「脱サラ・独立」カテゴリーアーカイブ

独立に必要なモノ

独立、起業するのに一番大事なモノは何か? それは勿論、業種にもよりますが経験者として言わせて頂きますと・・・ 「そりゃ~お金でしょ!」って、言うと思うでしょ!? 実はお金より大事なモノがあるんですよ~。 それは、「 やる気 」 と 「 アイデア 」です! 事業を創める時、いくらお金がたくさんあっても 「 やる気 」 が無い人は、ただ手持ちのお金を食いつぶしていくだけの生活になるだけで、お金が無くなった時点でGAME OVER です! もう一つの「 アイデア 」 は、考えるということです! 勿論、そんな簡単にアイデアが浮かんでくるなら誰だって成功しちゃいますよね~! 僕も事業を始めた当時は、何をやってもうまくいかず1年間でかなりのお金を使っちゃいましたから。 でも毎日のように色々考えてました。 サラリーマン時代の数十倍位にね!・・・ 僕が当時、同業者があまりやっていなかったことを採用したことによってピンチを切り抜けることができたんですが、それをお話する前に、サラリーマン時代にお得意さんの社長からされた質問についてお話しましょう。 ★もしもの話ですよ~ 「 あなたに500万円あげますから、自由に使って何か事業を始めてください!」 って言われたら、あなたならその500万円をどのように使いますか? 勿論、使い方は自由ですよ~。 ・・・よ~く考えてくださいよ~!! 500万円ですよ。 では、僕がその当時(今から30年以上前)社長さんに出した答えは○だったのか、それともダメダメだったのか? ・・・で、その社長さんに言われたのは 「 商売やった方が良いね、君は!」でした。 まだサラリーマン2年生坊主の僕にですよ~ ★では、あなたは500万円をどう使いますか? 出題者のその社長さんは結構苦労人でスタートはやはり僕と同じサラリーマンだったそうです。 で、この質問をそれまで何人もの若い人たちにしてきたらしいです。 一番多い答えは、500万円の半分を貯金しておいて250万円で何をやるかを考える!ってのが一番多かったらしいです。 で、その社長さんは毎回こう答えた人には、サラリーマンを続けなさいって!って言ってたらしいです。 じゃぁ~、当時の僕はどう答えたか?って言いますと、かなりお気楽な回答で、取り敢えずもらった500万円を銀行に預け入れして、しばらくそのまま。。。 そして、商売(サイドビジネス)を始めたいので融資して欲しいと銀行に相談。 取り敢えず500万円預け入れしてあるわけですから500万円は貸してくれるだろう~と単純に考えただけです。 バブルの時代ですから! そして、まだ正式に商売は始めず定額の返済だけをして銀行から信用してもらうだけにしました。 しばらくして商売で必要なものが出来たので・・・という理由で、残りの500万円も口座から出す! まだその時点ではサイドビジネスベースでの話なので、サラリーマンとしての定期収入はあるわけですから銀行に対して特に問題はないだろうと考えたわけです。 まぁ~無茶な発想ですが若造の考えることですから・・・。 そして、元の500万と借りてる500万を足して1000万なら、何かイケるだろ~!って考え、その社長さんに答えました。 結局、僕の答えを社長さんは気に入ったみたいで 「 発想はかなり無茶だけど、なかなか良い! 」 って言われました! 無茶だけど、これも一つのアイデアで、商売やるには大事なことだ!って、その時はかなり褒められてうな重をご馳走になりました。
そして、その質問から十数年後僕は本当に会社を辞め起業したわけですが、当時事業を始めるにあたって銀行に色々相談しに行きました。 そして、その時の銀行担当者とのやり取りで、フラッシュバックが起こりました! それは、あの社長さんとした500万円の話だったんです。 サラリーマン時代からずっと(約19年間)同じ銀行を利用していたので、少ないんですが500万円位は入ってました。 そして正式に退職手続きが完了した数日後、その銀行口座に会社から約1000万の退職金が振り込まれました。 預金と合わせて1500万、開業費になんだかんだで500万使っても1000万あるからしばらくは大丈夫だな~って思ってましたから、借り入れを起こすなんてことはその時考えもしませんでした。 ところが、数日後その銀行から電話が入りました。 「○○様、○○社から○○万円のお振込みがございましたが・・・」ってな感じで。。。 で、詳しい事情を担当者に話すと、10数年前、あの社長にお気楽に答えた僕の内容とほぼ同じ話をされたんですよ~ 確かに給料の良い会社にいたのでそれなりの信用もあったのと、時代が時代でしたから・・・ ここからの内容を話すと色々問題がありますので詳しくは言えませんが、若い頃の僕の発想も案外間違ってはなかったんだ~ってその時思いましたね~
そして、その1年後その銀行とは別の信用金庫との付き合いが始まり僕の人生が大きく変わっていくことになったんです。 勿論、良い方にネ! MYバブルがスタートしたわけです。 ・・・つづく

 

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