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ストラトのレリック加工♪~自分でやるなら塗装は勿論、ピックガードも大事です!

当サイトでも毎日のアクセ数がダントツに多いのが「レリック加工」に関する記事。やはりエレキやってる方は傷だらけのレリックボディがお好きなようですね~♪ 勿論、僕も大好きですよ!
お金に余裕のある方は数十万円(数百万)出して本物のビンテージギターを手に入れればイイだけのことなんですが、、
僕の周りにもなかなかそんな人はいないですね~ まぁ~リッチな人でもカスタムショップのレリックモデルを中古で手に入れてるって感じです♪ それでも20万円前後はしますからね~
僕のように貧乏とDIYレリック魂が同居している人間にとって高額なカスタムショップ製レリックモデルは「なんでそんなに高いん?」って思うだけですね~
確かに実際弾いてみるとイイ音するんですがネ♪ それもいつも言ってるように個体差で「ダメなやつはダメ!」って感じで、数年前に40万円弱のUSAレリック・ストラトをショップで試奏させてもらったことがあったんですが、その時は正直フェンジャパの10万円クラスの方が音良いんじゃないか?って思いましたネ♪ 写真↑のボロストラトは十数年前に買ったバッカスのビンテージシリーズ(オールラッカー塗装で当時12万円)ストラトでトップのみブラックでオーバーラッカーしてあるんです。数年お休みしてたんですが、もうすぐセットアップ完了の予定なんです♪
トップのウェザーC.は意図的に入れたんですが、ボディ全体にある小キズはライブなんかで酷使してついた勲章みたいなもんなんです♪ このストラトのサンバーストは一般的によくある62年モデルの3TSではなく、イエロー部分がハッキリしてい木地塗りつぶしの63年パターンなんです。
と、いうことでマニアックな話になったトコロで今回はボディ塗装のお話ではなく、ピックガードについて少しお話しますネ♪
これ↑はパーロイドタイプの3プライなんですが、エッジのカット処理は一般的によくあるパターのヤツです。
自作レリック加工を楽しんでおられる方の中にはザンネンなことにボディにはこだわっているのにこのピックガードに関しては案外スタンダードな大人しいヤツを載せてる人が多いんです。勿論、60年代モデルの人はミントグリーンとかにはしてるようですが、、 そのピックガード、ビンテージ感を前面に出すために一番大事なのは色より実はエッジのカットなんです。つまり角度なんです。
ストラトは年代にもよるんです、今回は一番人気のある(たぶん)スタンダードな60年代モデルのピックガードに着目したいと思います♪ 写真↑中央が先ほどのパーロイドタイプ、この3つのピックガードを見て何か気が付きませんか?
色は勿論ですが、この3つのピックガード実は同じ厚みなんです。中央のパーロイドが一番薄いかと思ったでしょ~? 確かに、このパーロイドに使われている中央部分のブラックは少し薄めなんですが、トータルの厚みは3者とも全く同じなんです。60年代の3プライピックガードを一番リアルにカッコよく見せるのが中央部分の幅なんです。向かって右のミントグリーンはカスタムパーツでちょっと高かったんですがかなり貫禄あるんです♪ 実は一般的な3プライでもこのカスタムパーツのようなルックスに出来るんですよ~ それはエッジの傾斜角度を減らすだけなんです。そう角度を少なくするんです。下の写真↓はビンテージ感を強調させるためではなくホワイトを幅広く見せたかったので角度を削り直したんですが、先ほどの写真↑の一番左側のブラックと全く同じピックガードなんです。
ちょっとこれは極端な例ですが、角度のつけ方でここまで幅広に見せることが出来るんです♪
ね、同じピックガードとは思えないでしょ!?
厚みもですが、やはり一番大事なのはピックガードの表面のカラーですよね~ 特にホワイト系はいろんなタイプがありますからネ♪ 個人的には普通のホワイトが経年変化でヤケた感じが一番好きなんですが、ものすごい年月が必要ですからネ~ だからビンテージホワイトとかオフホワイト、クリームホワイトっていう少しくすんだ感じのホワイトが売られているんです。もうひとつ人気上位のミントグリーンっ~のがありますが、あれはホワイトがヤケてなったわけではないですからネ! そのミントグリーンにもいろんなタイプがあるんですが僕が一番おススメするのはグリーンを少し抑え目にしたパーチメント系のヤツなんです。パーチメントって~のは羊皮紙カラーのことで、ストラトのこだわりパーツとしても結構人気があるんです♪
写真↑の上側がパーチメント系で下が一般的なミントグリーンです。どちらもカスタムパーツなので、よくある市販品のミントグリーンよりは緑が薄いんですが、、
僕は上のヤツが特に好きなんですが、63年モデルのサンバーストには一番ピッタシくると思うんです! と、以前に加工の仕方をご説明しましたが下のピックガードはしっかり割れ加工が施されています。これはメーカーさんがやったもので最初っからです♪ ピックガードにほんの少しだけ手を入れるだけでお手持ちのストラトが超カッコよく生まれ変わるかも知れませんよ~
エッジ加工は多少慣れが必要ですから、もしチャレンジされる場合は入らなくなったピックガードで練習することをおススメします! この角度つけ、慣れてくると結構簡単に出来るようになりますよ~♪
あと市販のレリックパーツは結構シールドシールが貼られていないヤツが多いので、どうせなら前面シールドにチャレンジしてみるのもイイんじゃないかと思いますよ~ これ↑は僕が自分でカットして貼ったのでかなりラフですが、ノイズ対策の効果はかなりありますよ~ 隅っこをスッキリさせたかたので僕は敢えて少し内側でカットしてあります。


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