ジャズマスターを買う前に確認しておかないと損すること★Fender-Jazzmaster

生産が追い付かずどこのショップでも売り切れ状態が続いていたボスのアンプシミュレーターIR-2がやっと入荷し始めましたね。
僕も昨日偶然アマゾンで発見してポチリました♪
年内に入手することは諦めていたので見つけた時は何の躊躇もありませんでした。アマゾンの在庫数も時間単位で変動しているので恐らくまた次回入荷待ち状態になることは必至だと思います。
僕がこのIR‐2を買おうと思った決め手はアンプシミュレーターとキャビネットシミュレーターを個別にON-OFFできるトコロでした。ZOOMのMS-50G+にキャビシミュが搭載されていなかったことは想定外でしたが、やっぱLINE録りだけでなくアンプで鳴らすことの方が個人的には多いですからネ。他バンドのお助けで入る際はこれからIR-2だけで済んじゃうかもしれません。


大変遅くなってしまいましたが先日お話した「ジャズマスター」の続きです。 ▼人気のフロントTONE回路無しモデル↓
近年僕の周りでもジャズマスターを使う人が増えて来ました。現在僕は以前Youtubeでご紹介したスクワイアー(Squier)のジャガーは持っているんですが同系シェイプのジャズマスは持っていないんです。今までもジャズマスに関してはビンテージを所有したことは一度もなく30代の頃一時期モズライトのサブギターとして愛用していたのもフェンダージャパン製でした。僕がギターの重量にうるさくなった切っ掛けになったのが、その頃使っていたキャンディーアップル(CAR)のジャズマスなんです。93年頃のお話ですから勿論ネットの時代ではありませんから実店舗で取り寄せてもらいました。
若い頃、キャンディーアップルレッドのカラーにハマっていた時期があったんですよ~ 写真↑はフェンダーのメキシコ製プレイヤーズシリーズの2ハムモデルですが勿論当時こんなモデルはありませんでしたが、もしラインナップされていたら飛びついたでしょうネ! 塗りつぶしのメタリックですから木目がどうだとか何ピースボディなのかなんてことはどうでも良かったので注文したんですが、僕の手元に届いた個体は当時愛用していたギブソンのLPスタンダードとほとんど同じくらいの重さがありました。
人間って~のはいい加減なものでレスポールなら4kg以上あっても許せちゃうんですが、フェンダーで4kgオーバーは、、、
僕が買ったジャズマスは当時体重計で測ったら4.05kgありました。一緒に注文したツレのジャガーもやはり4kgオーバーありました。当時(93年前後)のフェンダージャパンのポリ塗装はビックリするくらい厚かったことも重い個体が多かった原因だったんじゃないかと考えます。どうしてそんなことが言い切れるか?って
僕は若い頃からギターをカスタムすることが好きだったので、フェンダージャパンの塗装はそれまでにも何本も剥がした経験があったんです。特に93年フェンジャパのストラトのポリ塗装はぶ厚かったですね~ 僕は当時USAのアメリカンビンテージ(57ST)も使っていたんですが、本家もラッカー塗装とはいえ塗膜は厚かったですね~ その後、塗りの薄い「シンラッカー」シリーズが登場したんですよ~
薄塗りラッカーのギターは酷使すると10年も経てばイイ感じの貫禄というか味わいが出て来るのでヤメられません!
★前回もお話しましたがメーカーさんも制限された価格内でギターを作るわけですから製造は勿論ですが製品管理などコスト全般を考えればどうしても一度に厚塗りできて強度があるポリエステル塗装になってしまうのは仕方がない話なのかもしれません。
しかし近年はお値段が多少高くなってもユーザーが求めているものを商品化するメーカーさんが増えてきたように感じます。
特に塗装については勿論ですが出来るだけ本体重量の軽い個体を意識されていると思います。
★まずここで重要なチェックポイント!
本体の重さが重要になってくる機種なのにネットのスペック詳細に本体重量が記載されていない個体は避けた方が良い。勿論、重いボディがお好きな方の場合はその限りではないと考えます。
ジャズマスターの平均的な本体重量:3.8kg~4.0kg
探せば3.5~3.6kg位の個体もたまに見ますね。ストラトの場合3.6kgというと少し重めの個体に分類されると思いますが、ジャズマスターはボディサイズがストラトより一回り大きいこともあって3.6kgでも意外に軽く感じると思います。
ジャガーもボディサイズがジャズマスとほとんど同じでショートスケールネックなので3.5kg前後の個体も探せばありそうなんですが、ジャガーは重い金属プレーを多用していることもあってなかなか軽い個体に出逢えないんですよね~
なんだかんだ言ってもやっぱノーマルのジャズマスターはイイですよね~ 価格が15万円前後で入手できるメイドインジャパンで検討されている方が多いと思いますが、ぶっちゃけ日本製のフェンダー作りイイですよ~ しかし問題は塗装です。
基本的に国産のレギュラーモデルの塗装はポリエステルでボディ材はバスウッド。
まずボディ材のバスウッドですが、みなさんもご存じのように木材としてはかなり柔らかく加工がラクにできるので楽器メーカーさんとしてはイチバン使いたい木材なんじゃないかと考えます。木材としての価格も安くラクに入手できるのでメーカーとしては有難いボディ材ですね。ただ楽器用の材料としては音響的にアルダーやアッシュのようなクセが無い木材なので取り付けるピックアップの性能がモロ前面に出て来る材とも言えますからバスウッドボディのギターを選ぶ場合はセイモアダンカンやディマジオなどしっかりしたメーカーのピックアップが搭載されているモデルを選んだ方が無難かもしれませんね。僕が大好きなモズライトもバスウッドボディなので搭載するピックアップにこだわられる方が多いんです。
比較的軽量な材であるバスウッドなんですが、モズライトもジャガー同様ボディが結構大きいので軽い個体って少ないんですよ。モズはトレモロのビブラミュート(VIBRAMUTE)がめちゃ重いのも原因の1つと言えるかもしれません。
フェンダー日本生産のジャズマスターを今検討されている方
価格とルックス、本体重量が重要なチェックポイントであることはお解り頂けたかと思いますが、それだけじゃ、、、
ちょっと待って!まだは早まってはいけません!
JAPANのジャズマス、基本的にはバスウッドボディでポリエステル塗装が標準的な仕様なんですが、、、
最近、ショップさんのオーダーなども含め標準モデルとほとんど同じような価格でいろんなパターンのモデルが出て来たんです。
「急いてはことを仕損じる!」ここはジックリ吟味が必要
●ボディ材がバスウッドではなくアルダーが採用されたモデルが登場しています。
●アルダーボディで更にポリエステルではなくポリウレタンが採用されたモデルも出てきています。
●そしてアルダーボディにラッカー塗装されたモデルも登場しています。※この仕様は多少割高のようです。
あと数か月もすればいろんなショップさんがボーナスセールや年末セールを打ち出してくると思いますが、特別価格の表記に惑わされないようしっかりチェックしてから購入することをおススメ致します。

【まとめ】一番買いのジャズマスは・・・
●アルダーボディ
●ラッカー塗装
●本体重量 3.6kg前後
この条件に当てはまる個体を見つけたら買いだと思いますよ~
あと1つ、変わり種としてはジャパンのジュニアコレクションシリーズも今かなり人気のようです。特に女子に人気みたいです。
残念ながらこのモデルはバスウッドボディとポリエステル塗装の仕様みたいですがボディが一回り小さいこともあって本体はかなり軽量のようです。ネックスケールはジャガーやムスタングと同じショートスケールとなっています。ちなみにこのジュニアシリーズにはストラトテレキャスターもラインナップされています。






売ってないなら自分で作る!