「リッケンバッカーみたいなサウンドの作り方」タグアーカイブ

セミアコにトレモロを取り付けた結果テンション感が少し落ちたので修理しました★ついでにピックアップセレクターも

ライブの助っ人を頼まれた時によく持って行く自作のバイオリンギターにまた少し手を加えました↓
先日Youtubeでもお話しましたがボディトップに極端なアーチが無いのでブリッジとトレモロとの間の強いテンションを生み出すことが出来なかったんです。普通に演奏する分には特に問題ないレベルなんですが僕は曲によってはベースみたいにスラップを入れたりすることもあるんですが、その際テンションの弱さからブリッジ駒の上で弦が暴れて異音が出ちゃっていたんです。
先日宴会ライブのヘルプに入った時気になってしかたがなかったんですよ~ で、これはなんとかせねばと、、、
いろいろ試行錯誤した結果「発砲塩化ビニール板」に辿り着きました! 右手置き兼ガードと弦との間に約2mmの発砲板をはめ込んだ結果イイ感じのテンションになったんです。
「発砲塩化ビニール板」は一般的な「塩化ビニール板」より柔らかくて弦を押さえつけた際イイ感じに凹みテンションがかかると共に弦が左右に動くのも防いでくれるんです。
最初、一般的なピックガードに使われている塩ビ板でやってみたんですがテンションがかかり過ぎてしまうだけでなく弦の座りが安定しなかったんです。そこでパーツボックスにあった発砲板の切れ端を試しに挟んでみたところ正に「シンデレラフィット!」だったわけです。ただ残念なのはベンチャーズのライブ盤「ブルドッグ」と「ペネトレーション」のブリッジ外奏法ができなくなったことですね~
それと今回ついでにもうひとつ改造手術を施しました。
このギターについては今まで何度もお話していますが元は4弦のバイオリンベース。ギターに改造するコンセプトとしてはフェフナーみたいなルックスでリッケンバッカーっぽいリバプールサウンドが出せれるエレキを作りたい!、、 ということで約4年前に無事改造手術に成功したわけです。ちなみにこのギターは中学1年生の時に買ってから49年愛用しています。※45年間はベースとして
今回の追加改造前、ピックアップの切り替えはフロントONとフロントとリアのミックスの2種類だけでした。このギターでリアPUP単体で使うことは無いだろうと考えたからなんです。
結果、予想通りフロント・リアのミックスでビートルズっぽいサウンドが出せれるようになりました。ブルージーなサウンドが欲しい時はフロント単体の方がいいですからネ。なのでその2つのサウンドさえ出せれればOK!でした。
しかし先日のライブ助っ人でのパフォーマンスで「この曲、リア一発の方が合うな~」って思ったんです。
そう思ったらもう頭の中は「配線改造」のことでいっぱいになってしまったんです。で、単純に各ピックアップのON-OFFのパターンに作り直しました。スライドスイッチの角孔って結構めんどうなんですよね~
改造手術はうまくいったんですが、またひとつ問題発生!
このPUP、リア単体では非力過ぎでした。勿論、単体でもブースターやオーバードライブを使えば全く問題ないんですが、クリーンで使うにはあまりにも、、、って感じでした。
ということで年内中にリアPUPを他のものに載せ替えることにしました。現在コイツに合うPUP探しの旅に出ているわけです。
単体でのパワーが上がってもミックス時のリッケンっぽさが無くなってしまっては意味がないので難しいトコロですね~
また、載せ替え完了後にご報告しますネ♪


▼バイオリンギターに着けいるトレモロ
中華パーツなのでアマゾンでポチって約1週間で届きました



ギターの弦は僕の周りでもダダリオ使っている人が多いですね
特に10-46はモズライトとの相性も良いような気がします。
フルスケールのストラトに10はちとキツいかな~
僕はフェンダー系には09、ギブソン系には10って感じです。
音の立ち上がりとパンチ感重視ならやっぱダダリオですね!
弦の柔らかさ重視ならアーニーボールでしょうね~
僕はアーニーボールもダダリオと同じ位よく使っています。アーニーボールはダダリオと比べると微妙に柔らかいからか弦が切れ難いような感じがするのでライブで使うことが多いです。
ただダダリオよりボールエンドの固定が甘いように感じます。弦が切れるよりボールエンドの巻きがほつれることが多いですね。なのでライブ前の弦交換は必ず1、2弦のボールエンドにハンダを流し込んでいますネ♪