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ストラトでこだわりたいパーツ♪ ~見た目だけレリックにしても、、、

先日、知り合いが安いストライトタイプのギターを買ったんです♪ そいつは基本的にギブソン系のギターが好きなので今までSTタイプは持ってなかったんです。今回購入のキッカケになったのは僕が言ったひとことだったみたいなんです。「秋はやっぱストラトだよな~、、」って♪ 確かに僕はこのフレーズをよく言いますね~!(笑) あと、「冬はやっぱフルアコだよねな~」ですね♪ で、その廉価モノのストラトの音がイマイチ「軽くて安っぽい!」ってLINEして来たんです。僕はすぐに「安っぽいんじゃなくて実際安いじゃん!(笑)」って返しました♪
まぁ~そんな意地悪なコト言っても可愛そうなので、一応チェックしてやりました! 結果は予想していた通り華奢なイナーシャブロックが原因でした。これは特に珍しいことではなく2万円以下のSTタイプにはよく使われているパーツなんです。材質は勿論スチール(鉄製)ではなくダイカスト製ね! ダイカストのブロックがダメってことではなく見た通り質量が問題なんです。
下の写真↓(上)が僕が普段ストラトに積んでるスチール製のブロックで、下が今回のダイカストブロック。
正直、このブロックではビンテージライクなサウンドを出すのは、、、 勿論、個体差がありますから一概には言えませんが、40年エレキをやって来た経験から言わせて頂くとチョイと辛いかな~♪ 70年代フェンダーでもダイカストブロックの一体成型を採用してましたが、あれはある意味70年代ストラトを語る上で重要なパーツなんですよね~ そのサウンドは50、60年代のストラトとは全くベツモノですからね~ ボディの塗装もそれまでのラッカーから分厚いポリ塗装に変更されたことも相まって過激にトレブリーなストラトへと変貌して行ったんです♪
その70年代のストラトにこだわってるファンもいますから、スチールが良いとかダイカストが良いとかは人それぞれ好みで分かれる!ってことなんです。今回、僕の知り合いが「音が軽くて気に入らない、、」って言ってたわけですから彼は60年代系のストラトの音の方が好き!ってだけのことなんです。
↓スチール製ブロックはマグネットがしっかりくっつきます。
使ってないスチールブロックがあったので載せ換えてあげたんですが、実際はブロックの固定ネジ穴の位置が合わなかったので台座ごと交換したんです。交換後のサウンドの違いは歴然! 廉価ストラトのサウンドを良くするためにほとんどの人がピックアップを載せ換えると思うんですが、確かに安物ストラトのピックアップってノイズが多いモノが多いんですが、意外に音が良いヤツも少なくないんですよ~ ビンテージ感が強いストラト特有の「鈴鳴り感」みたいなもんがあるっていうか、、、
僕の知り合いのミュージシャンで高価なストラトに敢えて安物のピックアップを載せてる方がいますよ~ TONEにつないだコンデンサーとのマッチングで他のピックアップでは出せないようなエグいサウンドになるらしいです♪ 僕も経験があるんですが、安物の海外製ピックアップってノイズに結構味があるんですよね~ 実は僕が長年ストラトのピックアップに0.002μFのコンデンサーを利用してプリセットTONE回路を載せるようになったきっかけになったのが、中国製の安物ピックアップを使える音にするためにやった「苦肉の策」が基なんです!
あとブロック以外にコシのあるサウンドを出すために重要になってくるのがピッチ調整用のスプリングだと思うんです。勿論、これも長年の経験からの自論ですが、、
僕は若い頃からこのスプリングも線径の太い強めのヤツを使ってるんです♪ そしてブリッジは形状に関係なく全てスチール製のモノを載せてますね~ 写真↑はローラー式のブロックタイプですが、これも全てスチール製(GOTHO)です。でも、やっぱ一番好きなのは見た目も音も僕の中ではドンズバのスチールプレスですね~↓
このブリッジの駒↑はちょうど25年になるんですが、フェンダージャパンの鉄製なんです。JAPANですからFENDERの2列ロゴが同方向のヤツです♪ フェンダータイプのプレスブリッジって軽く錆が出てきた位になると固着して良い意味で安定してくるんですよね~


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ヤフオクなんかで時々かなり手をかけたハードレリックものストラトが出品されることがあるんですが、せっかく完成度の高いルックスに仕上げてあるのにトレモロパーツ関係はダメダメパーツを載せてる固体がほとんどなんですよね~ まぁ~5,000円位の廉価ストラトをベースにレリック加工してその手間賃を利益にするご商売だと思いますから利益率としては悪くはないと思いますが、よく見る落札価格は4万円前後なので「勿体無いな~」って思うんです。僕は18年前に脱サラして事業を創めたんですが、商売が軌道に乗る前、ほんとヤフオクには助けられたんです。
当時ハードオフがまだオークション関係に参入してくる前、僕は仕入れのために通ってましたから。当時1年間に数十本のギターを仕入れモディファイ加工した5,000円前後のギターはいつもオークションで8万円位の粗利がありましたから。。 2000年代前半はある意味「オークションバブル」の時代だったんでしょうね♪ 楽器関係を出品する際、一番大事なコトは、そのギターを「すぐ使える楽器」の状態で売るのか、おいしいパーツとしてバラして出品するのか?ってコトなんです。例えばヴァンザントやESPの高級モデルでも改造してある個体はショップでの買い取りは実勢価格の10分の1位になってしまうんです。つまり20万円台のビンテージストラトモデルなら2~3万円位でしょうね~
しかし、パーツごとにオークションで出品した場合、ヴァンザントのストラトネックならたぶんネックだけで3万円では売れると思うんです。さらにボディも3万円以上で売れるでしょうね~ 特にヴァンザントはポケット部分にスタンプが押してありますからネ~ 僕もですが自作マニアはメーカーの刻印大好きですからネ♪ あとは勿論ヴァンザントのピックアップならそれなりの値段で売れますからネ~ トータルでいけばショップで買い取ってもらう金額の倍以上で売れると思います。近年はオークションも分散化しているようで昔ほど稼げないようですが。。
つまり、商売は「ダレでもカンタンにやれることをダレよりも先にやる!」って~のが大事だと思うんです♪
みんながやらないコトは儲かるかもしれませんが、その分リスクも大きいですからネ~
とにかく思い立ったらスグやる!って~ことが何をやるにも大事なんですよね~ 起業してもうすぐ19年になる僕が経験から言えるコトですね♪


【 独立・起業のお話 】
僕の経験談のページです♪ よかったら覗いてみてネ!


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