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エレキやってるならテスターは必要!? 【初級エレキ講座】エフェクター改造・モディファイ

あなたは愛用のエレキをご自分でメンテナンスできますか? まぁ、モディファイして使ってるなんていう方には愚問かもしれませんが、、、 知り合いのエレキ初心者さんから時々頼まれるのが「音が出なくなちゃったから直して~」。音が出ない原因でよくあるのがピックアップセレクター不良! レスポールにしてもストラトにしても年数が経ってくるとどうしても接点がやられて来ますからネ♪ 特に初心者さんは運指やピッキングの練習でいっぱいいっぱい、ピックアップを切り替えてサウンドの違いを楽しむなんていう余裕ありませんからね。セレクタースイッチの接点は金属でできているので、どうしても使用頻度が少ない個体は小まめにピックアップを切り替えて使ってる方のギターよりスイッチ接点の表面にクスミやサビが発生して接触不良を起こすことが多いんです。頻繁にスイッチを動かすことにより接点同士が擦れ合って常に軽く磨かれてる状態をキープできるんです♪
それともうひとつ♪ 意外に多いのがギター本体ではなく、たんなるケーブルの断線や劣化! バンドをやっている人は結構シールドはマメに交換するんですが、「お家ギター」専門の人はケーブルって何年も使っちゃうんですよね~ ライブステージの様にギターからアンプまでの距離がそこそこあったり。複数代のエフェクターにつなげる場合はシールドの劣化が音にかなり影響しちゃいますからネ♪
そんな見た目だけでは判らないシールドの断線やスイッチの接点不良なんかをチェックできるのが「テスター!」 ケーブル関係専用のチェッカーも世の中にはあるんですが、今回は一般的なテスターのお話。 そう単なる導通だけじゃんくて、抵抗値や電圧・電流なんかがシッカリ測れるヤツね♪
これ↑は僕が普段使ってるテスター。単なる導通チェックだけの場合はもっと小型でシンプルなヤツを使うこともあるんですが、こいつはコンデンサー容量(μF)や回路電流なんかもしっかり測れるので、機材の修理やモディファイには必須なんです♪ あとLEDライトや非接触電圧センサーも装備されているから、日曜大工なんかでも重宝するんです。
昔のアナログメーター式テスターと違い抵抗を測るにしても「0Ω調整」とかしなくていいですからラクなんですよね~今のは。。 ただコイツ↑はコンデンサーを測る時、「nF表示」なのでギター関係のように μF(マイクロファラド/10−6)表記が多いパーツは頭の中で変換しないといけないんですがね。。 つまり、ストラトのトーンコントロール用によく使われる「0.047μF」のコンデンサーの場合は、「47.00nF」で表示されるんです。 ちなみに「n」はナノ/10−9! 他に「p」ピコ/10−12
ま、こんな↑感じで固体によっては表記との誤差がかなりありますけどね~ ★価格重視の廉価なテスターはコンデンサー容量や回路電流なんかは測れないものが多いので、もし買われる場合はご注意くださいネ~
とにかく他人に自分のギターを触られたくない方、すなわち自分でメンテナンスやリペアをやっていきたい!って考えている方は是非、テスターとハンダゴテだけはあまり安物を買わないようにしてくださいネ♪ あと「はんだ吸い取線」と「はんだペースト」・「放熱クリップ」は絶対常備しておいた方がイイと思います。 コンパクトサイズのテスターの方がイイな~、、って方が多いと思いますが、実際使っているとある程度の大きさと重量があった方がベンリなんですよ~ テスターって! あと、ワニ口クリップケーブルもあった方が絶対いいと思います♪ +-のどちら一方を外して使えるアタッチメントタイプが便利ですよ~
ギターだけじゃなくてエフェクターのモディファイなんかに手を出し始めるとテスターは絶対必要になりますよ~
ギターのピックアップ交換以上にハマルとオモシロくなるのが、エフェクターのオペアンプ交換♪ みんな大好きなほとんどの歪みエフェクターにはオペアンプ(写真↑4558DD)が使われているんですが、この8本足の小さなお弁当箱を載せ換えるだけで、歪みのニュアンスが劇的に変わるんですよ~ 例えばオーバードライブによく使われる4558をJRCの「NJM072D」とかFairchildの「KA358」なんかに乗せ換えるだけでビックリするぐらいジューシーでワイルドなドライブサウンドに変身するんですよ~ 僕も手持ちのエフェクターで何台か載せ換えてあるんです。 少し難しく思えるかもしれませんが、オペアンプ交換って鳴れちゃうと結構カンタンにできちゃうんですよ~♪ ソケット式に改造しちゃえば、真空管アンプの様にいろんなオペアンプに載せ換えて音の違いを楽しめるからオモシロいんですよ~ ★「オペアンプ交換して音が良くなるなら、メーカーが最初からソレを使ってるはずじゃん!」っておっしゃる方が居ますが、、、 メーカーさんが敢えて使ってないことにはちゃんとした理由があるんです。それはコストなんです。オペアンプなんかたかが数百円、モノによっては何十円!って思うでしょ!? しかしエフェクターのパーツはオペアンプだけじゃありませんからネ~ 数十円、数百円の違いが全体の価格に反映されちゃいますからネ~ だから世の中には高額なブティック系エフェクターが存在してるんです。
実際僕のように下手の横好きで、エフェクターをモディファイしたり作ったりしてる人間から言わせて頂ければ「ちょっとボリ過ぎっしょ~!!」って思うんですが。。。
★一般的なエフェクターによく使われている炭素皮膜抵抗を金属皮膜抵抗に交換するだけでもローのイズ化できるんですよ~
あとは同じ数値の抵抗やコンデンサーも耐圧の高いヤツに交換するとかネ♪ 金属皮膜抵抗は炭素皮膜と比べて数値誤差が少ないため精度を要する機器などに使われます。
価格差だと、例えば炭素皮膜1個1円だったとしたら金属皮膜は3円って感じかな~ 個人で使う分には大した差じゃないんです!だから自作エフェクターならガッツリ良いパーツを使っちゃえばイイんですよ~ ただ電子パーツは高いから良い!って~だけじゃないんですよ! 安価で不安定なパーツだからこそ得られる音みたいなものもありますからネ~ みなさんよくご存知の真空管、あれの価格になると少し話が変わってきちゃいますが、そもそも真空管とは超不安定なパーツですからネ~ 完全に温まらないとシッカリ仕事してくれませんし、、、 寿命も短いし、、 ゲルマニウムトランジスタにしても温度によって微妙に音変化しますからネ♪ でもみんな真空管アンプの音大好きでしょ~ ゲルマニウム・クリッパー大好きでしょ!?
つまり値段じゃなくて、自分好みの音が出せるパーツを使えるのが自作エフェクターやモディファイの醍醐味なんですよ~♪

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MXR Distortion+ は音量が下がる(2020年5月2日)
アコギ用マグネットピックアップ(2020年4月27日)
ウイルスの恐怖(2020年4月21日投稿)


↓MXRディストーション+改造サウンド動画♪



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