ミニメイトンEMD/6～Diesel Special★高いけど良いギター

これは僕のYoutubeチャンネルのエンディングで弾いているミニギターのメイトン・ディーゼル・スペシャルEMD-6
コイツはは50歳の記念に購入したサイズの小さいエレアコ
今年で13年の付き合いになります。エレアコなので元々ピエゾPUPは内蔵されていましたが、マグネット式のパッシブPUPを後付けしてあります。入手後トップは塗装を剥がして好みのカラーにリフィニッシュしました。（ラッカー）
バックは好みのカラーだったので、手を入れていません。
弦長（scale）は580ｍｍと超ショートですが、リッケンバッカー325よりは長いんですよ～　※Rickenbacker 325は52.7ｍｍ
メイトンはオーストラリアのギターメーカーでラインナップに廉価なモデルはありません。ミニギターと聞くとほとんどの方が子ども用とか初心者用の安いギターを想像すると思いますが、このメイトンはそういう類のアコギとはまったくのベツモノ！
僕が手に入れた13年前はまだ20万円前後で売られていましたが現在は30万円以上しますね。ま、メイトンに限らずギターは全体的に高騰化していますからね。僕はコイツを確か17万円位で買ったと記憶しています。当時もし現在の市場価格位だったとしたら、やっぱちょっと考えちゃいますね～
当時、僕の楽器仲間でもMATONというメーカーを知らないヤツが多かったですね。トミーエマニュエル好きには定番のアコギなんですけどね！
ボディ材はトップがスプルース単板、それ以外のサイドとバック、ネックは全て木材としては硬いブラックウッドが使われています。ブラックウッドは木材としての繊維密度が高いため高価な楽器によく使われているようです。
このメイトンも木材のおかげか今まで一度もネックが反ったことはありません。フレットも結構硬めの材のようで13年経った今でも8割は残っている感じで、ローフレットによく見られる気になる凹みもほとんど無いのもスゴイですよね～
勿論アコギとしての鳴りもブレーシングがシッカリしているのでミニサイズとはいえかなりデカい音で鳴ってくれます。
宴会ステージ等のギター漫談でもアンプラグで結構イケちゃいます。
プリアンプはシンプルなんですが音に変なクセが無いので使い易いですね。バッテリーの持ちはかなりいいです。いつ交換したか忘れちゃうぐらい長持ちします。一般的なアコギと同じプラグインでＯＮになります。ひとつザンネンなのはチューナーがついていないコトかな～　　▼Youtube GOGOAKKUN エンディング↓
ユーチューブのエンディングではマグネットピックアップを使ってライン録音でやっていますが、今でも時々「あのギターいくらですか？」ってメールを頂きます。
ま、ちょっと高いんですがミニメイトンはめちゃめちゃ良いギターですよ～♪
★大事なことを言い忘れていました！
一般的によくある普及モデルのミニギターも近年はかなり作りが良くなって来ましたが、ミニギターは弦長が極端に短いためテンションが弱くなるので、どうしてもチューニングが安定しませんし指の押さえ方ひとつで音程がすぐ崩れます。
どうしてもミニギターがいいとおっしゃるなら最低でも3万円前後のモデルをチョイスした方がイイんじゃないかと思います。

ミニメイトンにハードケースは標準で付いてくるんですが、レスポールのハードケースにもぴったり入るんですよ～
ただ僕のLPケースはアーチトップ仕様なので大丈夫なんですがフラットタイプのハードケースだと少しキツいかもしれませんネ。
ちなみに僕はメイトンにダダリオのEJ21を張っています。
マグネットPUPを多用するのでニッケルラウンドが必須なんで！