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フェンダーとギブソン、初めてエレキを買うならどっちのタイプのギターがいい?

エレキを始めようと考えている人から一番訊かれることは
ストラト系レスポール系、どちらのタイプを買ったらいいのか?ってことですね。勿論よほどのお金持ちでない限りいきなり本家のフェンダーやギブソンで悩まれることはないと思います。50年前僕が中学生だった頃、エレキといえば圧倒的にストラトタイプの方が人気ありましたね~ 当時エレキをやっていない友達に質問したことがあるんです。「どうしてストラトの方がいいと思うの?」って。答えは実にシンプルでレスポールのヘッドは普通のフォークギターみたいだけどストラトは「なんかカッコいい」でした。ま、ギターに特別に興味が無い中学生の発想ですね。ぶっちゃけ僕も当時同じ考えで6弦のエレキとして初めて買ったのはストラトタイプでした。※アリアのSTタイプで当時定価4万円
70年代当時ストラトと言えばナチュラルカラーの人気が高かったですね~。楽器屋さんに並んでいたグレコやアリアもほとんどナチュラルでしたよ。あとちょっと値段が高めのハービーとかキャメルなんていうメーカーもありました。
では今日の本題、エレキ始めるならズバリ!
ストラトタイプのエレキ↑をおススメします。
理由はいろいろあるんですが、まず「ストラトは弾き易い!」
特にハイポジションが! レスポールでのハイポジション弾きは正直初心者さんにはツラいかもしれません。
次にストラトタイプはレスポールタイプより比較的お値打ちなモデルが多い! 勿論、レスポールタイプでもストラトタイプと同価格帯の安いものもありますが、両者で同じような売価の場合、製作に手間がかかっているレスポールタイプの方がギターとしての質が悪いことが多いんです。製造コストが高くなるのに売価を抑えないといけないわけですから、木材やパーツの質を下げたり仕上げ工程の手を抜くしかありませんからね。※僕の今までの経験談ですから一概にはいえませんが、、、
あとレスポールタイプはヘッド角度や仕込み角度で弦にテンションをかけているので、ギター本体を倒した場合90%の確率でネックが折れます。レスポールタイプのネックはほとんど木材としては柔らかいマホガニー系が多いこともその要因です。
レスポールタイプはほとんどセットネックなので、もし折れたネックを修理する場合かなり高額な修理代がかかります。
ストラトタイプはボルトで取り外し可能なデタッチャブル方式なので交換用のネックが安く入手可能です。
ただレスポールタイプはストラトより少し弦長が短いミディアムスケールなので初心者さんの指には優しいというメリットもあります。ピックアップもストラトのシングルコイルと比較するとパワーがあるものが多いので過激に歪むロック向きのギターともいえます。あとレスポールタイプのピックアップはストラトタイプのピックアップよりノイズが少ないという良さもあります。
ただレスポールタイプはストラトタイプより軽量なモデルが少ないのでライブで長時間肩からぶら下げると結構キツいですね。
ま、細かいことは考えず最初は自分の好きなルックスのギターを選べばいいと思いますよ!
ただどちらのタイプのエレキを選ぶとしても極端に安いモノや「初心者セット」みたいなモノには手を出さない方がイイんじゃないかと僕は考えます。初心者セットでも勿論「良心的」なセットもありますよ。出来れば初めてのエレキはショップで買った方が間違いないと思いますよ~♪
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