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ストラトのレリック加工のやり方! ~Relic Storatocaster

Compact Guitar CST-60s ★Modified by akkunguitar project
ミニ・ストラトキャスターのレリック加工細部画像
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↓サンバースト塗装を削り出しただけでは木材がピカピカ状態なので、まずピカピカになった表面を今度は荒めのナイロンヤスリで軽くざらつかせます! そして黒の油性マジックで下地を塗ります。乾いたらナイロンヤスリで落とします。塗った部分がある程度落ちると薄っすら自然に経年の汚れが再現できます。 あとはカッティングによるピッキングのスクラッチを再現するため弦方向に鉄ヤスリなどのエッジ部分を使って一方方向に軽くキズをつけていきます。そしてまたナイロンヤスリで軽く削り、黒マジックで塗り、再度黒を落とします。 この工程を自然な経年劣化っぽくなるまで繰り返します。
※細工鋸でピックガードの割れも再現↓

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割れは見える部分だけで実際には割れてないんです。これは市販のビンテージ・クローンパーツに多い加工方法なんです!

レリック加工(ダメージ加工)には、擦れによるキズ・剥がれ・打痕・溶けなど色々なパターンがありますからギターの部位によってキズのつけ方を使い分けます!
ラッカー塗装の場合は比較的ラクにできるんですが、今回のCST60sのようなポリウレタンの場合は塗装面と下地との段差を少なくする工程があるのでラッカー塗装と比べると倍位の時間が必要となりますね~ 時々ポリ塗装にレリック加工をしてあるギターで「いかにも・・・」って~のを見かけますが、単純に塗装を削り出しただけでは雰囲気出せませんからね~ ポリでも今回のポリ・ウレタンと違ってポリ・エステルだとレリック加工はかなり難しくなりますね~ ポリ・ウレタンは結構ラッカーに近い部分があるんですが、エステルはもろ樹脂って感じなので。。。 もしレリック加工をする前提で廉価ギターを買われる場合は、塗装がウレタンかエステルかをチェックした方が良いと思いますよ~♪ 僕は、良いな~と思う安いエレキでも塗装がPエステルだと絶対避けるか塗装を全部剥がす覚悟で買いますね。
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↑カッティングによる擦れダメージ

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↑ビンテージギターに多いザックリ削れ系ダメージ

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↑打痕系&剥がれ系ダメージ

st006relic↑演奏による擦れ系ダメージ

st007relic↑バックルによる削れ系ダメージ

今回は、昔 愛用していたビンテージストラトのキズを再現してみました!
くれぐれも、ダメージ加工はやり過ぎないようにネ!
もうちょっとやりたい・・・の手前で止めるのがコツ。。。

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