高機能なのに安く買えるラジカセ★USB・SDカード・ブルートゥースも使える RCS-SUB920R

最近 Youtubeで古いラジカセの動画をよくアップしていることもあってか同年代の知り合いからも色々相談されることが多くなりました。やっぱ昭和のラジカセってデザインめっちゃイイですもんネ~ 勿論、見た目だけでなく音質に関しても近年の海外製品と比べて中低域の音の密度みたいなものは明らかに優れていると思います。特にカセットデッキ部分については、以前も少しお話しましたが録音方式が近年の安価なラジカセと違い構造が複雑な交流バイアスを採用しているのでダイナミックレンジに関しても大学生と幼稚園児ぐらいの差がありますね♪
近年またアナログブームが再燃しているようで70~80年代の中古ラジカセが高値で取引されているようです。しっかり整備された完動品などは当時の定価に近いお値段になっていることも少なくないです。個人的にはそのスペックから考えても当時の定価の倍でも安いんじゃないかと思います。勿論、整備交換された電子パーツ以外のメカ部樹脂パーツが経年劣化していますから、この先何年問題なく使えるかの保証は全くありませんから日常使いにも多少気を遣う必要があることは否めませんネ。
なんたって当時のラジカセは家電品としてこの世に誕生してから既に50年経っているわけですから真面に使おうと思うなら色々と手を入れることは当たり前のお話♪
人間でも50過ぎれば悪いトコロだらけですから。。。
僕も手持ちのレトロ家電に関しては定期的にメンテナンスしていますよ~ ※2028年AM放送民放44局FM完全移行に対応する裏技については以前の投稿記事を参考にしてみてネ♪
先日Youtubeでご紹介した1974年のアイワTPR-850は当時中学生だった僕には憧れのラジカセでした。
いいオジサンになってから程度が良さそうな中古を探したんですが、なかなか自分がナットクできる状態の個体には出逢えませんでした。で、先日オークションでカセットが回らないだけで外観は結構キレイなコイツ↑を見つけたんです。ちょっとしたカケにはなるんですが「カセットが動かない」っていうのは、ほとんどベルトが原因ですから何とかなんちゃうんです。今回運良く安く入手できたので僕としてはかなりラッキーでした。
故障内容は予想通りベルトは全てやられてました。
「伸びている」とかいう次元ではなくベットリ溶け落ちていました。幸い電気系統はかなり良い状態だったので、内部のクリーニングとベルト交換で無事息を吹き返してくれました。
勿論今回もついでに「FMラジオのワイドバンド化」しておきました。カセットテープの再生も問題なく可能になったんですが、微妙なワウフラッターについてはメカ部分の経年劣化がありますから新品状態までとはいきませんがピアノメインの楽曲以外での再生なら問題ないレベルまで持っていけましたから取り敢えずヨシということにしておきます。このアイワ850に関しては現状維持優先ということで今後はカセットテープ型ブルートゥースアダプターを使って音楽を楽しみたいと考えております。
とにかく好きなんです、この昭和を感じる日本的なデザインが!
カセット型Bluetoothアダプターについてはこちらの動画を

★では今日の本題がこちら↓
これは僕が愛用している安ラジカセ!
メーカーはホームセンターでもお馴染みの「audiocomm
オーディオコムと聞くと誰もが「ホームセンターでよく見かける安い中華家電ね~」っておっしゃると思います。
確かに製造は中国なんですが、このaudiocommはオーム電機の音響ブランドなんです。オーム電機といえば僕ら昭和オジサンには懐かしい会社で、70年代中期にステレオアンプやスピーカーキットを当時中高生だった僕らでも何とか買える価格で「SOUND SHACK」というブランドで提供してくれていたメーカーさんなんです。僕は当時のステレオアンプ(キット)を今でも愛用しています。     ↓SOUND SHACK PA-2040
で、そのオーム電機さんが出しているコンパクトなラジカセがこいつなんですが↓最近生産完了になったみたいです。
僕のはかなり手を入れてあるので吊るしの市販品を見ると同じラジカセだと気が付く人は少ないんじゃないかと思います。
市販品がこちら↓
僕のがこちら↓
かなりデコってハデになっていますが、普段エレキのアンプ代わりにも使っていますから中身もしっかりモディファイしてあるんですよ~ 吊るしの状態でもこのラジカセはかなりのスグレもので、カセットテープは勿論ですがFMラジオもしっかり108MHzまでのワイドバンド、その他にUSBメモリーマイクロSDカードの再生・録音、そして今の時代には必須のブルートゥースも搭載しているんですよ~ これで新品が8,000円前後で買えちゃうんですからイイ時代になりましたよね~ もし80年代このスペックなら間違いなく5万円前後はしたでしょうネ♪
ただ残念ながらカセットデッキ部にはコストを抑えるために直流バイアス方式が採用されているので、本機でカセットテープへの録音をした場合の音質は「ん~、、」って感じです。
勿論、昔録り貯めたカセットテープを再生するだけなら、そこそこの音質で楽しめますよ~ ただ中低域の音圧感に関してはイマイチかな~ ま、出力も1.2W+1.2W・スピーカーも小さいですから仕方がないですね。
一時期アマゾンのセール期間に5千円台で出ていたこともあるんですが現在は8千円台で落ち着いているようです。他のサイトではほとんど12,000円前後って感じです。とにかく既に生産が完了している商品なので、新品で安く入手できるのもそんなに長くないと思いますネ~
僕はエレキ用のプリ回路以外にも全体的にロゴシールでデコり、カセット部の各ボタンをカラーペイントしレトロ感を演出しています。70年代当時ラジカセの操作ボタンって赤とか青になっているものが多かったんですよ~
僕はこのラジカセをかなり気に入っていて最初の1台はモノラルモデルを買ったんです。モノラルモデルは今も現行のようです。
このラジカセはたぶん昔ソニーが出していたCFM-120TVのデザインをオマージュしたんじゃないかと思います。
っていうかマンマって感じです。。。
値段が高いラジカセや希少性が高いモノをこんな感じでデコって使う勇気はありませんが、このラジカセについては「僕をデコって使いな!」って言っているように僕には思えたんです♪

audiocomm RCS-SUB920R


機能は今時・デザインは80年代青春ラジカセ!

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感想(12件)


JB64ジムニー、1年乗ってみての感想と燃費
・・・・・2023年6月8日投稿


令和の今、ラジカセブーム再燃
・・・中古ラジカセの選び方・買い方・調整
・・・・・2023年5月17日投稿記事


FMの受信周波数帯域が90MHzまでの70年代のBCLラジオやラジカセを2028年以降も現役で使い方は是非見て下さい。



テレビがおもしろくなくなったならプライム!


AMラジオ放送5年後に廃止!
・・・・・2023年4月18日投稿記事


古いラジオでFM補完放送を聴く!・・・2023年4月7日投稿



近年売られているカセットデッキの性能は?


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