僕は約19年間サラリーマン（営業職）を経験し、21年前に独立・起業しました。
まったく業種の違う業界でのスタート、さらにコネクションも一切無い状況で創めたので当初は仕事なんか全くありませんでしたね。 今考えれば、「よく出来たな～」って自分でも感心します！（笑） ただ、やりたいことがあった！ やりたいことで飯を食いたかった！ この二つだけで独立を決めました。 物事を冷静に考える人からすれば、なんて無茶な・・・って思われるかもしれませんが、実は起業するということでコレが一番大事なことじゃないかな～って僕は今でも思いますね。
「こんな会社、辞めたいな～」 とか 「辞めて、何かやりたいな～」 って、言ってる人 よくいますよね～ 正直、そういう人はサラリーマンを続けといた方が良いと思います。 なぜ？って それは簡単なことで、順番が違うんですよ～！ 「辞めて、何かやりたい」 ・・・コレはアウトです！ 成功する人は 「 ○○がやりたいから、会社を辞める 」 単純にコレだけです。 ただ、例外もありますよ！ 夢や希望を持ってスタートしても、ダメになっちゃう人も沢山います。 僕が商売を始めた18年前、周りで起業する人が結構いましたね～ ブティック、飲食、ケータイ電話etc. しかし商売はホント難しいもので、同時期に始めた方のほとんどが3年以内にお店をたたんでいきましたね～。 僕が商売を始めた三河という土地は、じつに保守的な気質の街でありまして、新しいものにはすぐ飛びつかない！ それどころか警戒するぐらいの感じなのであります。 じゃ～、そんな土地でよく商売しようなんて思ったね！？って、思われるかもしれませんが、僕も伊達に16年間三河でサラリーマンをやっていたわけではありませんよ～！
商売でたいへんなのは、勿論 「仕事を取る」・「売り上げを上げる！」なんですが、一番たいへんなのが毎月の固定費、つまり店舗の家賃や光熱費、人件費等。 これらは、売り上げがあっても無くても毎月必ず発生するものです。 僕の場合は、事務所を立ち上げるための費用は全て僕が負担しましたが、一緒に始めた後輩とは基本的に共同経営というカタチをとっていましたので、利益が出ない時はお互いに給料無しでした。 勿論、それでも事務所の家賃等の固定費は僕の口座からどんどん無くなっていったわけですが・・・
独立する人は 「自分のお店を持ちたい！」っていう方が多いと思います。 つまり、お店（貸し店舗など）っていうのは、その方のステータスであり、独立・起業の証なのです。 だから、店舗の規模を縮小したりするなんてことはまず考えません！ レクサスに乗っていた人が明日からフィットに乗るなんてことできないでしょ！？
まぁ～商売も扱うモノによって違いますから一概には言えませんが、僕は見切りが結構早かったので助かったのかもしれません！ 冒頭でも言いましたが、最初の頃はなかなか仕事なんか取れなくて、毎月赤字で・・・。 そう、まだ僕の仕事が何かって、言ってませんでしたね～♪ 僕はいつ潰れてもおかしくないデザイン事務所を経営してます！
で、商売を始めて1ヶ月経った頃 知り合いからの紹介で 「病院関係」の画像処理・冊子の作成仕事を任されることになったんです。 長期仕事なので報酬は数ヶ月後、ですから赤字続き状態は何も変わりませんでした。 ただこの仕事が終わればまとまったお金が入るってことだけがモチベーションとなってました。 その病院の仕事もハンパ無い量の画像処理と文章打ち込みなので、朝事務所に来て後輩と黙々仕事して、お昼食べて、また黙々と・・・の毎日。 その間、事務所のシャッターは閉めっぱなしだったんです。 勿論、毎日シャッターを締め切ってたわけではありませんが、週の半分はそうでしたね～。 で、当時僕は 「事務所のカタチは残したいけど・・・」 「でも、今の仕事はこの事務所じゃなくても出来るな～」 「背に腹は代えれないし・・・」ということで、後輩と相談してその事務所を半年で出ました。 そして、住んでいたアパートから、事務所兼のマンションに引っ越しました。 この決断は今思えば大正解でしたね～！ 勿論、自分がデザインしたロゴマークを前面に出した事務所でしたから、引き払うには少し勇気が要りましたが、それ以上にお金は大事ですからね（笑）・・・ ステータスだけでは飯は食えない！ということです。
【独立・起業 体験談】—–
1. 脱サラ～起業
2. そして起業
3. 起業のきっかけはコイツ！
6. 独立に必要なモノ
7. 営業に出れない！
10. 広告制作は難しいのです！
11. 優等生の広告作り
12. 広告制作の流れを少し変えた
13. そしてデジタルデータになった！
14. 作った広告にダメ出し！
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