「テレキャスはチャキチャキした音なの?」タグアーカイブ

ストラトとテレキャスどっちを買えばいいの? ~ギター初心者講座・エレキの選び方

僕はギター仲間からよく「テレキャスのイメージありますよね」って言われます♪
確かにもう10年以上テレキャスをメインのギターとして使ってますネ~ 僕が高校生の頃、70年代後半 テレキャスターは海外有名ブランドの中でも一番安く手に入るエレキでした。とは言っても79年、高校生のお小遣いで買える金額ではありませんでしたが。。。 当時、ギブソン・レスポール・カスタム305,000円、スタンダード270,000円、デラックス250,000円、フェンダー・ストラトキャスター231,000円、テレキャスター201,000円、ちなみにジャズベースはストラトと同じ231,000円でした。
70年代、まだフェンダー・ジャパンが登場する前だった頃、ほとんどの国産楽器メーカーさんがストラト・コピーモデルを出してました。その中でもやはり本家から訴えられるクオリティーのストラトを作っていたのがトーカイ! 当時の「スパロゴ」は遠目では「フェンダー」に見えました。僕も20歳の時、トーカイのスプリンギー・サウンドを買いました♪
あれからもう30数年経ってますが、まだそのププリンギーは手元にありますよ♪ ※現在メンテナンス中
写真のネックはトーカイ製ではなく15年位前に交換したリプレイスメント・パーツでヘッド・ロゴはウォーター・スライド・デカール・シートで作りました♪
ということで僕のエレキ(6弦)人生は高校1年のストラトから始りました♪ ※中学1年の時はベースでした。
その中学生の時愛用していたバイオリンベースが昨年ギターに作り変えた写真↑のギターです♪ もう40年以上のお付き合い。
またまた話が脱線してしまいましたm(_ _)m
それでは今日の本題、エレキ初心者さんいはストラトか?テレキャスか?どっちがイイの~
ズバリ、見た目の好みで選べばいいと思いますよ~♪ もしフェンダー(本家)かスクワイアー(傘下ブランド)の中から選ぶのであれば、基本的なネックフィーリング(握り具合)は似てますからネ! ただ、昔ながらのビンテージ・タイプで選ぶ場合は少し話が変わってきます。
まず、ストラトキャスターは本体を抱えた時、自分のお腹に当たる部分がしっかり削られている(コンターカット)ので、長い時間演奏しても痛くないんですが、テレキャスターにはそのコンター加工がされていないんです。なので長時間弾いていると、ちょっと痛くなっちゃいます。ただそれもビンテージスタイルにこだわったモデルに関してであって、プレイヤーズ・シリーズ等の近年モデルはストラト同様のコンター加工が施されていることがほとんどなので抱えた際の違和感はほとんど無いと思います。
ただビンテージ・スタイルのテレキャスターはこのコンター加工がないことによって得られるサウンドのメリットが大きいとも云われています。
基本的にテレキャスはストラトと違い本体(木部)にザグリ箇所が少ないので、ストラトと比較するとよりソリッド感が前面に出るエレキなんです。さらにテレキャスのリア・ピックアップは構造上かなりワイルドで突き刺さるようなキレのあるサウンドで鳴ってくれるんです。アンプの設定によっては少しパキパキした音にもなっちゃうんですが。。。 エレキをある程度やっている人なら目を閉じていてもストラトのリアピックアップの音とテレキャスのリア音は聴き分けることが出来ると思いますネ~♪
しかしテレキャスのフロント・ピックアップ単体の音はストラトのフロントと比べると少し非力と言われることが多いんです。勿論、個体差もありますから一概には言えませんが、僕の経験で言わせて頂くと、実際その通りですね~ 現在僕が愛用している15年前に自作したテレキャスもフロント・ピックアップは何度も載せ換えましたし、パワー不足感を無くすためにピックアップ・カバーも外してあります。そのピックアップ・カバーはノイズ対策にも一役買っているパーツなので。カバーを外した際にコイル周りにアルミテープを巻いてシールド配線してあります。
ま、テレキャスターというギターはレオ・フェンダーが作った元祖エレキギターですから後継機のストラトキャスターと比べるとかなり武骨なルックスで好き嫌いがハッキリ分かれるエレキだと思います。それに正直、テレキャスはストラトのように器用なギターではありませんから手懐けるのには少し時間とコツが必要かも知れません。。。 ただ、テレキャスというギターの面白さを理解できれば、ホント手放せないエレキになると思いますヨ~♪僕はストラトも大好きなんですが、それ以上にテレキャスが好きな理由があるんです! それは、ルックスやサウンドだけではなく「メンテナンス性」の良さなんです。
僕のテレ↑はオリジナルと違いトップ・ジャックでセレクターもレスポール・タイプのトグル・スイッチにしてあります。
このコントロール・パネルこそ僕がテレキャスを好きな理由なんです。フェンダーのギターはよく工業製品と云われることがありますが、それでもエレキも楽器ですからアコギ同様定期的なメンテナンスは必須ですよね~ さらにエレキは電気パーツが使われていますからメンテナンスを怠れば、ある日突然音が出なくなるなんてこともよくある話。でもエレキの電気パーツって交換するの結構面倒なんですよね~ 特にストラトは、あの沢山あるピックガードのネジを外しさらに弦も緩めて、、、 「さ~やるか~!」って感じで気合入れないとなかなか、、、
若い頃はそれも結構楽しくて面倒って感じたことは無かったんですが、年齢と共に、、、 まず最大の敵は「老眼」
これだけは人間長く生きてると仕方がないコトですからネ♪ 今ではポットやスイッチ交換で半田づけする時には普段使っている老眼鏡より2段上のヤツにかけなおさないとダメになってしまいました。今思えば、30代の頃は一切メガネをせずに細かい配線がやれてたわけですから年は取りたくないものですね~ 雑誌に関しても今では「電子書籍」の有り難さをホント実感!って感じですね~  ディスプレイ上ならいくらでも文字を大きくできますから。。 初心者さんがボリューム・ポットスイッチをご自分で交換されることは少ないと思いますが、コツさせつかめば誰でも自分でパーツ交換できるようになりますし、自分が欲しいサウンドに仕上げることも少ないお金で実現できますから一度チャレンジしてみては。。。♪ そんな時もテレキャスはホントいいんですよ~ コントロール・パネルは2本のネジを外すだけ! 弦を緩める必要もない! パーツ交換してもすぐに音出しチェックできますから、配線が逆になっていたりしても、やり直しに大して時間がかかりませんからホント助かるんです。
ただテレキャスは先ほどお話したようにストラト↑のように器用なギターではありませんから、それなりの技量も必要になってきますが、テレキャスを使いこなせれるようになるとエレキの楽しさが倍増すると思いますよ~♪ エレキは「テレキャスに始まりテレキャスに帰る!」とよく云われますが、僕も最近その言葉の意味がよく解って来ました。フェンダーのCMで野村のヨッちゃんも同じこと言ってました♪ 僕の周りでも最近増えましたよ、テレキャス弾きが。。。
2005年自作↑アルダー・ボディ、メイプル1Pネック

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