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ストラトキャスターのトレモロ調整♪ 【初級ギター講座】フローティング

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なんだかんだで「ストラト」というギターを弾き始めて40年、そのストラトのトレモロ設定を30年ぶりに変えました!
その設定とは「フローティング」のことなんです。僕は若い頃からフロイドローズより昔ながらのシンクロトレモロが好きで、その設定もボディにベタづけというスタイルで長年やってきました。ご存知のように「ベタづけ」の場合、アームアップでの使用は出来なくなりますが、その代わり演奏中にもし弦が切れたとしても他の弦へのテンション影響が無いのでポジションさえ工夫すれば、ライブでもそのまま演奏が続けられるんです。それにベタづけ設定の場合、弦振動がボディへダイレクトに伝わるのでサウンド面でも良いコトだらけなんです。
しかし長年エレキをやってきて判ったんですが、ボディ鳴りが実際アンプから出てくる音に影響するのは、わずかなコトなんですけどね~ ただエレキはアンプから出てくるサウンドを楽しむだけではなく、ボディが振動することによる生鳴りも奏者には大事な部分なんです。アコースティックギターの場合は実際その生鳴りが、ものすごく重要なんですが♪
これ↑は僕が十数年愛用してるコンポーネントのストラト♪ 元はバッカスのビンテージシリーズ(オールラッカー)。度重なる改造を経て現在の状態になってるんですが、つい最近までトレモロはボディにガッチリ密着させていました。スプリングはスタンダードに「3本爪掛け」ですが、かなりキツめに張ってました。勿論、トレモロはちゃんと普通にダウンできるレベルの張り方でネ♪ 普段、アームアップすることは無いのでOKなんです。
しかし、、、1ヶ月位前のコトなんですが、日曜大工中に左薬指を軽くケガしちゃったんです。指先部分だったのでチョーキングに多少影響があったんです。
普段使ってる弦は10-46(ダダリオ)、トレモロは先ほどお話したようにキツめのベタづけなので軽いチョーキング位では持ち上がらないんです。つまりかなり強めのテンション、指先にかかる負担もかなり、、、
そんなことで、一時的にテンションを緩めることにしたんです。せっかくだから長年やってなかったフローティング状態にしてみたんです。そう、ちょっとだけアームアップできる設定ネ♪
アップ量は目一杯アーム引いた状態で全弦「半音アップ」するようにスプリングを調整しました。で、実際弾いてみたら「めちゃ楽!」でした。ギブソンのミディアムスケールでも弾いているような感覚でした~ このストラトでは初めてのトレモロ設定だったので、かなり新鮮でした♪ サウンド的にはベタづけの時より多少ファットにはなりましたが「これもアリかな♪」、、、
取り敢えず指先が完治するまでのつもりだったんですが、今年はちょっと気分を変えてしばらくこの設定で使おうかなって考えてます。
ストラトも10年以上使ってると良い意味で金属パーツが劣化固着しているのでフローティング状態でかなり過激にアームダウン・アップを繰り返してもチューニングがほとんど狂わないのでイイですね~ 人間と同じで古くなるのも悪いコトばかりじゃないんですよね~ 15年以上使ってるギターのほとんどは手元に残っているので、コイツもたぶんこれから先もず~っと居るんでしょうネ♪

★カセットテープのお話↓(第2ブログ)

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「カノンコードを使った場合の落とし穴」↓

★第2ブログ(2019年4月8日UP記事)初級ギター講座

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