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モズライトのUSA製パーツ♪ ~最近は安く売ってますね! Mosrite

うちのバンド(ザ・クランチャーズ)は長年サーフロック中心でやってます。ちょっと事情があって現在は活動中止中になっているので、メンバーそれぞれ別々に活動しています。まぁ~サーフロックといえばお判りだと思いますが、レパートリーの8割はVentures(ベンチャーズ)の曲なんです。その他も60~70年代の歌謡曲、あとはビートルズって感じですね♪ ベンチャーズといっても若い頃のように使用楽器のコダワリはほとんどなく、各メンバー自分の使いたい楽器を使ってますね~
で、その僕が担当している楽器はギター(リード)で、ライブでの演奏は現在でもほとんどMosrite(モズライト)を使ってます。そのモズライトも30年前のようなコダワリはなくて、自分がライブで使い易いようにモディファイしたヤツを使ってるんです♪ ピーク時はUSA・JAPAN合わせて数本のモズライトを所有してたんですが、今はPホワイトが2本だけなんです。それもUSAリシューと黒雲を各1本!
これ↑は、当サイトでも度々登場している僕のメインギターで、楽器仲間では有名な黒雲モズライトをベースに改造しまくった3PUP仕様♪ ハードウェア関係だけは昔からUSA製を載せてます。ホワイトですが元は普通のサンバースト♪ 入手してすぐボディもネックも全部剥がしてN.ラッカーで1からリフィニッシュしたんです。塗り替えてからもう十数年経ってますね~ センターPUPがポットで徐々にブレンドできるようにしてあるのと、オリジナルのトーンフィルターとパッシブ・ファズを入れてあるので、ライブではかなり重宝してます。まぁ~モズライトマニアさんからすれば超邪道なギターですが、ライブなんかをご一緒させてもらったプロミュージシャンの方からも「いいギターだね~」って言われたことがある自慢のモズなんです。まぁ~ベースモデルは12万円位の黒雲エクセレントですが。。。 勿論、載せ換えたパーツ代の方がはるかに高いですね♪
そのモズライトのパーツの中で昔から一番入手困難でお金のかかるモノと言えば、、、やはりVIBRAMUTE(ビブラミュート)ですね~ これ↑はUSAリイシューに載ってるビブラの画像です。黒雲に載せてあるUSAは、90年代 工場見学へ行かれた方から譲ってもらったモノなんです。お値段はご想像におまかせしますが、結構出しました♪ 上↑のリイシューのアームやテールピースはまだまだキレイな状態を保ってますが、3PUPの方に載せてあるアーム関係は1966年ビンテージから移植したものなので、メッキがかなりガリガリに浮いクラックだらけ!なんです。かなり風格のあるルックスで結構気に入ってますが。。。
66年製ですからモズレーからの移植。まぁ~マニアの方には説明は要らないと思いますが、Moseley(モズレー)シャフトはビブラミュートの通しと違い両サイドから入れる方式です。チューニングを安定させたかったこともあり、テールピースの両サイド孔は少し深めに掘り込んで、シャフトは45Cで作り直しました。ニードルベアリングもそのままUSAのインチものを使ったので、手持ちの45Cシャフト(ミリサイズ)の削り出しが結構大変だったんです。当時、既に独立起業していたので会社にあった機材が使えなかったので、手持ちのコードレスドライバーに45Cシャフトをはめてサンドペーパーでちょっとづつ削って合わせたんです。独立したばかりで経営も赤字続き、ボール盤や研削機材なんか買う余裕なかったんですよ~
そんなモズライトのUSAパーツも20年前当時はなかなか入手困難で、仲間もオークションなんかで結構お金使ってましたね~ 僕も当時は毎日ネットをチェックしてお値打ちなUSAパーツがあれば買ってましたね~ 当時USAローラーブリッジの予備は5セット、ビブラミュート台座(USA)3つ、アーム5本位持ってました。その他のパーツ全て合わせれば当時の軽自動車位ならラクに買える金額ですね~ 経営が軌道に乗るまで結構貧乏状態が続いたのでコレクションしていたパーツやギターを少しづつ売って生活費にしてましたね~ 今ではイイ思い出です。。。 ちなみにパーツ関係はほとんどオークションに出してたんですが、モズライトパーツに関しては毎日万単位で値が上がっていく状態で、多い月にはパーツだけで50万以上の利益がありました。勿論、サラリーマン時代からコツコツ買い集めたモノばかりだったんですが、最終的には購入した額の3倍以上にはなってましたね~
そんなモズライトパーツも現在は誰でもカンタンに買えるようになったので、ほんと有り難いですね~ といっても、まだまだ一般的なモノと比べればお値段は結構しますが、20年前のようなことはありませんから♪ カンタンに入手できるようになったんですが、時々おかしいモノも出てますから注意してくださいネ! 基本的にUSAモズのハードウェアはインチネジですから見た目である程度判断はできますが。。。 ただ、そこまでこだわらないなら何の問題も無いコトですが。。。 ピックアップもUSAと表示してあるのに実際はJPNモノの場合もありますから注意してください。ピックアップだけはホント音違いますから!


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USA製↑のピックアップ(65年モデル用)

これ↑は僕の3PUPモデルのセンターに載せてある国産(63年モデル用)のものですが、上のUSAリイシューのロゴと比べれば判ると思います。USAのMロゴ周りには「お堀」があるんです♪ あとUSA製にはネジ頭に・(ドット)はありませんからネ。僕の国産63年仕様ピックアップには国産の65年タイプのカバーをはめてあるので写真↑のように隙間隠しにワッシャーを挟んであるんです。あと国産の63年ピックアップはカバーのコーナーのエッジがなだらかではなく65年と同じく角ばったヤツが多いので注意してネ♪ これもこだわらなければ全く問題ないお話ですが。。。
ブリッジはやっぱUSAのゴツイ方がモズライトって感じですからネ♪♪♪
モズライトは一時期面倒な問題をかかえてましたから、僕の仲間でも一時期モズライトから離れていったヤツもいたんですが、最近またちょっとづつ戻って来てますよ♪ みんなオジサンになって若い頃のようなヘンなこだわりが無くなって気楽な感じでモズを弾いてます! 国産でもUSAでも自分が気に入ってるんなら、それでイイんじゃないかと思います。USA製のパーツは現在アマゾンでも売ってますね~ ただ詳細は判りませんが、買った知り合いの話ではちゃんとしたUSAパーツのようです。かえって黒雲の国産パーツの方が今ではパーツとしての入手し難いかもしれませんね~
Surf Rock Band The Crunchers  since2001
The Crunchers uses Mosrite guitars
Because we want the Best!


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