そして起業!

僕が起業したのは37歳の時なんですが、今思えば年齢的にはギリギリだったのかなぁ~って・・・。 当時は気力も体力も今とは 「 月とスッポン 」 でしたし、そのパワーは年をとっても続くものだと当時は疑いもしませんでした。 勿論、53歳になった今でも同年代のヤツよりはパワフルにやっているつもりではいるんですが・・・。 じゃぁ、今まったく新しいことを始める気力はあるかと訊かれたら・・・ 答えは 「No!」 でしょうね~♪ 体力的な問題も勿論ですが、決定的に違うことは 娘も数年前に結婚してとっくに手を離れていますし、何より僕は31歳の時にバツイチになってから再婚していないので、古い言い方ですが 「誰かを食べさせる!」 ってゆ~意識は今では全く無くなっていることが大きいでしょうね~! なんて、カッコいいこと言ってますが、実際のとこは単に 「気力」 の問題だけです。 昨日もお話しましたが、僕は一部上場企業に運良く就職でき約19年間お世話になったわけですが、その会社を辞める時も特に未練はありませんでした。 確かに当時、同年代のヤツより年収はかなり多かったんですが、精神的なプレッシャーはハンパ無いものでした! もともと大きい会社を選んだ理由は 「 自分が辞めるまで絶対潰れないであろう!」と思ったからなんです。 それは、誰でもみんな同じだと思うかもしれませんが、僕はちょっと違いまして、最初から数年で会社は辞めるつもりだったんです。 なぜなら、僕は単純に自分の会社を作りたかったんです!  「 鶏口牛後 」 って言う言葉があるんですが、牛のオシリじゃなくて鶏の口ばしになれ! つまり、大きな組織の末端でいるより、小くてもいいから組織のトップを目差せ!ってことですよ!! この感覚が僕に宿ったのは、学生時代に観ていた70年代の青春ドラマ 「 俺たちの旅 」 の影響が大であります。 ・・・と、言うよりホントそれだけです! 僕は、単純に カースケになりたかった、オメダになりたかった、グズ六になりたかった、ワカメになりたかった、ただそれだけで起業しました。  で、30代後半になり ウインドウズ98が発表されPCがより身近なものになり始めた頃、僕もそれまで全く興味がなかったパソコンの世界に足を踏み入れることになったわけです。 当時、僕は会社でもトップクラスにパソコンが使えない人間で書類関係は全て同じ課の女性に頼んでいました。 で、ある時 大嫌いな課長に 「○○君、これからの時代パソコンぐらい使えないと置いてかれるぞ!」 って、言われたんです。それもイヤらしい言い方で! その時、僕の頭の中の配線の一部に過電流が走りました! 「アンタだけには言われたくない!」って、心の中で叫びました。 そして、その時とっさに 「ですね~大丈夫です課長、今月パソコン買う予定なんで・・・」 って、口から出ちゃってました~♪ 結局、言った通りNECのパソコンを買いました、当時乗ってたバイク(ホンダ・スティード)を手放して。。。 そして、それから僕は自分に誓いました! この会社の中で一番パソコンに詳しい人間になってやる!って・・・ つづく

 

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