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ギターを長期間放置すると、、♪ ~チューニングが合い難くなる!【初級ギター講座】

あなたは、エレキ派?それともアコギ派?
普段の保管はスタンド? 壁掛け? それともハードケース?
弦は何ゲージを張ってます? ケースはギグバッグ?、、、
こんな感じでギターも人によっていろんなパターンがありますよね~♪ ちなみに僕は一部を除いてほとんどのギターを壁掛けして保管しています。 わが家はボロの持ち家なのでギターハンガーを取り付けるために部屋の壁は穴だらけになってます。模様替えの度にギターの位置を変えたくなっちゃうんです。
と、いうことで今日はギターの保管状態がギター本体に及ぼす影響についてのお話です♪
まずギターの話でよく話題になるのが「ネックの反り」
「張る弦の太さ」や「ネックの材質」、「保管状態」ネックが反る要因にもいろいろありますよね! その中でも意外に軽視されがちなのが「ギターの保管状態」、つまり普段どうやってギターを置いているか?っていうことです。たぶんスタンドに立て掛けている方が多いんじゃないでしょうか? 勿論、スタンド掛けしておくことはゼンゼンOK!だと思います。ただ、ラッカー塗装の場合はスタンドのラバー部分に長期間接触させておくとギター本体の塗装が化学反応を起こし溶け出すこともあるのでご注意ください。ニトロセルロース・ラッカーの場合、早いと1日でネックの塗装面に気になるレベルの曇りが発生することもあるんです。あとはハードケース収納の場合も内張のケバケバがくっついてしまうこともあります。 じゃ~どうすりゃ~いいの?ってことですよネ~♪ ズバリ、単刀直入に言いますとギターにとっては壁掛けしておくことが一番良いとされているようです。 これは単に先ほどお話した塗装の溶けだけの問題ではなく、ネックの反りにも大きく影響するからなんです。
壁にぶら下げておくと全重量がヘッド部分に集中するようで、ネックに負担がかかるような気がしますよね~
しかし元々ギターのネックには弦を張っているだけで約70Kg前後の張力がかかっているんですよ♪ そのテンションにシッカリ耐えているわけですからネックってすごく我慢強いんですよ~ ギター本体の重量、ストラトなら3.5kg前後、レスポールでも4kgちょいでしょ、弦のテンションに比べれば大したことないんですよ~ 勿論、これは数字上だけのお話ですから絶対ということではありませんよ♪ しかし本体を壁にぶら下げるということは、弦の張力でネックが反ろうとする力を制御する方向に力が働くと考えられませんか? 実際、僕がギターを壁にかけるようになってから四半世紀以上になりますが、スタンドに立て掛けていた頃のようにネックに反りを起こすことは減りましたからネ♪ って、いうかフェンダー系のメイプルネックに至ってはもう何年も反ったことは無いんです。
ギブソン系のマホガニーネックやアコギでは壁掛けしていても時々反りが出るものはありますけどネ。
ネックが反ってしまうと単純に弾き難くなるだけでなく、チューニングも合わせ難くなってしまうんです! ネックが反る原因にはいろいろありますが、一番多いパターンが長期間弾かずの「放置プレイ!」、それも弦は張りっぱなしで!! 弦の張りっぱなしについては大したことではないんですよ~ 元々ギターのネックは弦の張力に耐えれるように作られているわけですから。ただ弾かずに長期間同じ状態が続くとなると話は変わってきます。
今回ヘッダー画像にも書いてありますが「ギターは生き物!?」そうギターって「木」で出来ているんです。※例外もあり
家の「柱」だって伸縮による割れを防ぐために予め中央部分に切り込みを入れてあるんですよ~ 家は「春夏秋冬」何度も厚さ寒さに耐えてくれてるわけですから。。。
ギターも同じく弦のテンションだけでなく、夏の暑さや冬の寒さにちゃんと耐えてくれてるんです。なのでフェンダー系ギターのようなデタッチャブルネックはボディとの接合部に微妙なズレを起こすこともあるんです。ジョイントスクリューの締め方にもよりますが。 レスポールのようなセットネックの場合はズレの代わりにネジレを起こす原因にもなるんです。勿論これは絶対ということではなく、あくまでもネックトラブルを起こす要因にも成り得るというお話ですぞ♪
僕は知り合いのギターメンテナンスなんかも時々やってあげるんですが、初心者さんで「何度やってもチューニングが合わない!」から直して!って持ってくる方がたまにいます。ほとんどが長期間の放置プレイ状態だったギター♪
先ほどお話したようにデタッチャブルネック仕様↑のギターはどうしてもボディとの接合部分でズレやキシミが発生しやすくチューニングにも影響を及ぼすことがあるんです。勿論、普段よく弾いているようなギターであればデタッチャブルネックであっても大して気にするレベルのお話ではないですよ♪
演奏中にヘッドをどこかにぶつけたりした場合はズレを起こしちゃうことはありますがネ! で、話を戻しますが
持ち込まれたチューニングが合わないギターのほとんどは、
①弦が古いものや錆が発生しているもの
②ペグの取り付けネジが緩んでいる
③ネックの接合部のガタ(木材の瘦せによるもの)
④ネックの反り(単純な軽い順反りからネジレまで)
⑤ナットやサドルなど弦接触部分の汚れ
・・・以上のチェックでほとんどのギターが元通りになる場合が多いんですが、ボディ材にもよりますが、たまにネック接合部だけではなくボディ側に問題がある場合もあるんです。
特にバスウッドなどの柔らかいボディは長期間の放置でパーツ取り付け部分に微妙なズレが出ることもあるんです。バスウッドボディのベースで、ブリッジが弦のテンションに負けて浮き上がってしまった個体も見たことがあります。
基本的にギターは弦を張りっぱなしでもまったく問題ないんですが、長期間弾かなくなることが分かっている場合は弦を少し緩めておくことが大事だと思います。といってもダラダラに緩める必要はありませんよ~♪
長期間使ってなかったギターはチューニングが合い難いものだと思った方がいい! イライラする前にまず新品の弦に張り替えることをおススメします♪ その際、ネックの微妙な反りやネジレをリセットする意味で4-3弦の中央弦から張った方が良い結果になることが多いです。勿論、弦を張る前に指版やフレットをクリーナーで磨くことをお忘れなく!
ペグのネジ緩みのチェックも必ずやってくださいネ♪

★次回はTSオーバードライブの選び方と違いについてお話しする予定です。よかったらまた寄ってくださいネ~♪


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