JB64ジムニー牽引フックにD型シャックル★できれば使うことが無いように願うパーツです!

ジムニーに乗っているほとんどの人が街乗り中心だと思います。
ワイルドなオフロード走行ならお任せ!のジムニー
ひっくり返ってボディがボコボコに凹んでも何とか自走で帰ってこれるのがジムニー。そんな危険なオフロードなんか走らないから大丈夫です!っておっしゃるアナタ。
車体がひっくり返っちゃうようなオフロードじゃなくったって、普段の街乗りでも、側溝にタイヤがはまったりとかも考えられるでしょ~。もう30年以上前のお話ですが、会社の女性社員が帰宅途中、街中にあった小さな橋で車ごと宙ぶらりんになってしまい事務所に救助要請!もしJAFなんか呼んでいたらスゴイ請求になっていたと思います。運良くその日僕は先輩と機械の搬入でユニック車を使っていたので現場の救助に向かい事なきを得ました。
当時その女性社員さんが乗っていたのはスターレットと軽量なクルマだったので当日僕らが乗っていた2tユニックでも大丈夫だったんですが、車体の引き上げには結構苦労しました。
スターレットの牽引フックを利用して引き上げたとしたらボディがコンクリートの橋で傷だらけになってしまう恐れがあったので結局、運転席の窓から助手席の窓に太い角材を2本通しスリングでガッチリ固定し引き上げに成功しました。勿論、引き上げによるボディへのキズは一切付きませんでした。
ホントは牽引フックを使って引き上げれば半分の時間で済んだと思うんですが、その女性社員さんまだローンが残っていたようでボディに傷だけはつけたくなかったというわけなんです。
そんなことより本人が全くの無傷だった奇跡に感謝すべきとその時思いましたけどね~  下の写真↓は僕のジムニー
ちょっと前置きが長くなってしまいましたが、クルマには前後に牽引フックなるものが付いているわけですが、ほとんどの方がこのフックのお世話になることは無いんじゃないかと思います。
僕は若い頃、営業車ごと田んぼにハマりお世話になった経験がありますけどね~ 当時助けて下さったトヨタのディーラーさんホントありがとうございました!
そんな牽引フック、僕のジムニーにも前後にしっかり付いていますが、そのルックスは実に地味。勿論、地味であろうが緊急時には必須の装備ですよね。そこで「牽引フックここにあり!」って感じで主張する市販パーツをちょいと取り付けました。
イエローのD型シャックルです。↓これはリアのマフラー側塗装してあるといってもシャックル自体は実にシンプルな部品なのでお値段は安いんです。汎用品なので幅を合わせるためのゴムスペーサーが数枚付属されています。
スペーサーのおかげでガッチリ固定できますが、こんな感じに角度もカンタンに変えられます。なんかオシャレでしょ~
カラーもブラック、グリーン、レッドとボディカラーに合わせてコーディネートできます。
ま、できればこのシャックルのお世話になることが来ないことを願って安全運転で行こうと思います。
※ユニック車を使って重量物を吊り上げるには
「移動式クレーン免許」と「玉掛免許」がセットで必要になります。僕はサラリーマン時代に免許を取ったんですが、脱サラして今の仕事になってからは一度も吊り上げ作業をしていないので、もし冒頭でお話した女性社員さんみたいな現場に遭遇したら当時と同じような段取りで出来るかどうか不安ですね。

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