が、、、♪
ということで、もし「これは!」っていうギターに出逢ったら、フレットに減りがあっても「打ち直すだけ!」って割り切って考えればいいんじゃないか~ 僕はそう思います。ギターとの出逢いも「一期一会」ですからネ♪
★フレットの交換はやるなら全部打ち換えた方がイイんですが、僕は若い頃愛用していたフェンダージャパン・ストラトの12Fだけが微妙に浮いて来たので1つだけ(12F)交換した経験があるんです。フレット浮きにはいろんな原因があるんです。交換しなくてもちょっとした手直しでOK!の場合もありますよ。 ただ浮きのクセがついてしまっているフレットは素直に打ち換えた方がイイですね~ フレットはフェンダー純正品の24本セットでも2千円ちょいで買えますからネ♪
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★ハンドプレスは用途によってストローク(上下移動量)やふところ(奥行き)の深さに違いがありますからご購入の際はご注意くださいネ~♪
★フェンダーUSAジャンボフレット
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