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フェンダー真空管アンプをデジタルで再現♪ デラリバ&ツイン

フェンダーの真空管ギターアンプは?と訊かれたら「ツインリバーブ」「デラックスリバーブ」「チャンプ」、まぁ他にも有名なモデルは沢山ありますが僕はこの3モデルがアタマに浮かびますネ~ 真空管ギターアンプといえばフェンダー以外にもマーシャル、ヴォックス、メサブギー、、、と色々ありますが、個人的には長年サーフロック中心のバンドをやっていることもあってフェンダーアンプが好きですね~ 僕はデラリバとかツインは持ってなかったんですが、長年フェンダー・ジャパンのFAT5愛用してるんです。勿論、既に廃盤のアンプですよ~ そもそもフェンダージャパン自体が既にありませんからネ♪
FENDER JAPAN / FAT5
●出力:2チャンネル 50W
プリ部:12AX 3本  パワー部:6L6GC 2本
●スピーカー:エミネンス12インチ
●アキュートロニクス・スプリング・リバーブ搭載


このアンプ↑は娘が生まれた時に買ったので来年でちょうど30年になりますね~ 本体重量はツインリバーブほどではありませんが、それでも20kg! ツアーケースに入れて移動してましたからトータールで30kgオーバーのアンプをクルマに積み込むのは結構大変でしたよ。真空管も今までに何度交換したか憶えてませんが、バブル時代は休日の度にイベントで演奏してましたからパワー管は常に予備を持ってましたネ♪ 当時、真空管って今みたいに安く売ってなかったのでアンプの維持費って結構バカにならなかったんです。ただその分当時はバンドのギャラも良かったですから、サラリーマンのお小遣いでも機材関係は躊躇なく買えましたね~ まぁ、今想えば「いい時代」でした~
★ちなみに当時、イベント1現場(1ステージ1時間前後)のギャラ→バンド直で仕事が入った場合→10~15万円(バンドで)
楽器屋さん経由の場合→1人(2万円前後)
当時は多い時で月5本位ありましたから、結構おいしかったですネ~
少し話が脱線しましたが、今日はフェンダーから最近発売されたデジタル技術を駆使してあのデラックス・リバーブとツイン・リバーブのサウンドを忠実に再現した2モデルをご紹介! そう、デジタルですから真空管は使ってないんです。しかしそのサウンドは正直、言われなければデジタルだとは絶対思わないんじゃないかと、、、 比較する実際の真空管を積んだデラリバとツインの個体差もあるかとは思いますが、僕が聴いたデラリバ仕様の「TONE MASTER DELUX REVERB」に限ってはほとんど同じサウンドでした。それでも微妙な違いがあったので、個人的な好みで選んだら「デジタル」でした♪(笑)
真空管特有の倍音もシッカリ再現されていて更にソリッド・アンプとは違った音ヌケの良さが感じられたんです。とうとうここまで来たんですね~デジタルも! 20年前なら真空管とソリッドの違いなんか弾けば一発で判ったんですがネ~
こいつ↑は2007年に発売されたボスの’65 DELUX REVERB
僕も発売と同時に買って数年愛用してたんですが、なぜか手放したんですよね~ 当時としてはかなり頑張ったエフェクターだとは思うんですが、音圧の非力感と多少やり過ぎたリバーブの「ビシャ、ビシャ~、、」が許せなかったんでしょうね♪ でも流石フェンダー監修のエフェクターってこともあって、当時としてはかなりの完成度だったと思います。しかし今回の本家フェンダーTONE MASTERシリーズはちょっと次元が違いますネ♪

こちら↑がデラリバのデジタル仕様「TONE MASTER DELUX REVERB 」。本体重量がなんと、10.4kgですよ~
スピーカーはジェンセンの12インチを1発積んでます。
TONE MASTER DELUX REVERB
●出力100W(チューブ・シミュレート出力22W)
●サイズ:W612mm × H432mm × D236mm  (重量10.4kg)

そしてバックパネルに出力切り替えとキャビネット・シミュレーター搭載のXLRライン出力。これは宅録する方にはホント嬉しい機能ですね♪ ただでも早めにピークが来るデラリバですが、この出力切り替えで更にオイシイ使い方が出来ると思いますよ~
従来通りのこのルックスですから誰も10kgちょいの重量だとは思わないでしょうね♪
こちら↑はツインリバーブ仕様の「TONE MASTER TWIN REVERB」。こちらはさすがに12インチ2発なので重量はデラリバよりは重くなってますが、それでもフルチューブモデルの約半分の15kgですから軽いですよね~ なによりルックスそのままって~のがイイですよね。
TONE MASTER TWIN REVERB ↑
●出力200W(チューブ・シミュレート出力85W)
●サイズ:W664mm × H514mm × D263mm  (重量15kg)

僕も含め今までデジタル・アンプに偏見を持っていた方に是非試奏してもらいたいギターアンプですね~ 当時こんなアンプがあったら出費が少なく済んだんだけどな~!って感じです。 楽器がなかなか売れなくなっている現代、メーカーさんもあの手この手でいろいろ頑張ってますよね~
※キャビネット材(パイン)

▼前回の記事:使えるバッテリー式ギターアンプ♪

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