当サイトでも度々登場している僕のボロギター、1981年製トーカイのスプリンギーサウンド（ST-60）に久々手を入れました！
僕が20歳の時、名古屋近鉄ビルにあった愛曲楽器で購入したギターなのでもう付き合いは30年以上♪ 今までに十数回のモディファイを繰り返しその度にルックスを変えていましたが、このギターで色々実験的なコトをやって来たこともあって、見た目はボロなんですけど結構愛着の1本なんです♪ 当時定価で6万円、ラッカーではないんですがポリウレタンの極薄塗装なのでボディ鳴りがかなりいいんです！ 50sモデルですがアッシュではなくアルダーなんですが目が詰まった結構しっかりしたボディなんです。この価格帯の近年のアルダーボディはまともなモノが少ないですからネ～ ヘタなアルダーならまだ材にクセのないバスウッドの方が良いと僕は思うんです。
今回は1H仕様のピックガードを加工してフロントにダンカンのシングルサイズハムバッカー（SL59-1）を載せました。通称リトル59っていうモデルです。で、リアにPAFを意識したSH-1 ’59をチョイスしました。GUITARマガジンのページにも書きましたが、これが僕が世の中で一番好きなピックアップなんです♪
トレモロにはスチール製イナーシャブロックとローラーブリッジを載せてあります。このブリッジも15年以上使ってる古いモノです。トレモロのプレート（台座）とボディトップの隙間に薄い金属プレートを挟んでます。僕はアームアップをしないのでベタ付けでもイケるんですが、この金属プレートを介してベタ付け状態にした方が台座とスタッドスクリューの接触部分の動きがスムーズになるんです♪ 台座とボディとのわずかな隙間が原因で起きる嫌な振動も防止できるんですよ～
トーン無しのシンプルな1Volコントロールと各ピックアップのON-OFF、そして毎度お馴染みフロントPUPにのみ効くプリセットトーン♪
僕が所有するSTタイプのギターとしては珍しくロトマチック・チューナー（GOTOH）を載せてます。やっぱ何だかんだ言ってもゴトーのペグはチューニングが安定してますね～
あとは開放と押弦との音質差を減らすためにブラス製ナットを使ってます↓
ヘッド表には僕のオリジナル・ギターのブランド・ロゴを貼ってます。※ウォーター・スライド・シール + オーバーラッカー
ネックは今まで5本以上載せ換えたんですが、ここ数年は何の変哲もないメイプル1Pを着けてます↓
よくある50s仕様のスカンク・ストライプです。通常ビンテージ・トーカイのネックスクリューはフェンダーより太いモノが使われているんですがボディのネックジョイント孔を埋め一般的なスクリュー用に加工してあります。ジョイントプレートは古いフェンダー製を使ってます。
スプリングは「爪3本掛け」、結構硬めのタイプを張ってます。バックパネルは普段から付けていません。
63年ストラトのイエローが強めの3Tサンバーストも好きなんですが、やっぱ50年代仕様の2T（タバコサンバースト）ってストラトって感じですよね～♪
本体重量は3.4kg、重くもなし軽くもなし！ってトコロです。
下の写真↓はモディファイ前の1H仕様状態。この1Hの時はかなり軽く感じてたんですが、、、 パーツって集まると結構重いんですよね～
80年代にトーカイがビンテージ・フェンダーのレプリカを販売してなかったら、現在のようなビンテージモデルの人気は無かったんじゃないかと思いますネ～ 当時僕はこのトーカイ・スプリンギーとフェンダー・ジャパンのEシリアルを使ってたんですが。正直鳴りに関してはトーカイの方がゼンゼン良かったですね～
▲1980年「別冊Guitar/エレキ・ギター」掲載の東海ギター
当時もコピーなのに高いレスポールだな～、、って思ってましたが、固体によっては現在も本家（Gibson）のスタンダードよりはるかに高い価格で取引されています。当時のトーカイのエレキはホントいいんですよ～♪ ストラトタイプについてはピックアップのノイズが少し気になるトコロもあるんですが、近年のフェンダーのレギュラー・ラインではあの鈴なり感は出せないと思います。※あくまでも個人的な感想ですよ～
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