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近年のラジカセやカセットデッキの性能♪ ~若い人もデジタル音源とナナログ音源の違いに気が付いた

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少し前に当ブログで「カセットデッキ」について少しお話させてもらったんですが、その後いろんな方からご質問やメールを頂きました♪ その中で多かった質問が、、、「最近、出ているラジカセを買おうと思ってるんだけど、性能はどうなのか?」
まぁ、こんな感じの内容ですね~ それも僕と同年代の方がほとんどですね♪ 若い頃、僕らと同じ様にFMエアチェックしてた世代ですね~ つまりアナログ音源の良さをある程度知っている人ということです。
まずは↑このTEAC(ティアック)のCDプレイヤー付カセットデッキに関する質問でした。内容の割りにお値段が安いので、気になるのも何か解ります! 細かいコトをいろいろ説明してもしょうがないので今回はズバリ単刀直入に、、、
70年代~80年代当時、オーディオメーカーが5万~8万円位で売っていたカセットデッキと比べて性能的にはどうなのか? 答えは、「大学生と幼稚園児」って言えば判り易いでしょう! 勿論、70~80年代のデッキが大学生ですよ~♪
カセットデッキを当時から作り続けているティアックさんはホントすごい!って思います。 しかし現在売られているカセットデッキはいろんな意味で「時世にそぐった商品」だと思います。ハッキリ言わせて頂くと、オーディオ好きの人をターゲットにしたカセットデッキではないんです。取り敢えずCDもカセットも聴きたいけど、ラジカセじゃ~嫌だ!みたいな人♪ 若い頃、録り溜めたカセットテープを聴きたい!みたいな、、、
つまり、あくまでも再生がメインの方、それも当時の音源(録音内容)への懐かしさを重要視される人向けとでも言いましょうか~、、 まずCDプレーヤー部に関しては、細かいコトを気なしないなら普通に使えるレベルです。デジタル音源ですから、つなぐアンプやヘッドフォン等の性能に依存しますからネ。
問題はカセットデッキ部の性能ですね~ カセットデッキで一番重要になるのが「ワウフラッター」、カンタンに言うなら機械の駆動部分の性能がもろ出る「回転ムラ・音の揺れ」のことです。80年代当時のカセットデッキのワウフラッターは平均0.05%前後って感じ。これはテープを引っ張るキャプスタンっていう金属の軸などの駆動系がモーターでダイレクトに回るタイプの数値ですね~ 一般的な普及機はほとんどベルトを介して各回転軸が回る構造になってますから、0.05%っていう数値はなかなか出せないレベルですね~ もし、カセットデッキでカタログ上のワウフラッターが0.1%以上で記載されていたら、当時のオーディオ好きはその機種を見向きもしないでしょうネ! まず、このコトをアタマに入れておいて下さい♪
で、このティアック AD-850のワウフラッターは、仕様表に0.25%(W.RMS)と記載されています。僕はこれを見た時、ティアックは正直な会社なんだな~!って正直思いました。 この0.25%という数値はたぶん70年代当時の普及価格帯ラジカセより悪いんじゃないかと思います。じゃ~全然使えないの?って思われるかもしれませんが、決してそんなコトはありませんよ♪
このワウフラッター、一般的なポップスやロックなどを普通に聴く程度なら極端に気になるものでもないんですが、例えばビートルズのサージェント・ペパーズ、、に収録されている「ア・デイ・イン・ザ・ライフ」のエンディングのピアノが減衰していく後半になると気になってくるでしょうネ~ それも意識して「音の揺れ」を探す場合ね♪ しかし僕の様に楽器をやっている人は、普段から「耳コピ」で楽器の音を追うクセがついているので、0.25%のデッキだと正直ツライかな~ とはいっても耳コピする時にカセット音源は使わないと思いますが。。。
このAD-850、勿論近年の廉価モデルですからテープヒスノイズを低減させるノイズリダクション(当時のドルビーNR)なんかは搭載されていませんが、S/N比は59dBとメチャメチャ悪いというレベルではないですし、周波数特性についてはノーマルテープ(120μs)で50~12,000Hzですから価格から考えればギリギリ合格って感じですね~
ちなみに僕が20代の頃愛用していたのもティアックで、C3っていうモデルでした。ワウフラッターは確か0.05%、S/N比が58dbでドルビー使用で10%向上、周波数特性がノーマルテープで20~16,000Hzでしたね~ 当時、社会人になって初めてのボーナスで買ったデッキだったので思い入れがありましたからよく憶えているんです。値段は10万円前後だったと思います。僕の友人は、ちょっと高いdbx搭載のC3Xっていうモデルでした。

まぁ~とにかくTEACといえば僕らオジサン世代にとっては、一流オーディオメーカーさんなんです。ということで、確かに仕様表上の数値は昭和のオーディオブーム時代の機器と比べちゃうと「ん~」って感じなんですが、実際使ってみると問題ないレベルなのでおススメはしてます。ただそれも、カセットテープ音源にレトロ感とかノスタルジーを求めている人にはいいんじゃないかと次元でのお話です♪ 若い頃オーディオマニアだった人が昔を懐かしむつもりで買うと少しガッカリしちゃうかもしれません!ただアナログレコードの音源なんかをテープに録音した場合、USBメモリにデジタル化で記録した音源より中低域のパンチ(音圧感)はかなりありますから、アナログ音源の気持ちよさはシッカリ体感できると思いますよ~
僕は普段、カセットテープの音源を楽しむ時はこの↑ソニーのラジカセ(70年代)で聴いてますが、改めてアナログ・レコードの音源をカセットテープに録音する時はカセットデッキ↓の方を使ってます♪ ↓ビクター TD-V707(80年代)
カセットテープって、どうしてもエンコード、つまり録音する時にマシンの性能が一番出ちゃうんです。デコード(再生)は、冒頭で少しお話しましたがつなぐ機器で大きく変わります、、、つまり、ある程度変えられますからネ♪ とにかく記憶させる時の機器やメディアが重要なんです。
僕の母親も普段ラジカセで演歌聴いてますけど、その母親用にテープを作る時もやはりデッキの方で録音しますからネ! 小さなラジカセで聴いてても、やはりラジカセで録った音とデッキで録った音の違いは判るようです♪ 一応、ラジカセとデッキで同じ内容のテープを作って試してみたんです。母はズバリ「全然違うね~、、、」って。。。 違いが判ったので、本人はかなり嬉しそうでした(笑)
年齢的なものもあって母は片耳の聴力が少し悪いのでモノラルラジカセの方がいいんですよ~ 僕も個人的にラジカセはモノラルの方が好きなんです。
さっきのソニーCF-9000も勿論モノラルですし、高校の3年間メインで使ってたのもソニーのスタジオ1980MK5でした。その時のカセットデッキはソニーのデンスケTC-3000SDでした♪ フェライト&フェライトヘッドで、多少パーマロイやセンアロイより硬質なサウンドでしたが、今でもデンスケは良いデッキだったと思いますね~ モニター用のモノラルスピーカーが搭載されてたのもホント重宝しましたね~ ラジカセのお話になったのでついでに、、、 これ↓は以前にもご紹介した80年代のサンヨーU4の外観をコピーしたような中国製ラジカセ
SANSUIのSCR-B2、サンスイといっても当時のオーディオブランドのサンスイじゃないですよ~♪ 僕はコイツをスマホのブルートゥース・スピーカー代わりに使ってるんですが、日曜大工とか車イジリの時なんかにBGMとして使うにはホントいいんですよ~ 僕の仲間も結構買ったヤツが多いんですが、正直コイツにいろんなコトを求めてもダメなんです。勿論、USB・SDカード・ブルートゥース搭載ですから超ベンリですよ~ さらにカセットですから! しかしそのカセットも昔録り溜めたものを聴くには何の問題もありませんよ♪ でもコイツを録音用に使うなんてことはムリなんです。ラジカセですから勿論ちゃんと音は録れますよ! っていうか、取り敢えずは録れます!って感じの音です。はいズバリ、めちゃ酷い音です! ご購入の際は「再生専用機」と考えた方がいいと思います。なんたって6千円台でこの高機能ですから、、、 そう高機能です。高性能じゃないんです♪(笑)
※録音:直流バイアス方式 / 消去:永久磁石
近年のラジカセはほとんど録音に直流バイアス方式を採用しています。製造コスト重視の現代では仕方がないのかもしれませんが構造が複雑になる昔ながらの交流バイアスと比較した場合、その音の違いは間違いなく誰でも判るレベルで差があります。
例えるなら「レコードの音 VS 受信状態が悪いAMラジオ放送の音」とでも言いましょうか。。。 ダイナミックレンジ、つまり音の抑揚・音圧感が「月とすっぽん!」
直流バイアス方式のラジカセで録音した音楽をヘッドフォンで聴くのは、かなりツライと思います。
音揺れ(ワウフラッター)に関しても現代のデッキやラジカセは70年代オーディオブーム時代の製品と比べると10倍前後(数値上)音の不安定感がありピアノ演奏がメインの楽曲を聴かれる方には正直、、、かもしれません。※個人差はあると思います。


★カセットテープの性能を引き出すデッキの裏ワザ調整法
・・・・・・・2023年4月27日投稿記事

★カセットテープのお話↓(第2ブログ)

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★第2ブログ(2019年4月8日UP記事)初級ギター講座

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