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カセットテープ再ブームだから、、、★必須メンテナンス・アクセサリー

今さら、、、のお話ですが、カセットテープを再生したり録音するには「カセットデッキ」や「ラジカセ」etc. が必要ですよね。
ほとんどの方がカセットテープは「磁気を利用して録音・再生する。」ってことは知っておられますよネ♪
そのカセットテープの磁性体面に接触し録音・再生をやってくれるのが「ヘッド」↑(〇印)という部品。エレキならピックアップ、つまりカセットデッキの心臓部ですね~
そのヘッドの接触面にテープ(磁性体)を毎秒4.8cmのスピードで擦りつけるわけですから、金属でできているヘッド自体がどんどん磁気を帯びていくんです。つまり「帯磁」ってやつ。音声信号を磁気で記録していくヘッドそのものが磁化してしまうと正確な録音・再生ができなくなってしまうんです。帯磁したヘッドのまま使っていてもデッキそのものが壊れることはないんですが、ヘッドの磁化が進むと曲のフェイドアウト部分や無音部分でノイズが目立つようになってくるんです。勿論、それ以外でもいろいろ音に影響が出て来るのでクリアなサウンドを楽しむことが出来なくなって来るんです。 じゃ~どうするのよ?ってことですが、、、 カセットデッキのメンテナンスは大きく分けると2つあるんです。それは「そうじ」と「しょうじ」、「掃除」と「消磁」。掃除はどなたでも判りますよね~ そう、ヘッドを無水アルコールでフキフキするんですよ~ そして「消磁」、これは聞いたことがない方が多いかも知れませんネ~ オーディオ好きの人なら誰でも知ってることなんですが、、、 そこのアナタ、ひょっとして知らないんじゃ~、、、
「消磁」、つまり磁気を消すんです。さきほどお話した帯磁したヘッドの磁気をとる作業なんです。それにはいろんな方法があるんですが、一番シンプルでカンタンなのが「ヘッド・イレーサー」っていう機械を使うんです。機械っていうとちょっと大げさですが、これ↓が僕が40年前に買ったTDKの「ヘッド・イレーサー AH-201、確かソニーのデンスケ(TC-3000SD)を買った頃に栄電社(現エディオン)が中日球場(名古屋山王)でやったセール・イベントで買ったような記憶があります。
勿論、今でもしっかり使えますよ! 数年間、ちょっと行方不明になってたんですが、つい先日カセットテープラックの裏側に落ちていたコイツを救出したんです。その間に電池は放電し切っていたので新品に交換しました。
40年前の機械にコンビニで買った普通のボタン電池がそのまま使えるって~のも何かスゴイって思いません? 「そんなこと言ったら乾電池だった同じじゃん!」って。。。
だってその40年の間には「Lカセット」も無くなり、「ベータテープ」、「MD」といろいろ姿を消したじゃないですか~ ちなみに「Lカセット」って~のはカセットテープの化け物みたいなヤツでオープリンリールとカセットの中間的存在だったんですが、その大きなサイズからゼンゼン普及しませんでした。僕らと同年代でもエル・カセットの存在を知らない人は多いんです。円谷の特撮なら「マイティジャック」的な、、、
で、このカセット式のヘッド・イレーサーの使い方は超簡単! 通常のカセットテープと同じ様にデッキにセット後再生ボタンを押すだけ。中央の赤いランプが点灯すれば消磁完了!
40年前当時はハンドリューターみたいな形のゴツイやつが主流でしたね~
ヘッドに当たる部分が電源スイッチも兼ねてるんです。
実際は、よっぽどのオーディオ好きじゃないとヘッドの消磁はやらないんです。 実はこんな専用機器を使わなくても簡易的にヘッドを消磁することが出来るんです。
まずカセットデッキにカセットテープを入れ普段の様に再生してください。次にそのままの状態でデッキの元電源(ACプラグ)を抜いてください。 ハイ、これでOK! あくまでもこれは簡易的な消磁なので機器を使った時のようには磁気を取り除けないんですが、やらないよりはかなり良いらしいです。これは確か40年前当時僕が好きだったNHKのオーディオ専門番組でやっていたような、、、 当時オーディオ専門誌も読みまくってましたから、正直どれが情報元なのか憶えてないんです。でも当時、仲間内でもこの方法はみんな日常的にやってましたから間違いないと思います。 まぁ~ここまでやらないにしても、最低クリーニングだけはやって欲しいですね~
クリーニング液はお値段も安いですからね♪ レッドがヘッド等の金属パーツ用で無水タイプ、グリーンがピンチローラー(ゴム用)なんです。間違えるとヘッドが錆びちゃいますから気をつけてネ! 逆に使うとゴムでできたピンチローラーもやられちゃうんです。


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東芝オーレックス・ブランドのCDレシーバー・アンプTY-AK1。FM補完放送対応のワイドFMは勿論、CDプレーヤー、SDカード・USBメモリ、ブルートゥース。そして近年再ブレイクしているカセットテープ。残念ながら70、80年代一般的なカセットデッキに搭載されていたDOLBY NR(ドルビー・ノイズ・リダクション)機能は搭載されていませんが、当時録り溜めたクロームテープ(70μs)の再生用にイコライザー(EQ)切り替えが装備されているのは往年のラジカセファンには嬉しいトコロだと思います。


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