売ってないものは自分で作る!

このバイオリンシェイプ↑のギター、元は1975年当時中学1年の僕が初めて自分のお金で買ったエレキベース♪
??って思ったでしょ~ 実はこれ6弦ギター用にスケール変更して僕がモディファイしたオリジナルギターなんです。ストラトのようなソリッドボディではなくフェフナー#500/1と同じようなフルアコースティック構造なので結構苦労しました。コイツも40数年ベースとして生きて、いきなり6弦ギターに生まれ変わっちゃったわけですからビックリしたでしょうネ~ 僕のギター人生はコイツから始まったと言ってもいいぐらいの長年の友達なんです。こいつのベース時代がこちら↓


モディファイ好きの僕でもオリジナルのままの方がイイと思ったものは一切改造しませんよ~。 ただ、楽器屋や音響機器なんかはデジタル主流の現代のモノより60年代・70年代のモノの方が確実に作りも音も良いと思うので(あくまでも主観です。)、改造ではなく修理して長く使うをコンセプトに日夜奮闘しているのであります。 僕は、SKEでもお馴染みの名古屋に住んでるんですが、大須商店街には少なくなったとはいえ、まだまだ電子パーツ屋さんが沢山あるので当分パーツの入手に困ることは無いと思うんですが、こればかりはお店も商売ですから・・・ってとこですね~。

soundshack917
写真のステレオアンプは、サウンドシャックってゆ~70年代に流行ったキットの完成品なんですが、当時中学生だった僕はこのアンプが欲しくて欲しくて仕方なかったんですが、キットとはいえとても中学生の僕には簡単に買える代物ではなかったですね~。 で、オッサンになった僕が10数年探してやっと手に入れた程度の良いモノがこのアンプなんです。 コイツもオークションで入手したんですが、キレイだったのは外観だけではなく基板関係の状態もかなり良く現在も良い音で鳴ってくれてますよ!ただ、さすがにボリュームポット関係は経年のホコリなんかで多少のガリはありましたが、接点復活剤でバッチリ直しました。 たぶん、コンデンサー関係はある程度したら交換しないとダメかもしれませんネ~。 使われてる電子パーツは近年のモノと違いシッカリした大きさの固体のため交換するのもそんなに難しいことではないんですよ~。 さっきお話した大須のパーツ屋さんに行けばパーツも1つ数百円で入手できるものばかりなので、修理代で困るなんてことも全くありませんね~ 勿論、オペアンプなんかは一切使われていない完全ディスクリートな機器ですからね!


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danbo-spk
古くても良いモノは修理して使う!
特に70年代のオーディオ機器は近年モノと使われている電子パーツの質量がまったく違うので、サウンドの違いは歴然!まぁ~イイ音の定義って~のは人それぞれだとは思いますが、最近はレコードやカセットテープ等 僕ら(60年代生まれ)の青春時代に主流だったメディアが見直されているのは何か嬉しいですね~ 今の若い方にカセットテープが受け入れられてる理由は別のところにあるようですが、まぁ~何にしてもOLDIES BUT GOODIES ! なのでありますよ~♪
僕が中学生だった頃の70年代は、大手家電メーカーは必ずオーディオブランドを持っていて各社それぞれ自社のカラーを競い合っていましたね~ ★ナショナル(松下)はテクニクス、三菱はダイアトーン、東芝はオーレックス、三洋がオットー、日立がローディー、ソニーはそのままソニーでした。ソニーはそのままでブランド力がありましたからね~! あと有名なところでは、パイオニア、アイワ、トリオ etc. とホント沢山ありましたね~♪ 本当にイイ時代だっと思います。
最近、ちょっとレコード盤とともにブームになってきているカセットテープブランドも沢山ありましたね~
当時カセットテープと言えば、代表する2大ブランドがありました。 それはまずTDK、そしてマクセル(日立)ですね。 このカセットテープっていうのもほんとメーカーさんごとにカラーが違って、消費者である僕らは当時、録音する音楽ジャンルによってテープブランドを使い分けていました。 高域のクリアさが際立つTDK、中低域のドッシリ感があるマクセル、僕はTDKのファンでした~♪ TDKの中でもノーマルバイアスのADが特に好きでした。 ただ高域のクリアさが売りのTDKだったんですが、当時はまだカセットテープそのものの品質が安定していなくて、録音した音が時々不安定になったりすることは日常茶飯事のことでしたね! 録音中にモニターしている音はそのままソース音源を聴いているだけでカセットテープに録音された音ではないわけですから、録音終了後巻き戻してチェックしてみると所々音が飛んだりしていて録音し直すなんてことはしょっちゅうでしたね~ 中学生の頃はまだデッキの3ヘッドの意味もよく解っていなかったので、文句言いながら録り直すなんてことは当たり前のことでした。 「今の1時間はなんだったんだ~っ!」ってな感じでネ! 高校生になってアルバイトをして、やっとまともなデッキを買うわけなんですが、僕が最初に買ったカセットデッキはソニーのデンスケ。TC-3000SDっていうモデルで当時はまだdBメーターではなくてVUメーターでしたね~ あとはピーク時に光るLEDがついていただけで、MOLに余裕がないテープではすぐ歪ましちゃってましたね~ そのデンスケも僕には結構ハードルの高い値段で当時定価で7万円以上はしてましたが、それでも2ヘッド仕様でしたから録音の状態をリアルタイムで確認することは出来ませんでしたから、相変わらず録り直しの恐怖と戦ってましたね~。 そして社会人になって出たボーナスでティアックのC3Xを買ったんですが、勿論このC3Xは3ヘッドですから録音しながらリアルタイムで状態をチェックできたわけです! ほんと夢のような気分でしたね~ 3ヘッドというだけではなくダイレクトドライブにフルロジックと、もう贅沢極まりない仕様でした。 さらにテープスピードも倍速設定できましたから、FMエアチェック主流の当時はマスター録音機として重宝しました。C3Xでヒスノイズを極力減らして録音しデンスケで編集してましたね~ もうその頃になるとカセットテープの品質もかなり安定してきてましたから2ヘッドのデッキなんかで一発録りしても失敗することも少なくなってましたね~ そしてこの後、メタルテープなんかが登場することになっていったわけであります。 数年後、MDにその位置を取って代わられるとは知らずに・・・。 そのMDもホント寿命の短いメディアでしたね~ なんか昔ソニーが出したLカセットを思い出しました。 僕らと同年のヤツでもよっぽどオーディオ好きじゃないとLカセットの存在は知らない人の方が多いでしょうね~! ほんとソニーさんは、ビデオのベータと同じでよくやらかしてくれましたね!(笑)






中学~高校生の頃、そんな僕らオーディオファンの愛読書と言えば勿論 「 FMレコパル 」、
昨年復刻版が発売されましたが・・・。
fmrecopal917
当時、 「FMレコパル・音の仲間たち」って番組もありましたね。もう8年位前にお亡くなりになった広川太一郎さんがパーソナリティーをやってましたが、ほんと大好きな番組でした。 僕の中で記憶にシッカリと残っているラジオ番組のひとつで、その他で言うと、シリアポールさんのダイアトーンポップスベスト10、欽ドン、今夜もシャララ、のりのりだ~歌謡曲、土曜天国、コーセー歌謡ベスト10、ロイジェームスさんの不二家歌謡ベスト10なんかですね~ 当時、CBCのジングルで 「♪ ラジオはハッピーな友達で~す!」 って~のがありましたが、ほんとラジオが楽しかったね~。 僕が、しっかりオジサンになったからこんな話をしてるんじゃなくて、僕は若い頃からいつもこんなことばっかり言ってますね~ 何が言いたいかってゆ~と、最近のテレビもラジオもどんどん面白くなくなって来ているよ~に思うんですよ~! 特にテレビのバラエティ番組なんかは、芸人同士の楽屋話とか、ど~でもいい私生活の話とか 「もうお腹イッパイです!」って感じ! ナイナイの岡村君もカラダを壊しちゃう前までは結構頑張ってくれてた感じがしたんですが、正直最近は・・・。 「あの頃のように、もう一回・・・してくれ~!」って思いますね! だからサンマさんやタケシさんが今もトップを走り続けてらっしゃるってことはスゴイと思うんですよ~ 違った言い方をすれば、抜けれる人が出てこない!ってことなんですかね~。 若い頃に 「ひょうきん族」 を観ていた僕らには、タケシさんやサンマさんが今もトップでいてくれることはホントうれしい限りですね~。 正直、「ひょうきん族」は、もう誰にも越せないと思います! ・・・勿論、ご本人方にも・・・。


自分たちの作品を、自分たち本人が超えられないなんてことを言うと僕はいつも、70年代に 「ホテルカリフォルニア」 というバケモノ作品を作ってしまったイーグルのことを思い出しますね~♪ 今年1月にグレンフライさんが亡くなってしまいましたが、そのイーグルス本人たちも自分たちの作品がバンドを解散まで追いやる原因になるとは考えもしなかったでしょうね~♪
●ホテルカリフォルニア 1977年
ビルボード誌全米チャート1位の名曲です。 その後は79年のハートエイク・トゥナイトがチャート入り ・・・そして解散となるわけです。 僕が初めてバンドを組んだのは、そのイーグルスが解散する年でちょうど高校2年生に進級した年でした。 ある日の放課後、組んだばかりのバンドメンバー(ベース)とバンド名をいろいろ考えていたんですが、最初当時流行っていたイーグルスの 「 ロングラン 」にするつもりだったんですが・・・ 結局、NKB というバンド名に決まりました! アルファベットでカッコ良く見えるんですが、実は名古屋生まれの名古屋育ちの僕らが住んでた中村区の住民のバンドということで、「 中村区民バンド 」 になったわけであります。 勿論、現在このバンドは無く四半世紀以上活動してませんが、16歳の時このバンドを組んでいなかったら、オジサンになった今でもギターを弾いてるなんてことはなかったでしょうね~♪

【 1980年当時のギター、アンプetc. 】
フェンダーUSAからLEADⅠ(ハムバッカー搭載モデル)・LEADⅡ(シングルピックアップ搭載モデル)が発売されました。
ローズ指板仕様が130,000円・メイプル1P仕様が141,000円でした。 勿論、当時はまだ消費税は導入されていませんでしたね。 なかなか個性的なモデルでしたが人気の方はイマイチでした。 オークションでもたまに見かけますが、当時の人気同様結構お値打ちな値段で入手できますね~ ★オークション相場:8万~12万円前後
ただ年々、程度の良いモノはあまり見かけなくなってきましたので気になってる方はお値打ちな固体を発見したらゲットしといた方が良いと思いますよ~♪ このギター位の80年前後のセミビンテージでも売却する場合は購入時の金額より安くなることは少ないと思いますので・・・。 ※ショップ買取なんかの場合は話が変わりますけど。。。
最近はいろんなメーカーさんがバッテリー式のギターアンプを出されていますが、電池式ギターアンプの先駆者と言えばやはりピグノーズ(7-100R)が超有名です。 今では安いお店だとネットで8,000円前後で買うことのできるリーズナブルなアンプですが、当時は35,000円もしたんですよ~! 国産で値段の安い(15,000円前後)コピー品まで出回っていた位、当時でも電池式アンプとしては高いモデルだったんですよ~ E.クラプトンがレコーディングで使ったって~のも市場価格に影響してたかも知れませんネ~! 僕もピグノーズアンプは若い頃から愛用してまして、娘に取られてしまったモノも入れれば合計4台持ってますね~ ★ピグノーズじゃないと出せない音って~のがあるんですよ~♪ あの出力段にトランスを使った独特なドブ臭いサウンドがやっぱ大好きですね~ 基板関係は時代と共に少しずつ変化してるみたいですが、基本的な回路は昔と変わってませんね~ ローランドのJC-120同様に息の長いアンプですね~♪
※ギターマガジン「僕らのJC」リットーミュージック↑


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【 ’80年当時人気だったギターアンプは 】
ジャグボックス MJ-3 :53,500円、フェンダー・チャンプ(銀パネ):51,000円、グヤトーンFLIP-500 :49,800円、ヤマハJX-20:30,800円 僕は当時ローランドのGA-15(23,000円)ってヤツを使ってましたね~

★’80年当時、高嶺の花だった有名アンプ
フェンダー ツインリバーブ(銀パネ):275,000円、ミュージックマン 112-65モデル:182,000円

当時ギブソンのレスポール・カスタムが305,000円、スタンダードが270,000円、デラックスが250,000円、フェンダーのストラトが231,000円、テレキャスターが201,000円
考えてみると40年以上経ってもギターの値段って変わってないですね~♪
今が安いのか、当時が高過ぎたのか・・・

★ ’60年代初期モズライト(ベンチャーズ)の当時の値段が46万円って、ほんとバケモンみたいな値段ですよね~
66年モデルあたりになると当時のファーストマンのカタログにもUSAギターとして確か16万円で載ってましたね。
ファーストマンがライセンスで作っていたアベンジャーでも4万円以上、当時の大卒の初任給が2万円代でしたからエレキってホント高かったんですね~♪ 近年はギブソンだって、リーズナブルなモデルがたくさんありますから、今の若い人たちはホント幸せですね~。 ★当時モズライトを国内でライセンス生産していた Firstman の名前の由来は社長の名前:森岡一夫から取ったそうです! まぁ~これはサントリーと同じ位有名なお話ですが・・・。
mos3ts
上のモズライトは、トップページのヘッダー写真に写っている3PUPのモズライトなんです。この時はまだ塗装を剥がす前の3トーン・サンバーストでした。 ホワイトボディの3ピックアップ仕様に改造してから、もう10年以上経ちました~ 今ではホント手放せない存在ですね~♪ コイツみたいに相棒と呼べるギターがあるって~のは幸せなことだな~って今の歳になって思いますね~ YOUTUBEでもコイツで弾いてる動画結構上げてますね~♪