「バイオリンシェイプのギター」タグアーカイブ

フルアコにトレモロ着けました★本来はレスポールのようなスタッドボルト式のギターに取り付けるパーツのようですが

▼49年の付き合いになる相棒にトレモロを着けました♪
僕がトレモロの中で一番好きなのはモズライトのビブラミュート
モズライトは現在2本所有していますが、何年経っても変わらない柔らかいアーミングが出来るモズライトはホントいいギターだと思います。
ただ今では権利問題なんかで「なんか面倒くさいギター」というイメージがついちゃっていることが残念です。
ベンチャーズもオリジナルメンバーが全員他界してしまったこともあってかビンテージモズライトの価格はフェンダーのストラトやギブソンのレスポールの価格高騰と逆行して一時期数百万していた63年モデルも100万ちょいで入手可能になって来ています。
定番の65年ビンテージなんかは運がいいと50万ちょいで買える個体に出逢えることも多いようです。ただビンテージモズライトのピックアップはその構造のシンプルさ故なのか「死にかけ」の個体も多いようでっすから購入する場合は必ず試奏することをおススメします。
で、今回バイオリンギターに載せたトレモロはモズライトのビブラミュートのフィーリングにかなり近いんですよ~
それはおそらくビグスビーのようにボールエンドをロールピンに刺してからシャフトをくぐらせる方式ではなくボールエンドを引っ掛けるだけでストレートに引っ張る方式だからなんじゃないかと考えます。
最初にこのトレモロを取り付けたヤマハのバイオリンギターで、その柔らかいテンション感が気に入ってしまったんですよ~
ただヤマハVGスタンダード↑と違って今回取り付けたバイオリンギターはソリッドボディではないためボディ内のブロックの関係で固定できる位置が限られていたので心配だったんです。
それと弦のテンションと弦落ちを回避するための角度がキープできるのかも取り付けてみないと判らなかったんです。
取付位置によってはコントロールパネルも干渉してきますからドキドキでした。
ということで今回のトレモロ装着で僕のバイオリンギターは
●ストラトと同じ324スケールのテンション感
●フルアコ構造なのでアンプなしでもアコギ的にも使える
●小ぶりなボディなのでトレモロを載せても2.4kgの超軽量!
●パッシブ回路の自作ミッドブーストとファズスイッチ搭載
これでアラ還オジサンの肩にも優しいギターが完成しましたということです。これからのライブは当分コイツのお世話になりそうです。あとは左手の腱鞘炎さえ完治すれば言うこと無しなんですけどね~


▼今回バイオリンギターに着けたトレモロ

中華パーツなのでアマゾンでポチって約1週間で届きました



ギターの弦は僕の周りでもダダリオ使っている人が多いですね
特に10-46はモズライトとの相性も良いような気がします。
フルスケールのストラトに10はちとキツいかな~
僕はフェンダー系には09、ギブソン系には10って感じです。
音の立ち上がりとパンチ感重視ならやっぱダダリオですね!
弦の柔らかさ重視ならアーニーボールでしょうね~
僕はアーニーボールもダダリオと同じ位よく使っています。アーニーボールはダダリオと比べると微妙に柔らかいからか弦が切れ難いような感じがするのでライブで使うことが多いです。
ただダダリオよりボールエンドの固定が甘いように感じます。弦が切れるよりボールエンドの巻きがほつれることが多いですね。なのでライブ前の弦交換は必ず1、2弦のボールエンドにハンダを流し込んでいますネ♪