ギター小ネタ話♪

■Guyatone Principal O.D.  について(2020年6月28日)
グヤトーン復活後第2弾として2019年秋に登場したプリンシパル・オーバードライブ、まだご存知ない方もおられるかもしれませんがこのエフェクター、既に生産が終了しています。
発売時の価格は約15,000円、ボスの技クラフトと同じ。生産台数から考えれば特別に高いエフェクターでもないんじゃないかと思います。僕のように昔からのグヤトーンファンは昨年発売された時に入手されたんじゃないかと思いますが、昨年末には既に品薄状態になっており、かなりの高値で転売されていたのをネットでちょくちょく目にしました。
このエフェクターのウリは一般的なオーバードライブと少し違ったプリアンプ的な動作とエフェクトとは別に単独で働くアクティブ・バッファーだと思います。歪ませて使うというよりは、バッファーとエフェクト両方共常時ONで自分好みの音に作り込むのがベストなんじゃないかと思いますネ~
ありそうで今まで無かったドライバーって感じです。このエフェクターについては以前Youtubeチャンネルでもインプレッションさせて頂きましたので今回は割愛させて頂きます。今回のお話は、このオーバードライブを生産終了後もネット販売しているサイト(ショップ)があるということなんです。勿論、実際の商品はありませんよ、つまり詐欺サイトなんです。ただ現在ネットに出ている全てが偽サイトとは言いませんよ~ もしかなりの高値で売られている場合は単純に暴利目的の転売だと思いますから実際に商品もあるのかもしれませんが、、、 ※要ご確認
今年2月お話したように詐欺被害に遭ってしまった僕からの警告です。ちょっとでも怪しいと思ったら、先方に「代引き可能か?」必ず確認してください。詐欺サイトの場合は100%振込みかクレジット決済のみと返事が来ます。で、クレジットC払いの場合は情報がすべて詐欺集団に渡ってしまいます。振込みの場合は運が悪いと数分の間に詐欺集団は入金確認後口座のお金を引き出してしまいますから、警察への被害届け後、銀行口座凍結手続きの時には既に手遅れとなってしまいます。僕が2月に警察で被害届を受理してもらい振込先の銀行へ連絡してから「被害回復分配金」の手続き書が届くまでにちょうど4ヶ月がかかりました。
凍結後の残高も約6千円、この金額を被害届を受理された人数(騙された金額のパーセント)で分配するわけですから、たぶん手元に戻ってくるのは数百円だと思います。みなさんも僕のようにならないよう十分注意してください!! 生産終了品や入手困難な商品には気をつけてください。
ちなみに僕が騙された金額は約4万円です。

■Fenderピックアップ Stratocaster® Mid Boost Upgrade Kit
フェンダーといえやっぱり「ストラトキャスター!」 いや、テレキャスだ!  まぁ、人それぞれ好みはあると思いますが、ストラトが嫌いって~方は少ないですよね♪ ストラトといえば「クラプトン先生」♪ 今から20数年前、ホント流行りましたよね~ ミッドブースト内蔵モデル! ただOFF時でも完全なノーマルサウンドにならないという理由で途中で基板を外されてしまう方も結構おられました。 僕も若い頃はパッシブ派だったのでその人たちの気持ちはよく解りました。 しかし最近、また一部の人の間で再ブームになっているようなんです。 おそらく若い頃を懐かしむ僕らオジサンたちだと思うんですが、よく考えてみればブースターというエフェクターを本体内でつないでいるだけなんですよね♪ 外部接続と違いノイズも拾い難いし結構メリットも多いんですよね~ そのミッドブースター、まだちゃんと売ってるんですよ♪
Mid Boost Upgrade Kit 【アマゾン参考リンク】

バッテリーを使うブースター以外でも当時めちゃ流行っていたのが、ターボブレンダー♪ こちらは完全なパッシブなので電池は必要ありません。 原理は超シンプルで、リアピックアップにポット経由でフロントピックアップがシリース(直列)にブレンドされていくというものなんです。直列ですからパラレル接続のハーフトーンと違いパワーがガッツリ上がります。これも好みが分かれるとは思いますが、ライブの飛び道具としてはおいしいアイテムですよね~
ストラト用ターボ・ブレンダー 【amazonリンク】


▼隠れた名器、現行の歪み系エフェクター
若い頃、一時期「ボス離れ」して高額なブティック系エフェクターに走ってたこともあったんですが、年齢と共に改めてボスコンの完成度の高さに、、、♪ ボスの歪みといえば、SD-1、BD-2、OD-3、、、と数多くの名器がありますよね~
そんなボスのドライブ系エフェクターの中で現行品なのにその存在を知らない人も多い名器があるんですよ~♪
それが画像↑のOS-2「OverDrive / Distortion」、そう名前の通りオーバードライブとディストーションが同居したエフェクター。このポップな4つのツマミのせいで、ちょっと他の歪みエフェクターと比べてオモチャっぽく見えちゃうトコロが人気の低さなんじゃないかと云われています。しかし、そのサウンドは原音感をしっかり残したザクザクした音でドライブさせることが出来る完成度の高いオーバードライブ&ディストーションなんです。オペアンプを「072」や「358」等に載せ換えて使ってるギタリストさんも多いんですよ~ このOS-2のサウンドは一度知っちゃうと必ず病みつきになると思いますネ~
ただ少し残念なのは、DRIVEの上げ具合によってノイズが目立つことですね~ OS-2でガッツリ歪みを作りたいっていう人は、やはりノイズゲートが必要になってくるかもしれませんネ♪

【アマゾン参考リンク】BOSS OS-2 Overdrive Distortion


発売から結構経つんですが最近よく売れるみたいです、コイツ↓
蛍光表示菅技術を駆使した次世代真空管「NuTube」を搭載したオーバードライブ♪ そのサウンドは勿論、真空管の音そのもの!筐体サイズも一般的なコンパクトエフェクターと同じ。フットスイッチ部分から覗くチューブ素子が実にそそられます♪
しかしまだ素子自体の価格が高価なこともあり、お値段もそこそこするんですよね~
あと真空管素子も小さいとはいえ通常の半導体と違いしっかり電力を消費するのでバッテリーの持ちも恐ろしく速いのであります。ホント「早い」じゃなくて「速い」んですよ~ 勿論、ACアダプターでの使用ができますからバッテリーの持ちが気になる方はアダプターは必須ですね~ 9V~18Vまでの対応となってますが、こいつ本来のポテンシャルを引き出したいなら18Vでの使用をおすすめします。
【アマゾン参考リンク】Ibanez Nu tube screamer



売ってないなら自分で作る!