長年エレキをやってきて思うこと
「やっぱ昔のギターアンプは音がイイ」、、、っていうか「昔のアンプの音が好き!」の方が正しいか~♪ これ、かなり主観的次元な意見、でも実際エレキをやっている人には解って頂けるんじゃないかと思うんですが。。。 僕は現在、数台のギターアンプを所有していますが、そのほとんどが4半世紀以上前に製造されたモノなんです。●Fender FAT5 / ポールリベラ監修モデル↓
お気に入りのフェンダー・フルチューブアンプは32年前に新品購入。メインで愛用しているグヤトーン・プリチューブアンプFLIP200FJは20年前に中古で購入しました。入手後、ギターアンプ修理専門ショップでオーバーホールしてもらいました。※主要部分の電解コンデンサー交換と一部配線を交換。その後スピーカーはエミネンスに交換。真空管(プリ/12AX7)は好みの音になるように数回交換しました。あとは定期的にメンテナンスしていますから、製造されてから30年以上経った今も特に不具合は起きていませんネ♪ 若い方でも敢えて古いアンプを使っている人が多いですから、サウンドの良し悪しについてはもう言わずもがなでしょう。
そんな誰にも愛されるビンテージアンプも見方を変えれば単なる古くなった家電品! そう、電子部品の集合体ですよね~
電気に詳しくない人でも判断できるパーツの劣化といえばボリューム関係のガリですよね~ これはスプレー式の接点復活材でもある程度直せますが、劣化が進むと摺動部のカーボンとかがヤラレてきますから迷わず交換した方が無難ですね。
電子パーツの中で一番やっかいなのが「電解コンデンサー」
コンビナートのタンクみたいな円柱型の灰色や水色のヤツ。その他の抵抗や小さいコンデンサーなんかはほとんど大丈夫だと思います。円柱型の電解コンデンサーは通電時間に限らず経年劣化して行きますから、ある程度年数が経過したら交換が必要になってくると思います。目視できるぐらいにオイル漏れを起こすこともあります。それぐらいなら交換すれば良いだけですが、なかにはヤバいものもあるんですよ~ それは「ある日、通電と同時にコンデンサーが爆発!」なんて~こともあるんですよ~
爆発の原因にはいろいろあるんですが、ほとんどがパーツの経年劣化ですね。
中古入手後、ボリュームポットのガリやジャックの接点不良なんかをメンテナンスされる人は結構多いんですが、基板の電子部品まで交換する方は少ないんですよ~
70年代や80年代のアンプを中古で入手される場合、現状問題無しに使えていたとしても、明日使えなくなるかもしれない、明日基板から火が出るかもしれないという覚悟は必要です。オークションで購入の場合は特にネ♪ だからみんな「ジャンク扱いで」って表記するんです。ショップさんでもフェンダーやマーシャルなんかの高額な真空管アンプでない限りほとんど「現状渡し」で売り場に出されていますよね。現状渡しの場合、購入後の責任は全部「自分持ち」ですから、極端に値段が安いモノは「パーツ取り」程度と割り切って買うしかありません。H.OFFで売られているモノは買う側もある程度覚悟が必要ですね。
このアンプ↑は昨年2021年にYoutubeでもご紹介しましたが、70年代の廉価なアンプですからH.OFFで見つけた時は粗大ゴミのような感じでした。写真上がクリーニング前で下がキレイに磨いた後。ブラウンがオレンジ!って感じでしょ~ 勿論、入手後一部の電子部品は交換しました。
【中古ギターアンプで注意すること】
コンデンサー以外のパーツ、例えば「抵抗」が過電流で焦げてダメになるなんて~こともあるんです。この場合、単に抵抗だけを交換してもダメ! 抵抗が焦げるぐらいに電流が流れるには他に原因があるわけですから根本の原因を突きとめなければ問題は解決しません。実際、僕は偶然に中古ギターアンプ基板内の抵抗が目の前で燃える瞬間を見たことがあるんですが、衝撃的でしたよ~ ジリジリって感じで小さな火花が出て瞬間的に「ボッ!」て燃えました。抵抗は黒焦げ! もしその抵抗がホコリでも被っていれば間違いなく燃え広がっていたでしょうネ~
ちなみにその発火したギターアンプは80年代グヤトーンのフリップ600FJ。もう20年位前のお話ですが、オークションで安く入手できたこともありましたし、他のパーツもかなりヤラレていたのでそのアンプは基板部分(アンプ部分全て)を廃棄し現在も12インチキャビネットとして活躍してくれています。
これ↑も20年位使っているグレコのフルチューブアンプ
基板の部品点数が少ないのでメンテナンスだけで考えれば非常に管理がラクなアンプです。高価な有名アンプでない限りアンプの回路図なんてものはほとんど入手不可能です。もしあなたが電気に詳しくない方なら不具合を起こす前に最低でも基板のアップ画像ぐらいは撮っておいた方がイイですよ~
もしパーツが焦げたりしても写真からパーツの数値はある程度割り出せますから。基板の裏側(配線側)の写真も撮っておけば、最悪基板が燃えたとしてもクローンアンプが作れますから♪
これ↑はLEDライトに付属されていた化粧ケースに収めたピグノーズアンプの基板です。普通に5Wのアンプヘッドとして使っています。出力トランスを使ったピグノーズの音って好きなんですよ~ 回路もシンプルでメンテナンスもラクなトコロもGOOD!
★ギターアンプも他の家電機器と同じように本体内部に100V電源を直流電源に変換するパーツが入っています。
分解してメンテナンスする場合は必ず電源プラグをコンセントから抜いてから行ってください。※大きいコンデンサーに溜まった電気の放電もお忘れなく! 直流は交流電源と違い誤って触ってしまった場合、死につながることもありますからくれぐれもご注意くださいネ! 回路の不具合で変圧されていない直流電源が基板側に来ているかもしれませんから。※直流の100Vは怖いです。 ★一般家庭の100Vは交流電源です。濡れ手でない限り死につながることは滅多にないとは思いますが絶対に素手では触れないようにして下さい。人間、単に電圧が高いだけでは死にません。問題は流れる電流の大きさなんです。判りやすい例が車の静電気ですね~ あのバシッ!とくるやつ、あれ電圧でいうと5000V以上あるんですよ~ でも流れる電流が1mA以下で一瞬なので「痛っ!」で済むんです♪ でもマジであれは嫌ですね~
1974 / AIWA TPR-850
Roland Bluse Cube Hot
真空管は使っていないけど真空管の音がするギターアンプ↑
僕は若い頃、もう20年以上昔の話ですがコイツの初代モデルをライブ用アンプとして愛用してました。当時のモデルは2チャンネル仕様で電源関係の整流管シミュレーターも搭載された凝った内容で言われなければ誰もがリアルチューブのアンプだと思う位レベルが高いサウンドでした。このCube Hotも初代モデル同様かなりリアルな真空管サウンドで鳴ってくれます。勿論、現代仕様なのでUSB端子も搭載、ライブ以外でも活躍してくれそうなアンプですね! リーズナブルなお値段も魅力です。チューブアンプのサウンドは欲しいけど購入後のメンテナンスや維持費を抑えたい人にはバッチリなギターアンプですネ。
■古いボスエフェクターの電源改造:2022年1月29日投稿記事
■エフェクター用USB5V→9V変換アダプター
・・・2021年11月29日投稿記事
■TECH21 FLY RIG5 V2を買いました!
・・・2022年1月5日投稿記事
▼63Reストラト、配線改造してあります↓
うちはインストバンドなので、カラッとしたノーマルストラトの音だけだと物足りないんですよ~ノーマルルックスのギター1本で色んなサウンドを出したいんです。 これ↑20年近く使ってます♪
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