ピエゾピックアップ | 人生をモディファイ

自慢できるような腕ではないんですが、ギター歴だけは長いんです♪　数百本、とまではいきませんが今までに100や200のギターは買って来ました。現在持っている楽器の中で付き合いが一番長いヤツで42年ですね～　ベースですけどね！　ギターだと35年かな（ストラト）。
まぁ、僕だけの話じゃなくギターをやる人のほとんどが「買っては、売っては、、」の繰り返しなんじゃないかと思うんですが？勿論、手放す前提でギターをチョイスする人はいないと思うんですが、人それぞれ手離す理由はありますからネ♪
これ↑は当サイトでもちょくちょく登場してる愛用のSLG-360Eなんですが、コイツとの付き合いは今年で15年になるんです♪　写真でお判りのようにかなり自分好みにモディファイしてありますから、このギターに飽きる要素が全く見当たらないんです！勿論ルックスだけじゃなく音もですよ～　やっぱ何だかんだ言ってもギターは楽器ですから弾いてなんぼ！鳴らしてなんぼ！ですもんね～　実はこのギター買った時から小ぶりな割りには結構でかい音でなってくれたんです。しかし、、、　正直言いますと、音量はあるんですが中低域のシマリがイマイチだったんです。当時、いつものように「ある程度弾いてから手離すか～、、」とも考えたんですが、「どうせ4万円もしない安いギターだからオークションに出してもしれてるし、、」ってコトでお遊び半分で大改造することにしたんです。で、モディファイが進むにつれて、なかなかイイ感じになっていったんです。ルックスの完成度が上がっていったので、こうなったら音もなんとかしてみよう！って♪　エレキの改造はそれまでもかなりやって来たんですがアコギに関してはほとんどトーシローでしたから多少の躊躇はありましたが、まぁ～安物のギターだから、、　僕が普段アコギを選ぶ際に重要視していることは、先ほどお話した通り中低域のシマリなんです。で、いつもやってる僕のチェック方法が↓
これ↑は、9フレットでFコード、つまりC#です。このポジションでジャラ～ン！っと強めにかき鳴らすんです。または7フレット、Bコード。この2つのコードを鳴らして少しでも音がコロコロしたりポコポコしたりするとダメなんです♪　あくまでもこれは僕のやり方なんですが、この辺のハイコードを弾いて気に入らないギターは今まで全て手離して来たんです。勿論、手離したギターの中には全く問題無いけど単に軍資金集めでサヨナラしたヤツもたくさんありましたが。。　よくアコギの試し弾きでローコードを多用する人がいますが、正直ローコードはどんなギターでもそこそこキレイに聴こえますからね～　あとは、「まだ新しいから鳴りは小さいけど、、」ってみなさん判断されると思うんです。勿論、弾き込んでいけば確かに鳴りは良くなっていくと思いますが、そのギターの持っている基本的な音質自体はギターのカタチになった時点である程度決まっちゃってると思うんです。勿論、経年で化けるギターもありますから一概には言えませんが、、。でも、普通に考えればギブソンのアコギを買ったんだけど20年弾いたらマーチンの音になっちゃった！なんてダメでしょ？　※これはあくまでも僕の個人的な意見です。
で、試行錯誤の結果、、、15年経った今でもこのギターは僕の超お気に入りになってるんです。そう、アコギのサウンド大改造は成功したんです。その分多少音量はダウンしましたが音質に関しては99点に仕上がりました♪
ボディは塗装を剥がしてN.ラッカーでリフィニッシュしてありますしブレージングにもかなり手を加えましたから、いろんな要素の相乗効果で出来上がった産物と言えるかもしれません。コイツと同じ改造を他のギターでもやってみろ！って言われてたらハッキリお断り！ですね～　それ位大変だったんですこのモディファイは。。
で、話は本題の「アコギの選び方」に入りますが、アコギを買う時は出来る限り試奏してから決める！アコギの個体差はエレキの数倍はあると思いますから。。　しかし、なかなかそうもいきませんからみなさんネットで入手するコトが多いと思います。なのでもしネットでゲットした場合は一度試しにやってみて下さい！先ほどの9フレット弾きを♪　ただこのポジジョンでのコロコロ音がお好きな方なら話はベツですから♪
しかし間違いなくそのギターの音ヌケの良し悪しは判断できると思います。いい音の定義は人それぞれですしネ♪　詰まった伸びの無い音の方がピッタリくるジャンルもありますから。。
STAFFORD SLG-360E modi.
by gogoakkun project nagoya japan