2028年AM民放放送廃止までは「ラジオ」に関する話題は、こまめにアップさせて頂きたいと考えております。ということで今回も前回に引き続きラジオねたです。
これは↑僕が普段デスクワークしている左側の写真です。
ズラリ無駄に並んでいますが、それぞれ局を分けてチューニングしてあります。何気にベンリで気分によって使いわけているので結構たのしいんですよ~♪ 音質的にはやはり中央に鎮座しているソニーの1980Mk5がズバ抜けてますね。
現時点でうちの中にラジオって呼べるものは20数台います。
「こんなにラジオあってどうするの?」ってよく言われます!
ただ今まで一人だけ70年代のビンテージラジオを見つめ
「イイっすね~」って言った人がおられました。その方は僕の取引先のことを調べに来られた「税務署」の人でした。
もう十数年前の話なんですが、本題の「税務」に関する話は15分位だったんですが、昭和のBCLラジオに関する話を1時間していかれました。年齢も僕と同世代でやはり学生の頃BCLラジオにハマっていたようです。特にナショナル・クーガの2200には喰いついていましたね~ 僕のギター仲間もラジオ好きがホント多いですね! ギター、クルマ、バイク、カメラ、オーディオ(ラジオ含む)この辺りを長年同時進行で趣味にしておられる人は僕の周りには多いですね。初対面の人でもすぐ友達になれますネ!
今回は希少価値とともに市場価格がバカ高くなっているビンテージラジオのお話ではなく元々の値段も安くさらに特値で入手したラジオのお話をしたいと思いますので最後までお付き合いくださいネ~ まず上の画像↑は東芝のAM/FM2バンドラジオ
こいつは見た通り昔ながらのダイヤルをクルクル回してチューニングするバリコンを使ったアナログラジオです。
何の変哲もないラジオなんですが結構お気に入りの「ながらラジオ」でもう10年以上愛用しています。メーカー価格も確か5,000円しなかったと思います。僕は何かのセールで2,000円ちょいで手に入れました。もちろん新品でしたよ。
現在は外観をかなりデコってますが実は中身も少しイジってあるんです。この東芝TY-HR2は元々やわらかめの音がするラジオなんですが僕はさらに中低域に音が集中するように手を入れてあります。このラジオは普段仕事をしている時にBGM的に流しているので中高域が抑えられている方が都合いいんですよ~
このラジオは吊るしのままでも落ち着いた音で鳴ってくれるので長時間聞いていたいという方にはおススメですね。逆にメリハリのあるハイハットを効かせたような音楽には向いていないラジオとも言えるかもしれませんネ♪
東芝のラジオは比較的音が柔らかいので高齢の方には向いているんじゃないかと思います。
同じ東芝でもステレオ仕様のSR-66↑等は少し高域寄りのハッキリしたサウンドなので音楽を聴くには向いているかもしれません。SR-66は55の時から外部入力端子がついているのでスマホなどの外部音源用のモニタースピーカーとしても使えるのでラジオだけじゃ物足りない!って方にはおススメですね。
SR-66はDSP方式のラジオなのでワンタッチ選曲したい方や同調ズレを嫌われる方にはイイかもしれませんネ。
ここでワンポイントアドバイス!
このSR-66は外観からもデジタルラジオって感じですが、実は受信周波数が液晶パネルでデジタル表示されているものすべてがデジタルラジオ(DSP)とは限らないんですよ~
表示がデジタルだけで内部はしっかりアナログ回路で構成されているものも結構あるんですよ! それとは逆に昔ながらのダイヤルくるくる方式でレトロなスケール表示になっていても中身はDSPっていうものもあるんです。※ポケットラジオに多い
★DSP(デジタル)ラジオのメリットはバリコンを使ったアナログ方式のPLLラジオのように同調ズレを起こさないというところですね。デメリットとしてはPLL方式のラジオと比べて電池持ちが極端に悪くなるところですね。ちなみにTY-HR2は連続約400時間ぐらい電池が持つので防災ラジオって呼んでいいレベルですね。後継機のTY-HR4はLEDライト付きなのでまさに「ザ防災ラジオ」単純に受信機として快適操作のDSPより人間味のあるPLL方式のラジオの方が好きという人も多いんですよ。僕もPLL派です。
僕が長年愛用しているナショナル・クーガ200↑は発売から約50年になる老体ですがコイツの受信感度にはホント脱帽!って感じですね~ コイツだけでなく同社のクーガNo7、ソニーのスカイセンサー5800、この70年代を代表する昭和のBCLラジオたちはホントよく出来ていると思いますね。クーガ7は当時からアナログTV音声(VHF)が聴けれるワイドFM仕様でしたから無改造で現在のFM補完放送が聴けるんですが、クーガ2200とスカイセンサー5800だけはAM民放放送廃止の話が確実になった時に改造手術したんです。こんな完成度が高いラジオで90MHzから上の放送が聴けれなくなるなんてガマンできませんからネ!
近年のよくできたラジオも今の技術があれば当時のBCLラジオのレベルまでいけてもイイんじゃないかと思うんですが、やはりお金のかけ方に限界があるんでしょうね~
続いては以前Youtubeでもご紹介したaudiocomm(オーム電機)の小さいモノラルラジカセ。コイツもかなりイジってます。
このラジカセは値段が安いのにかなり多機能なんですよ~
2025年現在も現行品で市場価格は8,000円前後、僕はコイツも特売かなんかの時に5,000円ちょいで買いました。ポイントも使ったので実質3,000円位だったと思います。
色違いで同じ外観のヤツがaiwaブランドで売られていますが中身は全く同じOEM商品のようですからこのルックスと機能が気に入ったなら好みのカラーでチョイスすればイイんじゃないかと思います。アイワブランドの方が少し割高で出回っているようです。 カセットテープの録音再生、USB/microSDの録音再生、ブルートゥース、AM/FMラジオ、ラジオの受信感度に関しては特に悪いこともないんですが正直めちゃイイってこともないですね。
ま、普通って感じです。正直いうとダイアルの局間に余裕が無いとでも言いましょうか、、 コツさえつかめば問題ないレベルのお話ですがね。カセットデッキ部に関してはやはり近年ものの安い作りですから本体での録音はオマケ程度だと思ってください。以前Youtubeでお話した通り製造コストを抑えた「直流バイアス録音方式」なので、どんなソースを録音してもノイズ・オンパレードって感じの音になります!ただ昔カセットデッキ等で録りためたテープの再生は全く問題ないレベルで再生してくれます。そんな感じで僕はコイツ本体でテープに録音することは無いので「消去ヘッド」は取り外してあります。
オーディオ好きの方にはいわずもがな、直流バイアスのラジカセの消去ヘッドには「永久磁石」が採用されているので、万が一「テープが巻き込まれた場合」消去ヘッドにテープが触れたらその接触部分の録音内容はヤラレてしまうんです!
まともな交流バイアス方式のデッキならば消去ヘッドも通電式なので再生だけなら一切磁気を発生させないから安心なんです。
ま、細かいことを挙げればキリがありませんがコスパが良いラジカセといってイイんじゃないかと思いますよ~
最後はコイツ↑これも同じくオーム電機のAM/FM2/日経の3バンドラジオ、こいつも見てお判りだと思いますがかなりイジってあります。まずアンテナは2段折り曲げできるようにしました。
そしてスピーカーは音圧のあるフォステクス8㎝をMDF材で作ったバッフル経由で載せ替えてあります。本体ダイレクトだとマグネット部分が内部パーツに干渉してしまうのと本体ハウジングの肉厚がないので音圧高めのスピーカーはパッフル経由じゃないと本体がビビリまくっちゃうんです。さらに内部の隙間部は同じくMDF材で補強しました。サイズが合いそうな手持ちの木っ端を適当に張り付けただけですが効果はかなりあったようです。
このラジオは外部入力端子が装備されているのでPCなどのモニターアンプとしても使えるんですよ~ 本体スピーカーではモノラル再生になってしまいますがラジオは勿論、外部入力も3極プラグのステレオ対応なので中身はしっかりステレオ仕様なんです。昔のソニー・カセットデンスケみたいな感じ!っていえば同年代の方ならお判り頂けるんじゃないかと思います。
以上今回ご紹介した3台のラジオは全部合わせても実質1万円もかかってないんです。普段使いは勿論ですが、改造でかなり遊べましたからホントお金のかからない趣味だな~って思います。
1万円でもボンビーな僕には大金ですが後輩連れて飲みに行けば足りないくらいの額ですからね!
毎朝喫茶店でモーニングすれば1カ月で12,400円
名古屋の街中で週5日1,200円のランチすれば1カ月30,000円
★こまめにYoutubeで動画アップすれば↑毎日のランチ代くらいはカバーできますよ~ 僕の知り合いの若いサラリーマンさん(妻帯者)の月のお小遣いは平均3~4万円って方が多いですね。もし動画制作して毎月のお小遣いがプラス3万円の6万円になったとしたどうですか? Youtubeに限らず何か始めるのに「遅い」なんてことは無いと思います。
★僕が30代で脱サラ独立した経験談を載せてありますから
よかったら参考にしてください!・・がんばれサラリーマンさん
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