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レリック~ビンテージ♪ ~自分にとってのオールドギターを考える!

飽き性の僕が中学生の頃から数十年やってるギター♪ 始めた当時、指は痛いはギターはボロいわ、、、と、ネックの反り返った古いアコギのせいにばかりしていましたネ~ 確かにネックの反り具合は今想っても尋常じゃなかったですね~(笑)
おかげで新しいギターを手に入れた時「なんや~これ、超弾き易いがや~♪」って感じでした。
そんな僕がこの40年間に入手したギターは100本どころの騒ぎじゃぁ~ありませんよ~ まぁ~ギターを長年やっておられるかたならみんなそうだと思いますが、、 しかし現在手元にあるギターは20本ちょい! 当たり前ですよね~ 新しいヤツを買うための軍資金にと売却したり、知り合いにあげたり、、と何らかの理由で旅立って行ったわけです♪
勿論、この安物のバイオリンベース↑のように中学の時から一緒のヤツもいますが。。 みなさんも長年愛用してる楽器ってあるでしょ? 入手したギターなんかを「今度の相棒、、」って紹介されてるブログをよく目にさせてもらうことがありますが、長年ギターをやってるとホントの意味での「相棒」って、どれだけ一緒の時間を過ごしたり、いろんな現場(ステージ)を共にしたりしたかだと思うんです♪ 勿論、長年の間には頻繁にパーツ交換したり改造しまっくったギターもありましたが、そんでも「何か、コイツず~っと居るよな~、、」って~ギターもあるんですよネ♪ 特に高価なモデルとかプレミアがど~のこ~のっていうモノでもないんですが。。。
最近、当ブログでもちょくちょく登場しているこの黒いストラト、前回にもお話しましたが結構付き合いは長いんです♪ 入手した当時はこんな感じ↓で使ってたんです。
元はイエローが強めの63年仕様♪ それを敢えてブラックのピックアップカバーやノブに交換し70年代テイストをプラスしてたんです。さらにネックは当時流行っていたクラプトンのブラッキー・レプリカギターの超トライアングルネックを載せてたんです。90年代前半、いろんなギターメーカーさんが「Blackie仕様」のストラトを出してたんです。僕のはSTはクラプトンのブラッキーの塗装の剥がれまでも忠実に再現したバッカスの12万円位のヤツだったんです。でも当時なんか気に入らなかったんでしょうね~ 短期間で塗装を剥がしボディだけ売却したんです。で、ネックだけ残してたんです♪ で、十数年前トップだけブラックにオーバーラッカーして現在の状態になったんです。
勿論、フェンダー・カスタムショップ製の高価なレリックモデルも大好きですし余裕があれば欲しとは思いますが、、
それでも、もし手に出来たとしても自分との間に歴史は無いわけですもんね~ とは言っても入手してから歴史を作っていけばいいわけですが、、♪ しかし、ここで大事なのことがあるんです! 現時点ですでに半世紀以上生きている僕にとってこれから一緒に歴史を作っていくギターってモノは、、、
30代、40代の頃はこんなこと考えたことも無かったんですが♪ 自分が経験してきた過去は、いくらお金を出しても買えませんからネ!
このブリッジ↑のクスミやサビ、スタットスクリューのネジ潰れも僕にとっては大事な「歴史」なんですよね~♪
このアームキャップの割れ↓も。。
ペグのクスミ↓も。。。
で、今日は何が言いたいのか?って、、
つまり僕もオジサンになった今でも新しいギター(新品・中古問わず)をちょくちょく買いますし、使わなくなったギターを売却したりもするんですが、このブラック・ストラトや長年愛用してるモズライト↓のように
たぶんこの先も「ず~っと居るんだろ~な~」っていう楽器があると年を取った時、きっと楽しいと思うんです♪
だから自分の中での定番ギターを早く見つけられるといいんじゃないかと、、、
そんなギターを「見つける?」、「作る?」のは意外に難しいコトでもないんですよね~ 勿論、ギターは弾いてナンボの楽器ではありますがルックスは大事ですよね~ でも、その逆でいくらルックスが良いギターでも弾き難かったら嫌になってくるでしょ~ 僕の経験から言わせて頂くとギターは「ルックス」から先に嫌いになるモノより「弾き難い」からルックスも徐々に嫌いになってくるモノの方が多いんじゃないかと思うんです。勿論、「嫌いになる」っていうのはモデルそのものを嫌いになるって~ことでは無いですよ♪ 例えば、「サンバースト具合がイマイチ?」とか「ローズ指板よりメイプル1Pがいい!」、「何か重い!」ってな感じでケチをつけ出すと人は「手放すための理由」をどんどん出してくるんですよね~
でもギターは楽器ですからネ♪ そのギターの弾き易さを一番左右するのが弦高やネックだと思うんです。勿論、仕込み角度なんかも重要ですよ~ 僕のブラックストラトは今まで何本のネックに載せ換えて来たか憶えてない位ですからネ♪ そう、弾き易くするためにですよ! 写真↑のように現在は180Rのビンテージカーブ・ネックをはめてありますが、実はこのボディには長年300Rのネックを載せてたんです。やっぱ指板はフラットに近い方がいろいろやり易い奏法が多いですからネ~
でも最近はちょっとだけ弾き難さのあるRのキツいネックが好きになってきたんです♪人間ってオモシロいもので「弾き難い」って思っても好きになると弾き方でなんとかカバーするんですよね~ 勿論、程度にもよりますから完全にアウトの場合は手離しますよ!
弦高に関しては人それぞれ好みはあると思いますが、僕のストラトはかなり低めに調整↑してあるんです。でも、おかげさまでまったくビビらないんです♪ 「この高い弦高はないでしょ~」みたいなストラトを使ってる人たまにいますよネ~ 好きでそうしてるのかと思って訊いてみると「そう弾き難いんだわ~コレ」みたいな感じの方が結構多いんです。今まで何本のストラトを調整してあげたか判らないですよ~
そんな僕も最近は「気を抜くと時々弦落ちする!」みたいな180R指板を楽しんでる自分がいるんです♪
シンクロトレモロのスプリングひとつとっても5本掛けより絶対3本掛けの方がアーミングもスムーズですから。。 でも僕は敢えて5本掛けしてるんです♪ このスプリングカバーに貼ってある「イージーライダー」のステッカーもかなり古いモノなんです。
★ちなみに「EASY RIDER」は1969年、ピーター・ホンダ、デニス・ホッパー、ジャック・ニコルソン主演のアメリカ映画です。日本では1970年に公開されました。シンプルで解り易いストーリーですが、違法ドラッグや差別 など今だから若い方には観てもらいたい映画ですね~ 映画を観たことがない人でも劇中で使われている曲はゼッタイ知ってると思いますよ~

♪ワイルドでいこう! (ステッペンウルフ)1967~

まぁ~いろいろくだらない話をさせてもらいましたが、みなさんも早く自分だけの1本に出逢えるとイイですね~♪


ギターDIY目次~レリック加工(当サイト内)


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