アコギ弾き語り | 人生をモディファイ

———-スポンサーリンク ———-

あなたが使ってるギター、ネック反ってないです？　アコギ、エレキ、、、種類に関係なくネックが反ってるギターってホント弾き難いですよね～　その反りにも大きく分けると「順反り」と「逆反り」がありますよね！　程度にもよりますが単なる反りだけなら「順」であろうが「逆」であろうが意外にカンタンに直せるんです。コツさえつかめば初心者さんでも出来るレベルの修理なんです。　一番厄介なのは、ネックジョイント付近からネックが起き上がった状態に反る「元起き」と「ねじれ」っていう症状。この2つはギター初心者さんじゃなくてもなかなか簡単にはいかないんです。まぁ～この2つの症状が出たら迷わず楽器屋さんにお願いした方が間違いないです。「アイロン」っていう機械でネックに熱を加えながら反りを調整していくヤツが必要なんです。といってもアイロンは普通に市販されていますから誰でも手に入れることが出来るんですが、安いモノでも市場相場で7万円位しますから、まぁ～症状が出たらショップさんで直してもらった方が無難ですネ♪ これ↑は当サイトでも時々登場する僕が15年以上愛用している1967年製ギブソンLG-1なんですが、コイツを手に入れた当時の状態は正直あまりイイとは言えないレベルだったんです。ネットで買ったんですがショップの詳細説明がデタラメで僕の手元に届いた時はフレットがかなり減った状態で全てのポジションでびびりまくり！　さらにネックは順反り。ヤフオクなんかならよくある話ですが、ショップですからネ～　値段も当時の相場より少し高めだったんですが、その擬似説明文と渋いルックスにヤラレてしまった僕の責任ですから仕方がないですね。ショップに問い合わせた回答は「ビンテージですから現状渡しということで、、、」これはいくら言ってもこのショップはダメだな！って諦めました。で、関東でも有名な「Wマン」に送りフレット交換と反り調整をお願いしたんです。1ヶ月半位かかったんですが、戻ってきた時、別のギターかと思う位に弾き易い固体に生まれ変わっていたんです。こちらがお願いした内容以外のこともいろいろやって頂き、指板に関しては一皮剥いただけでなく削れていた箇所なんかも全て修理されていたんです。勿論、修理代はそれなりにかかったんですが、当時の僕は大満足でしたね～　驚くのは15年経った現在でも反りが一度も起きてないんです。僕は基本的にアコギもエレキも弦は常に張りっ放しにしてるんです。これはお話すると長くなっちゃいますから割愛しますが僕のコダワリなんです♪ ネックの反りに関して僕はコイツ↑で考え方が少し変わったんです。どんなギターでもネックは反らない方がイイに決まってますよね～　新品で手に入れたギター、例外を除けばほとんどネックは真直ぐですよね。店頭に並べてある時は基本弦は多少緩めてありますよね～　で、試奏なんかの時チューニングして、、、って感じですよね！　つまりほとんどの新品ギターは普段弦の張力が常時かけられてないんですよ～　なので、現状真直ぐでも、ひょっとしたら数ヵ月後には多少の反りが、、、　ってこともあるんです。しかし一度でも反りが発生したネックで調整修理されたモノは僕のLG-1の様に以後ほとんど反らないか反り難い固体に生まれ変わるんです。個体差もあるので一概には言えませんが、僕が今まで弾いてきたギターや現在所有している20数本がそうなので僕の中では間違いないコトなんです♪ これ↑昨年（2018年）夏に一目惚れして買った寺田楽器製VGのKTR-LGっていうスモールボディです。有名ショップさんのオーダー品でさらにあの寺田楽器ですからネックの状態はバツグン！勿論、少しの反りもありませんでした♪　弾き易さも音も文句のつけようが無いギターなんです。しかし、ひとつ心配だったのが先ほどお話した経年の「ネックの反り！」　自慢できるレベルでもないんですが、ネックの反り調整だけは今まで数え切れない程やって来ましたから多少自信はあるんです。なので、ぶっちゃけこのVGには「早く反って欲しかったんです！」で、先日コイツを弾いていた時、微妙な違和感を感じたんです！そ～なんです、軽く順反りしてたんです。正直「やった～！」って感じで嬉しくなっちゃったんです♪　元起きやねじれは一切無く、単純な順反りだけです。このKTR-LGっていうモデルは50～60年代初期のギブソンを基本に復刻したギターなのでトラスロッド↑の感じも愛用のLG-1とほぼ同じでした。調整は毎度お馴染みのコイツ↑、ギブソンと同じボックスレンチだけ♪　今回、弦を緩めて10度未満でOKでした。もう少しガッツリ反ってくれれば嬉しかったんですが、、、たぶんもう1回位調整が必要になる日が来ると思いますが取り敢えずはこれで当分安心して弾いてられそうです♪♪♪ ちなみに現状の弦高は12フレット上で「2.0mm」に調整してあります。勿論、全てのポジションでバズは一切ありませんヨ～最近ちょくちょく登場してます↑ハイフライヤーのネックも現在のモノに載せ換えて10数年経ちますが、軽い順反りを一度調整してから一切反りは起きてませんネ♪　コイツもバズは一切無しなんです。