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自分でエフェクターを作るなら利用しないのはもったいない! ~パッシブ・オーバードライブとか、、、

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ギターやベース、弦楽器やってる人ならほとんどの方が持ってますよね!? エフェクター。 そんな魅惑の小さな箱、気が付けば「こんなにあったっけ~」っていうくらい部屋のあちこちに転がってません?? かく言う私も、そうエフェクター大好き人間なのであります♪ 特にオーバードライブやプリアンプ系が好きですネ~ これ↑はグヤトーンのマイクロシリーズMDm5(ディレイ)、ボス(BOSS)のような一般的なサイズより少し小さくて正にマイクロって感じのヤツなんですが、個人的にはこのデザイン好きなんです。フットスイッチをON-OFFする際にツマミ類に足先が当たらないようにガードまで付いてるんです。それも好みによって前後方向も変えれますし、必要ないなら取り外しOK! 実に使う人のコトを考えたストンプだと思います。そんなグヤトーンもご存知の様にもう無いメーカーですから実に残念です。 今日はそのグヤトーン(Guyatone)のお話ではなくて、エフェクターを自作する場合のお話なんです。「エフェクターを作る?」と言ってもそんな大業なことではなくて、僕がよくやってるようなダイオードを使った簡単なパッシブ・オーバードライブとかA/Bボックスのことなんです。2系統切り替えのA-Bボックスなんかは結構自作される方が多いと思うんですが、その場合使うパーツって電気街なんかによくあるパーツ屋さんで買いますよね~ まぁ、最近はアマゾンでも簡単に買えますからネ♪ これ↑は先日Youtubeでもご紹介したピグノーズの基板をぶち込んだLEDライトのケースなんですが、わざわざ新しい化粧ケースなんかを買わずに僕みたいにアリモノで作るのも結構楽しいんですよ~♪ こんな感じ↑で土台をそのまま活かしてモディファイしたりネ♪ 1から自作する場合、アルミケースやジャック、フットスイッチ等最低限必要なモノをそろえるだけで結構な金額になっちゃうんですよネ~ しかし、そんなことをしなくても意外に安く必要なパーツってそろえれるんですよ~ 例えばこんな感じ↑のストンプ・ボックスだと3,000円前後で買えるんです。中身の回路等はさまざまだと思いますが、もし単純にこの見た目のモノを1からそろえようとしたら、まず筐体となるアルミケースだけでも500円以上はしますよね~ さらにフットスイッチも1つだけでも500円位、ジャックもスイッチクラフトなら2つで800円位、あとは最低限の配線用シールド関係、、、 どう考えてもそれだけで2,000円以上はするでしょ~ さらにドリルで穴あけしたりヤスリでリサイズしたりバリ取りしたりと結構手間がかかりますよネ! そんな時、僕はこんな感じ↑のボックスを利用して安く済ませるようにしてるんです。作るモノによってはかなりの部品が流用できることもあるんですよ~ これ↑は、たまたま使ってなかった小さなアルミケースを利用して作った簡易ミキサーなんですが、結構重宝してるんです。配線用の抵抗関係も全てアリモノで済ませたので出費は0円です♪ 中身はこんな感じ↓ 単純にINPUT1と2をミックスするだけの簡単なパッシブ・ミキサーです。僕はたまたま手持ちがあった47kΩと100kΩを使いましたが、この辺りは多少前後しても全く問題無いですね~ ただシリーズ配線側の抵抗(47kΩ)が極端に小さ過ぎると1と2につないだ機器のVolコントロールなんかが干渉してきますからご注意ください。逆に大き過ぎると出力のゲインがかなりダウンすると共に音の曇りも大きくなってきます。
僕の抵抗ストックは1k、10k、47k、100kがやたら多いんですよ~♪ ということで、この辺りの数値がちょうどイイ感じだっただけなんです。 
今までにいろんな抵抗値で試しましたが、ステレオ出力側のレベルが極端に大きくない場合(ライン信号やヘッドフォン出力レベル)は10kΩ前後でも特に問題ないように思います。10kΩ辺りなら音のこもりもあまり目立たない感じです。
※もし試される際は個人責任でお願いしますネ!
ちなみに現在は10kΩを使ってます。HOT・COLD間の抵抗は敢えて入れていません。もう長年使っていますが機器関係に不具合はおきていませんね♪
僕はこのボックスをピエゾとマグネットピックアップ両方を載せてるアコギに使ってるんです。スイッチで切り替えるようにしようかとも思ったんですが、どうせなら2つの音をブレンドした方がオモシロいんじゃないかと、、、 実際、イベントのライブなんかでもよく使ってるんですがアッテネーター(抵抗)によるゲインダウンと程よい曇り具合がフィルター的に働くので、現場ではかなり使えるんですよ~ 普段、部屋では70年代のモノラルラジオやラジカセをアンプ代わりに使う時、ステレオ音源のL-Rをミックスするために使ってるんです。
そんなことしなくてもステレオ⇔モノラルのケーブルあるじゃん!、、って方もおられると思いますが、市販されている変換ケーブルのほとんどは「分岐用」なんですよ~ つまりモノラル音源を2つに分岐するためのモノなんです。勿論、分岐といってもモノラルが2つ分になるだけで左右のステレオになるわけじゃないですよ♪ この分岐ケーブルをステレオ→モノラルとして使った場合は無理やり2つの信号をつなぐわけですから、厳密には+-波形の関係上、正確な音でなくなってしまうんです。さらに信号レベルによってはステレオ出力側の機器が壊れちゃうこともあるんです。 近年の機器はステレオが当たり前ですから昭和時代のようなモノラル機器用のケーブルはほとんど売ってないんです。80年代位まではL-Rミックス用抵抗入りケーブルって~のが普通に売ってたんです。その抵抗入りケーブルにも単純にL-Rのライン信号をモノラルのライン信号として取り出すものと、MIC端子しかないテープレコーダー用の抵抗入り(L-R整合用抵抗+ゲイン用抵抗)ケーブルと2種類あったんです。 今、思うと昭和は実に使う人の立場に合わせた商品がたくさんあった良い時代だったと思います♪ そ~いえば、3.5mmの2極(モノラル)プラグって最近見かけなくなったでしょ~? 今の若い人は知らない方が多いでしょうネ! 
昭和のBCLラジオ↑のほとんどのモノが外部入力付きでアンプとしても使えるんですよ~ ソニースカイセンサーのようにFM放送用アダプターのMPXジャックにプラグを挿せばチューナー信号が遮断されアンプとして使えるんです。これはナショナル・クーガも全く同じ方法です。僕は学生時代、エレキは買えてもアンプが買えなかったのでクーガをギターアンプとして使ってました。
僕は今でも当時のカセットデッキやラジカセでテープ音源聴いてるんですが、音声信号で小気味よく振れるアナログメーターって見てるだけで何かイイんですよネ~ 
全てのものが、1と0で構成されたデジタルな世の中、ちょっとだけ戻ってみるのも楽しいですよ~ せっかく若い人の間で今、アナログレコードやカセットテープが流行ってるんですから♪ リアルタイムで過ごして来た僕らがその前を今素通りしちゃうのは何か寂し過ぎませんか? 
ということで話が大きく脱線し「温故知新」なお話になってしまいましたが、ちょっとした自作ストンプを作る場合は、まず使えそうなお手軽エフェクターなんかから物色してみるのもオモシロいんじゃないかと思いますヨ~ 近年の小さな中華エフェクターは2,000円前後で手に入るモノが結構ありますからネ♪
ネ、これだけ見ても何か利用できそうでしょ~!?

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