画像

エレキの接触不良は意外にケーブルのプラグが多い!     【初級エレキ講座】パーツ編

ギター、特にエレキは楽器といっても立派な工業製品! 自然素材であるボディやネック以外のパーツは金属や樹脂で作られています。樹脂、つまりプラスチックで出来ている部分の劣化は結構見た目で判断が出来ますよね~ しかし金属部分って見た目のクスミや錆ぐらいで気にしなければ大したトラブルにはならない!って思ってるでしょ!? 確かにそうなんですよね~ ブリッジ等、弦が接触する箇所以外は古くなっても結構イケちゃいますからネ~ しかし! そんなエレキでも2、3年で突然音が出なくなるなんて~トラブルが結構多いんですよ~
ボリューム等のコントロール関係はダメになる前にガリが発生することがほとんどで急に使えなくなっちゃうなんてことは少ないんです。勿論、例外もありますよ~
★丈夫さならやっぱボリュームポットは→「CTS」
僕は今まで知り合いに頼まれて数多くのギターを調整修理して来ましたが、結構多いのが「単純なシールド不良!」、シールドといっても内部配線じゃなくて、ギターのジャックやアンプに刺すアレ! そう両端にプラグが付いた普通のケーブルですよ~
これ↑は有名ギターメーカーF社のギター用シールドのプラグ部分♪ この2つのプラグを見てどちらが不良か判ります?
答えは左側の純正プラグの方。右は不良発生後に僕が交換したスイッチクラフト製のプラグ。右を交換して半年で左側のプラグもダメになりました。これ、よく見ないと判らないんですが、シャフトが微妙に変形しちゃってるんです。それが原因でジャックとの接触不良が発生し音が途切れようになったんです。実はこの現象って結構多いんですよ~ 接触不良が起きた時、ほとんどの方がジャックを疑いますよね~ 確かにプラグよりジャックがダメになる方が早いんですがネ♪
まぁ、ギターシールドも特別なモノでない限りそんなにお高いものではありませんから早目の交換をおススメします。判断基準としてはプラグの変形が発生していなくても、3~5年位で交換した方が良いですね~ ギターシールドって結構太いんですが中の「線」ってメチャ劣化が早いんですよ~ 3m程度のシールドだと判り難いかもしれませんが、5~10mのモノは劣化してるとホントよく判ります。バッファー経由だとなかなか判断し難いんですが、アンプにダイレクトでつなぐとダメになったシールドは音が曇るんですよ~ そう音ヌケがめちゃ悪くなるんです。そんな曇った音に合わせてエフェクターやアンプを設定してる人が結構多いんですよ~ 僕の知り合いでライブ前日に新品のシールドに買い替えてリハーサルで音が急激に変わって焦ってたヤツがいましたよ♪
もし「最近なんか音が悪くなったな~」って思った人は機材を疑う前にまずシールドをチェックしてみてください!! 超リーズナブルな出費でサウンドを激変させることができるかもしれませんよ~ ★ただ音が少し曇るシールドも使うギターによってはその劣化したシールドがフィルター的な役割をして良い効果が得られるコトもあるんです。勿論、プラグが変形している場合は使わない方がイイに決まってますがネ♪ エレキってそこが面白いトコロでもあって、特に高価なビンテージギター♪ 50年代、60年代のビンテージのほとんど内部シールドやピックアップのマグネットはやられてますからネ~ しかしその劣化があのサウンドを生み出しているわけですからね~ 新しいモノが必ずしもベストとは限らない特別な例かもしれませんね~

ストラト・ピックアップセレクター定番のCRL
・・・耐久性を重視するなら迷わずCRLだと思いますネ♪
ストラトのパーツで一番初期不良が多いのがこのセレクター! 正直1,000円前後で売られているセレクターには絶対手を出さない方がいいですね~ ライブで焦りたくないなら。。。


■国産とは比べ物にならない耐久性 スイッチクラフトジャック
■エフェクター改造に最適なボックスジャック
■内部配線 / クロスワイヤー(ビンテージタイプ)
■ストラト用スチール製イナーシャブロック
エフェクターに最適なLED ・・・BOSSは3mm

※上記各リンクはamazonアソシエイトプログラムです。
ご注文とギターパーツ交換は個人責任でお願い致します。


シールドが劣化していたりエフェクターを複数台つないだとしても音ヌケを良くしてくれるのがバッファーなんですよ♪
上の画像↑は僕が愛用しているMXRのマイクロアンプM133ですが、GAINツマミ1つのだけのシンプルなプリアンプでコイツにもしっかりバッファー機能が内蔵されているんです。
★バッファーとは、本来ノイズを拾いやすいエレキの出力(ハイインピーダンス)を外からの影響を受け難いローインピーダンスに変換してくれるものなんです。このマイクロアンプ、多少ノイズが発生しているギターやシールドをつないだとしてもONするだけでビックリするくらいノイズが減って音ヌケも良くなるんです。さらに中域に微妙なパンチ感が足されるのでかなり弾き易くもなるんです。まぁ、目立った存在ではありませんが、ギタリストなら必須のアイテムですね~ 最近は真空管を使ったバッファーがかなり人気ありますネ♪


★真空管バッファー Beyond↑
【amazon 参考リンク】


MXRディストーションプラス改造(2020年5月10日)
MXR Distortion+ は音量が下がる(2020年5月2日)
アコギ用マグネットピックアップ(2020年4月27日)
ウイルスの恐怖(2020年4月21日投稿)


↓MXRディストーション+改造サウンド動画♪



▼今は電子書籍の時代、月980円で読み放題↓kindol unlimited

老眼でもデジタル本なら超ベンリ! 月に何冊も本を買ってる人にはおススメですね~

今や読書はデジタルが当たり前! 読み終わった本の片付けや処分も必要なし! どうしても手元に置いておきたい本だけ今まで通りの「紙の本」を買えばいいんです!
本を整理できると部屋が広く使えますからネ~ 


———- スポンサーリンク ———-
★真空管を使ったバッファー↓

元祖でディストーションMXR


BJFは多くのギタリストユーチューバーさんが
使われていますネ ソリッドで真空管サウンド

※上記の商品リンクはアマゾンアソシエイトを使用してます。

————————————————-

————————————————-