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ヤマハ・ビンテージ・アコギ FG-110 ~簡単に調整してみました♪ YAMAHA

先日、Youtube の方でもインプレッションしましたヤマハのFG-110。ヤフオクで落札した2日後に届いたんですが、程度としてはそんなに悪い方ではなかったんですが、僕が普段弾いているアコギの設定と比べるとちょと、、、って感じでした。
ヘッドの音叉マーク(後期型)とホール内のシリアルNo.から判断して70年~72年に作られた固体のようです。後期型といっても45年位前のアコギですから、それなりに不具合も、、、
まずはネックの状態ですが、軽い元起きと順反りがありました。ロッドカバーを外しナットをチェックしてみましたが、錆や6角のダレはありませんでした。ナットの対角は8mmで手持ちのトラスレンチが使えたんですが、古い個体なので今回はまず大き目のレンチでトラスの固着を確認してからトラスレンチで回しました。
古いギターの固着したトラスをいきなり短いレンチで回すと乗り上げて6角がダレちゃうことがあるんです。なので僕はいつもトルクをしっかりかけれて慎重に回せる大き目のレンチを使うようにしてるんです。
今回まったく固着はしていなかったので、トラス用の小さいレンチで調整しました。
順反りといっても軽度な反りなので、元起き分を考慮して減を緩めた状態でフラットにしておきました。通常は弦が緩んだ状態で軽く逆反りになるように調整しています。そして予想通り調整後弦を張るとローポジションでビビリ発生! これは最初にナットを見た時点で判ってたんです。かなり溝に沈み込んだ状態で1フレットとの差がほとんど無いに等しいギリギリの状態だったんです。
ナットは経年劣化で割れも心配なので交換する予定なんですが、取り敢えず全体のチェックを優先したいので簡易修理しました。このナット調整方法はライブ当日なんかで急に調子が悪くなったギターに応急処置として僕がやってる方法なんです。モズライトでもよくやりましたよ~ 応急処置といってもモズライトにこの方法を使ってその後5年以上そのままでOKだったんです♪
用意するのは一般的な瞬間接着剤(液状タイプ)だけ! ナットから弦を外して各弦の溝に1滴ずつ垂らすだけ。その場合は必ずヘッドや指板をマスキングテープorガムテープで養生すること!10分もすればイイ感じで硬化するので、あとは細いヤスリで軽く溝を入れるだけ。ほとんどの場合、これで直るんです♪ アロンアルファは大気中の水分を吸収して固まるので息を吹きかければ多少速く乾きますが、その場合白くなることが多いのでできれば何もしないで自然乾燥させた方がイイと思います。まぁ~ナットは白なのでそんなに目立ちませんが。。
これ↑は、溝を入れる前に軽くスジをつけるためにアロンアルファ硬化後に弦を乗せた状態です♪ 同じ要領でサドルの場合は底面に軽くアロンアルファを塗って応急処置できるんです。ナットと同じく液状のタイプの方がやり易いです。ゼリータイプの方が垂れないししっかり盛れそうに思われるかもしれませんが、ゼリーは乾きも遅いし盛り過ぎるのでヤメた方がいいと思います。(経験談)塗りが足りない場合は液状を数回に分けて塗った方がイイですよ~♪
あとはブリッジピンの座りが悪かったので孔少し拡げての擦り合せしました。もしやられる場合はドリルは使わない方がイイですよ~ 僕はいつもキーレスチャックにドリルかリーマーをつけて手で回してます。今回は手動で3回転し軽くヤスリがけでOKでした! こんな↓感じ♪♪♪
ブラスピンに交換してありますが、届いた時は普通のプラスチック製(ブラック)でした。純正なのかは判りません。。
やっぱ中古ギターって何だかんだで手を入れないとダメなんですが、個人的にはそこが好きなんですよね~♪
YAMAHA FG-110 (1967~1972)
■トップ:スプルース ■サイド・バック:メイプル
■ネック:ナトー ■指板:ブビンガ ■ブリッジ:ブビンガ ■ピックガード:べっ甲柄
【 中古市場相場 】
2万円~4万円(発売当時定価:12,000円)

★第2ブログはハードケースのお話です♪♪


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Godin(ゴダン)のフルアコはかなりイイんです♪




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